二十二章 お洗濯はする前が大変です
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「ふぅ、今度はちゃんと出来ました!」
ようやく加減を覚えた。前のように音は出さずにできた。そういえば、着ているワンピースが少し濡れてしまったので洗わなければ!
「洗濯しますか。丁度いいですからアクルさん達のも一緒に洗ってしまいましょう。」
その前に、本人達に了承をとることにした。
◇◇◇◇◇◇
「何じゃ?わしらの服を洗ってくれるのか…。ヴァルに洗ってもらえるのなら喜んで渡すぞ!!」
アクルは、最初に会った時に着ていたドレスと…
「なぜ目の前で脱ぐんですかっ!?しかも、濡れてません?」
いままで履いていた下着も渡してきた。なぜか、少し濡れていた。
「仕方ないじゃろ…。お主に洗ってもらえると思うと…、興奮するのじゃ!!!」
アクルが、ぶっちゃけた。いや、私に興奮されても…。一応女の子同士ですし、私のどこにそんな魅力があるのでしょうか?
「は、はは…。取り敢えずお預かりしておきますね。」
「そのままもらってくれても構わんぞ?」
「いいですっ!」
◇◇◇◇◇◇
次にカミュさんと、サラさんに出会った。
「私達の服を洗ってくれるのかしら?」
「ヴぁるならオッケーだよ!!」
下着を着ているなら大丈夫だろう、と思って服を預かろうとしたが…、
「!?…下着は履いていないんですか?」
彼女達が服を脱ぐと、何も纏っていなかった。
「ええ、そうよ。勇者が、下着は邪魔だから着けるなって…。まったくアイツは、バカよね!!女の子には下着は必要なのに…。ま、まあヴァルになら見られてもいいけど…」
「ヴぁる、そのまま来ても、いいよ?」
「な、何をですか!!?」
まったく!!あの、クソ勇者のせいで。彼女達が変な知識を覚えてしまっているじゃないですか!私は、必ずや彼女達をおしとやかな女の子に育てる!!
「変わりにこれ、纏っててください。私が、貴女達を見れません…、」
「!!ごめんなさい、醜いものを見せてしまって。ごめんない」
「こんなの見せて迷惑だよね…。ごめんなさい。」
彼女達が何を勘違いしたのか謝ってきた。私は、慌てて…
「いえっ!!そういうことではないんです。貴女達は、綺麗ですよ!!…ただ、貴女達のような可愛い女の子の裸を私が見るのはいけないと思って…」
「!?…。ヴァルならいいわよ、思う存分見なさいっ!!あわよくばそのまま子作りを…」
「私も、見ていいよ?小さいけど頑張るっ!!」
「頑張んないでくださいっ!!後、私はしませんっ!」
この二人は何を言い出すのだろうか。私よりいい人が必ずいるはずだ。その人と結ばれるだろう。確かに、貴女達のような女の子と結ばれるのなら私は幸せだろう。だが、自分の幸せより彼女達の幸せの方が大事だ。だから、私は、彼女達とは結ぶことはできない。
私は、二人に体に巻く布を渡し服をもらって部屋をあとにした。
◇◇◇◇◇
円形のテーブルには、さくらとマリスがいた。
「私の下着ですか?それくらいなら自分で洗いますよ」
「私、元々下着はいてないから大丈夫っ!」
と、言うことでこれで洗う分が決まった。と、
「ヴァルさん。私、手伝いますよっ!!」
「あ、私も。ヴァル様よろしいでしょうか?」
二人が手伝ってくれるようだ。ありがたい。なんせ女の子の下着なんて、桜のしか洗ったことがないから少し戸惑っていたのだ。女の子達が手伝ってくれるというのなら下着を洗ってもらおう。わたしは、サラとカミュが着ていた服を洗う。
サラ達の服は汚れが酷かった。後、失礼だと思うが少し臭かった。男の独特の匂いが染み付いている。下の方の布が赤みがかっていた。
(これは…。彼女達の。まだ幼いというのに。痛かっただろう。)
彼女達の純情が汚された証だ。これは、よくゴシゴシこする。彼女達に思い出させないように、丁寧に洗う。途中で日本語で『俺様専用───』と、書いてあったのを即座に綺麗にする。
勇者は、バカなのか!彼女達にこんなことをして許される訳がない。せいぜいあの世の地獄で苦しむといい。
◇◇◇◇◇
「ふぅ…。終わりました。」
私が、終わる頃にはマリスとさくらが分担した分を洗い終わっていた。
「じゃあ、みんなに返しに行きますか!」
誤字脱字があったら教えてください。




