第二十話 空間・仕様・天気
祝20話突破!
日が暮れて帰ろうとする頃にはゴブリンの討伐数が100匹近くになっていた。
もう50を超えたところからは数えていない。
え?なんでそんなに持てたかって?
途中までは手でもってきていたんだけど、途中で絶対抱えきれない量になったところで、
Tips:空間魔法は荷物を運ぶのに最適です。
とのTipsさんの声が。
俺のその時の顔はたぶん(´・ω・`)になっていたと思う。
そんな便利なことが出来るなら最初から教えろよと思いつつその現象を想像した。元となったイメージは某青狸所持異次元なポケットだった。なんだか微妙な気持ちになったのでそれををゴブリンにぶつけているとこんな時間になってしまった。
……こんなに狩ったら絶対注目浴びるだろうなぁ……。
憂鬱になりながらも街への帰路につくのだった。
「エルマさん、お帰りなさいませ。」
街へ帰ってまずはギルドに行き今日の依頼の報酬を受け取る。
「では、討伐したモンスターを見せて下さい……?あの、モンスターはどこに……?」
フィールェさんにそこまで言われて空間魔法の中に収納していたのを思い出した。
俺がゴブリンの死体を取り出すと、フィールェさんは引きつった笑みを浮かべながら固まった。
「…………。」
「…………。」
「……えっと、フィールェさん?」
「……っは!はい!すみません!」
「これっていくらくらいになるんですかね?」
フリーズしていたフィールェさんを再起動させ、俺は金額を問うた。
「……ここまでの量になると、今すぐにとは……。」
まぁ予測範囲の答えだ。まぁ一瞬でこの量のゴブリンを数え切れたらそりゃ人じゃねえわ。
あ、人じゃないのは俺か。
自虐ネタに走って軽く落ち込んでいると、
「と……とりあえず今回の件で少しギルドの仕様が変わるかもしれませんね……。」
ギルドの仕様まで変えてしまうとの事。
詳しく聞くとどうやら前から検討されていたカードに記憶させるシステムを実装させるという話らしい。
仕様が変更されるまで狩りまくるなよ俺とか思いつつ、まぁゴブリンは何体倒しても全く問題ないから戦闘慣れにはもってこいなんだよなとも思った。
「とりあえずまた本日の分の報酬も前回と同じく後日受け取りということで……。」
俺はそれに了承しまた来ることを告げギルドを後にした。
外はすっかり暗くなっており、綺麗な満月が闇を照らしている。
こんだけ晴れてりゃ明日もいい天気……かな?
なんだか体の調子が悪い気もするんだが……まぁこの体だし風邪はひかないだろう。
前世で急激な気圧の変化があると体調を崩す人がいるっていうのを聞いたことがあるんだけどひょっとしてそれかな?
まぁそんなことも宿へと帰るべく歩いているうちに忘れてしまったのだった。
ちなみに書いているときは雨降ってましたw
皆様も季節の変わり目は体調管理を怠らないようにお気を付け下さい。
※ちなみに私は風邪気味ですw
誤字脱字報告、ご意見ご感想等なんでもお待ちしております。




