九話 神獣の名前は…
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「あ~あ、これは完全に堕ちたのじゃ…」
「ヴァル様は、幼女キラーの称号でもお持ちで?」
アクルと、マリスになんか馬鹿にされたような気がする。
それより、ヴァルは神獣を慰める。頭の感触が気持ち良かった。桜には負けるけど…
「グスッ、ありがとう。ええと…、貴女の名前は?」
「私は、ヴァルと申します。」
取り敢えず、アクル達が呼んでいる名前を言った。そして、私は、彼女に謝ることにした。
「先程は、貴女に酷い事をして…、本当にごめんなさい。」
「えっ!何のこ────、!!?」
どうやら思い出したらしい。彼女の顔が真っ赤になっていき頭から湯気がでた。
「あのっ、償いはします…。私に出来ることなら何でも!」
「じゃあ、私と交尾してッ!!」
えっ…、
この子は、何を言っているんだ?
彼女は、真っ赤だった、顔をさらに真っ赤にしてヴァルを見つめていた。目には、涙がうかんでいたが真っ直ぐこちらを見ていた。
どうやら真剣なようである。
「えっと、その…、私。女ですよ?」
「?その、女っての分からないけど、お母言ってた
『好きな人が出来たら交尾をするの。そうすれば、一緒に居てくれる。』って!だから貴女と、交尾して一緒に居る!!」
お母さーーーーーーん!!?
貴女、なに子供に教えてるんですか!!
完全に信じきっていますよ!
「あのね、神獣さん。その考え間違っていますよ。しかも貴女は、女…、ええと、下に何もついていないでしょ。」
ヴァルは、失礼だと思うが一応聞いてみた。
「ううん、尻尾しか付いてないよ。何で聞くの?」
「貴女と、私は、同じなの。だから交尾はできないの。」
「大丈夫だよ!私に任せてれば上手く行くから。いい匂い♪」
「えっ!ちょっ─」
神獣がヴァルに覆い被さった。その細い腕のどこにその力があるのだろうか、まったくもがく事が出来なかった。
「ハアハアハア」
彼女の息が荒い。
「ヴァルー。その神獣、お主に発情しておるぞー。早くしないと、貞操が危ないぞ~!」
「ヴァル様、申し訳ありません。私は、まだ貞操を失いたくはないのですッ!」
アクル達は、遠くの木の影に隠れていた。
(見捨てられたッ!)
裏切りもの~!と、叫びたかったが本当にやばくなってきた。彼女によって服がどんどん脱がされている。このままでは、本当に危ない。
「考え直してくださいっ!一緒に居たいのなら一緒に居てあげますから、襲わないで〰!」
「でも、今ものすごく交尾したいのっ!この気持ち収まんないっ!
だから、させて!!」
どうやら、話を聞いてくれない…、
ヴァルは、最終手段をとった。
「すいませんっ、〝鎖〟」
「また、これ!?」
彼女は、鎖に縛られた。
「 一度落ち着きましょう」
ヴァルは、促した。
「うぅー、…わかった。」
彼女は、落ち着きを取り戻した。まだほんのすこし顔に赤みがかかっていが大丈夫だろう
「あの、神獣さん…」
「その言い方…、なんか嫌だ。」
口を尖らせ拗ねられてしまった。その姿が何となく桜に似ていた。
(桜、今頃なにをしてるのかな)
「桜…、」
「さくら!うん。それいい!!」
「えっ!?」
「さくら、さくら、さくら!」
どうやら、呟いていたのが聞こえたらしい。彼女は、それを自分の名前だと勘違いをしたようだ。
でも、喜んでいる彼女に水を差すような真似はできない。
「そう、貴女の名前はさくら。」
「うんっ、ありがとう!名前着けてくれて、」
結局そのまま通すことにした。喜んでいる顔も桜にそっくりだ。本人がこっちに来たといっても信じてしまう。
「じゃあ、交尾───、」
「しませんっ!!」
ヴァルは、即断った。さくらの耳がペタンとなった。
「じゃあ、鎖をほどきますけど、交尾はしませんから。」
念を押しとく。そして、さくらの体から鎖を全て外した
「動ける…、今だっ!!」
さくらは、ヴァルに襲い掛かる、
「ダメですっ!」
「わふぅん?!」
鎖に捕まりました…
クモの巣多いなぁ((・ω・`;))




