十四章 甘い水?
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10000pvありがとうー(人´∀`)♪
今回は少し…、
読んでってください。
「「う~…」」
「もうっ、休む時ぐらい休ませてくださいっ!」
二人の頭には、たんこぶができていた。ヴァルに頭を叩かれたからだ。あまり手荒な事はしたくなかったが、二人が猪突猛進の勢いで迫ってきたのでやむなく叩いてしまった。
「い、痛いのじゃあ」
「ヴァル、なんで…?」
二人が涙目になっている。
「す、すいませんっ!!」
ヴァルは、二人に謝る。やり過ぎたとおろおろしていると、
「いや、わしらが悪いんじゃ…」
「ごめんなさい」
さくらとアクルは、ヴァルに頭を下げた。彼女達もこれを機に心を入替えて…
「もう少し、親密になったら頼むとするかのぅ」
「ヴァルさんが、その気になるまで待ってるからね!」
入替えてはいないようだ…
「は、は、は…。朝ですからご飯食べましょう。」
聞かなかった事にして、取り敢えず朝食を食べる事にした。マリスを呼びに行く。二人には、先に行ってもらうことにし、マリスの部屋に入った。
◇◇◇◇◇◇
「くー、かぁー…、」
マリスは、まだ、寝ていた。口からよだれが垂れていた。
「マリスさんっ、マリスさん!!起きてください」
揺すったが全く起きる気配が無い。仕方ないので、眠ったまま背中におぶった。マリスの身体の感触が伝わってくる。幼いながらも胸が少し出ている。歩く度にマリスの胸が当たる。あまり、意識しないようにしながら運ぶ。
「う~…、ふわふわ〰、はーむ」
パクっ
「ヒッ!?!」
マリスが、ヴァルの羽を食べようとしていた。今のヴァルの羽は、大事な所。いわば触ってはいけない所である。
「はむはむ…」
「ま、マリスひゃん?!」
足の力が抜けて、その場にへたりこむ。羽をいじられると、気持ちよくて、心がむずむずするのだ。この感覚がどうしても慣れない。我を失ってしまいそうになる…。
マリスに羽を好き放題され、気持ちよくて、頭の中がふにゃふにゃになってきた。
「も、う、だめ…」
「ふにゃ?」
マリスが起きたときには時すでに遅し。ヴァルの足下の床は濡れていた。
◇◇◇◇◇◇◇
「ヴァル様っ!申し訳ありませんでしたっ!!」
マリスが土下座をしていた。ヴァルにした事は記憶に無いらしい。
「いえ…。私は大丈夫ですから、頭をあげてください」
ヴァルは、マリスに手を差しのべる。
「許してくれるんですか?」
「はい。」
そう言うとマリスは、ヴァルの手を取り立ち上がった。
「それにしても、ヴァルの弱点が羽とはのぅ…。今度、わしも触ってみようかの」
「!?、絶対に羽には触らないでくださいねっ!!」
今度触られたら、本当にヤバそうなので、深く注意した。主にアクルに。
そういえば、さくらの姿が見えない…、
「あの、さくらさんはどこに?」
「ああ、さっき。甘い匂いがすると言って向こうに行ったぞ」
そう言ってアクルは、とある場所を指した。
「ま、まさかっ!!」
ヴァルは、急いでその場所に向かった。
「ペロペロ…。美味しいっ!」
さくらが、床に広がっている水?を舐めていた。それは、さっきヴァルが出した…、
「さくらさんっ!それ舐めちゃ駄目ですっ!!」
「でも、これ甘くて美味しいよ?ヴァルさんも舐めてみて!」
「でも、それは…、」
ヴァルは、言えなかった。言ったら怒るかもしれない。放置しとかずにすぐに拭いておけば良かったと後悔している。
「ん、なんじゃ?この水。すごい、いい匂いがするのぅ。どれ、わしも一舐め…、」
「ひ、姫様!!それは…」
マリスも、まずいと思ったのかアクルを止めようとしたが避けられ、アクルがそれを舐めた。
「ん!これは…、」
アクルは、驚愕していた。まさか、気付いたのか
「魔力が回復する水じゃ!しかも、これは甘くて美味しい。普通、魔力を回復する系統のものは、全てにおいて苦いのに…。これは、それがない。これなら、楽に飲める。ヴァル!!これはどこで?」
アクルが、必死の形相で聞いてきた。物凄く答えにくかった。
それは、私の…、とは、言える訳がない。ヴァルは、ごまかそうとした。
「さ、さあ?私にもわかりません…、」
「そうです~!私はヴァル様の~!?」
「ほほぅ、マリス。…ヴァルのなんじゃ?」
「いえっ!なんでもありませんっ!」
マリスが、口を滑らせたせいで危なくなった。アクルが、こちらを睨んでくる。
「ヴァルー!」
「わ、私は何も──────」
「あれー?ヴァルさんの下からも、甘い匂いがする…。なんで?」
さくらに気付かれた。
「!!、…そうじゃったのか。ごちそうさまなのじゃ」
アクルは、気付いたのか。何故かご丁寧に礼までしてきた。ヴァルは、自分の顔が熱くなってきた。
「もうっ、!からかわないでくださいっ!」
「好きな人の味か…。なかなかいいものじゃな」
「うんっ!甘くて美味しいよね~!もう一回舐めたい!」
「そんなに、良いんですか…。私も舐めてみようかな?」
「止めてくださいっ!」
みんな、目が妖しかったのでヴァルは、みんなの頭に拳骨をいれ黙らせた。
「また、その事を言ったら縛りますからね」
「「「すいませんでしたー」」」
三人とも、きれいな土下座を決めた。
(;・∀・)だ、大丈夫だよね…
誤字脱字があったら教えてくださると助かります( ̄▽ ̄)ゞ




