二十六章 旅の道中で…
すいません。遅れました。
ブックマーク追加ありがとございます。
「ヴァル、お土産。たのんだぞー!!」
アクル達が手を振ってくる。それに応じて手を振り返す。
「ヴァルさんは、命に替えても私が守りますっ!!」
さくらが手を振りながらそう言ったが、それは私が言いたかったことだった。さくらに何かあったらみんなに合わせる顔がない
「では、行ってきますね」
私とさくらは森の外へと歩いていく。
◇◇◇◇◇
「わぁ~!」
森を抜けるとそこには壮大な草原が、ひろがっていた。所々に綺麗な花が咲いている。
「森の外行くの初めてです!!こんな、すごかったなんて…。お母がね、外はゲタモノしかいないから行っては駄目って行ってたの。だから、これまで行かなかったけど。ヴァルさんと、一緒ならケダモノなんて怖くない。あ、ヴァルさんなら襲われてもいいよ?」
「襲いませんよ」
「ええ~…」
ええー、と言われても女の子同士だし…。そんことをしていて他の人に見られたら恥ずかしいし。そんなことをしている場合じゃない。
「ん?あっちに知らない匂いがするー!」
「どんな匂いですか?」
「臭い匂いが沢山…。ん、んん!?女の子の匂いがするー!」
匂いで性別までわかるのかと感嘆しながらさくらについていくことにした。
【駆け出し冒険者達】
「ぐっ。エイカ大丈夫!?」
「ケミスが守ってくらるから大丈夫だけど…。魔力が無くなってきたわ…。多分次で最後かも」
私達は今、ゴブリンと交戦中だ。元々は、この草原に生えている薬草を取りに来ていた。探していると、高い草に隠れていたゴブリンに襲われた。
ゴブリンは、熟練冒険者が狩っているモンスターだ。私達駆け出し冒険者が相手にしてはいけない。知性があり、いつでも集団で動いている。こうやってどこかに隠れて冒険者を襲う。数で冒険者を押し、男は殺され女は死ぬまで、孕まされ続けてゴブリンの子供を産む。
エイカの魔法で粘っていたが、その魔法も次で最後。ゴブリンは、次から次へとわらわらと湧いてくるかのように出てくる。絶望的な状況下だ。
「エイカ、魔法で土煙上げて!」
「えっ?でも…」
「いいから!!」
「わかった。〝土よ巻き上がれ〟」
エイカが渋々魔法を使った。地面の土が舞い上がり視界が悪くなる。
「(エイカ今のうちに逃げるよ!!)」
「(わかったわ!!)」
私達は、ゴブリンが居た方向の反対側に逃げることにした。エイスの魔法はすぐ切れて、ゴブリンに見つかった。だか、こんなに離れていれば追い付けないは……
ヒュン
「ぐっ!?」
「ケミス大丈夫!?」
私の肩に矢が刺さっていた。これは、ゴブリンに弓使いがいるのだろうか。矢を抜こうとしたが傷口が熱い。頭の中が変になっていく。
「ひゃぁん?!」
矢が傷口に擦れる度、変な声を上げてしまう。なんか、キュンキュン してきた。
「これって、媚薬!!」
「ふぇ?」
ゴブリンは、弓になんつーもんを塗っているんだ。と、言いたかったが口がうまく回らない。そうしているうちに、ゴブリン共がすぐそこまで迫っていた。
「えいカ~…。わらし、のことはいいからぁ!」
「駄目!!ケミスを置いてなんてイヤっ。」
エイカが、杖を武器にし立ち向かった。近づいてくるゴブリン共に振り回していたが、彼女は魔法使い。近接は弱い。ゴブリンに杖を弾かれ組伏せられた。ゴブリン共は、彼女には何もしなかった。おかしい、女を見れば真っ先に犯すのに。と思っていたらゴブリンのほとんどがこっちに来た。
「やめてぇ!!ケミスには手を出さないでぇ!!」
どうやら、私を先に犯す気なのだろう。見ると、ゴブリンの口から涎が沢山垂れていて、下の布が大きく膨らんでいた。私は抵抗しようとしたが、媚薬の影響か。足がガクガクしていて立てなかった。
「ひっ…」
とうとう、私も組伏せられた。ああ、私。ゴブリンの子供を永遠と孕まされるのか。私、まだ好きな人見つけてないのに。と、考えてると怖くなって、お漏らししてしまった。
ゴブリン共はそれをみて顔を歪めた。私の姿を見て興奮したのだろう。下の膨らみが更に大きくなっていく。私にはそれがどうしようもなくいとおしく感じてしまう。嫌なはずなのに、これも媚薬の影響なのか…
「だ、誰かっ!!ケミスを助けてぇー!…ふぐっ!?」
呼んだって誰も居ないことはわかっているはずなのに叫んでいた。ゴブリンは煩わしそうにエイカの口を、私の下着で塞いだ。ゴブリンのものが私に向けられる。もうダメ…
「なにやってるの?」
「これは!大丈夫です。今すぐ助けてあげますから」
ゴブリン共にに囲まれて見えないがだれかが、来たようだ。すると、ゴブリン共は、声がする方に向かっていった。
「はぁ!」
その声と共に周囲に複数の鎖みたいなのが出現し、ゴブリン共を巻き上げていく。圧倒的だった。なすすべもなくゴブリン共は一匹残らず縛られた。
「大丈夫ですか?もう、大丈夫です。あの変なのは私が動けなくしましたから」
そこには、私が思い描いていた好きな人が居た。私は、お礼を言おうとしたが、体がどうしようもなく熱い。下がなにかを欲しがっていて、彼がそれを持っているのがわかる。でも、私のなかに残っているほんのわずかな理性がそれを拒む。
「大丈夫ですか?顔赤いですよ。」
彼の顔が近い。彼からだろうか、とてもいい匂いがする。その匂いが私の理性をとろけさせる。
「あの…」
「もう、だめっ!!」
私は彼を押し倒す。彼は戸惑っているようだがお構いなしに服を脱がす。
「私に触れないで…」
途中から、彼が少女に見えてきたが私はどうでも良かった。人間であるなら、いい。
「やめてくださいっ!」
その言葉を最後に私は何かに縛られて意識を失った。
誤字脱字があったら教えてください。
この頃何だか眠たい(-_\)




