七章 神獣の森 そして、神獣
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「取り敢えず、ここまでくれば安全じゃな。」
「周り、木しか見えませんね。」
「ここは、神獣の森と言って、ここには神獣がおって、森に来るものを拒んでおる。父上は、神獣に会った事があるらいしくて、仲良くなったと、言っておったがの。」
「そうなんですか…。その神獣に会ってみたいですね。」
「まあ、神獣は滅多に姿を現さん。そもそもここからわしら達を追い出すかもわからんぞ。」
「では、姫様。神獣と、交渉してください。得意でしょ、そういうの。」
マリスはアクルに丸投げした。アクルはにやりと口を綻ばせ、
「うむ、任せとくのじゃ。まずは、マリスの体を神獣に渡すかの。父上の話じゃ、神獣は、女の子が好きらしいからの」
「ひどいですぅ、姫様~。私は将来の旦那様に初めてをあげるのです!獣なんかに渡してたまるものですか!!アクル様がやればいいじゃないです。」
「お主を好きになりそうなやつなんて居なさそうじゃの。
後、あるじを売る従者がどこにいる!」
「二人とも、お可笑しいっ」
ヴァルは、笑った。この二人には漫才の才能でもあるのだろうか、
「ヴァル、お主も笑ってないで何か考えぬか!」
「そうですよ、ヴァル様!」
二人に怒られた。解せぬ
「まあ、じっとしていても仕方ないですから、動きましょう。」
「そうじゃな。まずは、寝床と食糧を確保せねば。」
「甘いものが食べたいですね、姫様」
こうして、ヴァル達は神獣の森を探索することになった。
【???視点】
「ん?」
どうやら何者かが森に侵入しているようだ。
「また、人族のやつらかぁ?はぁ、やつらも懲りないなぁ、」
ため息をつく。魔族が攻められてから度々人族の兵士が来る。理由を聞いてみたが…
「神獣よ!その力と、この広大な森を我らが王に捧げるのだっ!!」
「人族というのは、どうやら頭が悪いと見える。ずかずかと入り込んできて、やれ寄越せだ、従属しろだ。バカじゃねぇの!!お前らよりよっぽど魔族の方が礼儀をわきまえているぞ。」
「我らをバカにしたなっ!!貴様どう───」
「帰れ!!」
と言って、追い出す。ただ追い出すだけでなく、精神をちょいと操った。
「ふぅ、せめて女の子がくれば良いのに…」
私は、気配を察知した所へ急行した。
【ヴァル視点】
「姫様ー、こんなに果物がありましたよー。」
「はぁ。お主、神獣に怒られても知らんぞ」
「うまいですぅ。」
「まったく聞いとらんし…」
マリスは、森の木になっている果物を片っ端から取っては食べてた。
「いいじゃありませんか、まだこんなにあるんですから。姫様とヴァル様もお一つどうですか?」
そう言って、一つずつ渡してきた。見た目は紫色のリンゴだった。
「これ、食えるんですか?」
「それは、ピーリンといって通称『ピープルリンゴ』。
そのまんまの名前ですけど、甘くてみずみずしいですよ。少し、ピリッとするのがまたいいんですよ。」
ヴァルは、半信半疑になりながらもかじってみた。
「これは!」
シャリっとして、口の中にリンゴ特有の甘さが広がった。その後にピリッとした刺激が来た。これは、病みつきになりそうだ。いつのまにかヴァルの顔が綻んでいてた
「く~、これはいつ食っても美味しいのぅ。酒と一緒に食べたいものじゃ。」
「アクルさんはまだ子供なんですから、酒はダメですよ、」
「む。わし、これでも立派なレディーじゃぞ。子供ではない。」
「嘘は駄目でしょ。どこからどう見たって────」
ヴァルは、周囲をキョロキョロと見始めた
「どうしたのじゃ?ヴァル」
「なにかがこっちに来ますっ!!」
「敵かの?」
「それは、わかりません」
すると、周囲の木々が揺れ始めた。
「おい、貴様らここで何をやっている!すぐに立ち去れ!!」
声が聞こえた。神獣の声だろう。中性的な声なので男か女かわからなかった。
「すいません、神獣さん。話を聞い────」
「問答無用!」
木の間から枝が飛んでくる。
「二人とも、下がってくださいっ!」
ヴァルは、すぐさま連想し鎖の盾を作った。
「なんだとっ!」
近くの草の茂みが揺れた。
「そこですねっ〝鎖〟」
ヴァルは、すかさずそこに鎖を差し向けた。
「ぎゃ!?」
(よしっ、手応えはあった。)
「なんだこれぇ?!やめろっ!放せぇ!」
抵抗しているようだ。鎖が揺れている。だが、この鎖からは逃れられない。徐々にヴァルが鎖を引っ張っていく。
「ああ、私は、捕まるのか。低俗のやつらにこの身を犯され汚され一生、性奴隷にされるのか…。お父、お母。この森を守れなくてごめん…」
相手は何か言っていたが、取り敢えず引っ張った。
「あぅ、やめてぇ、擦れてるからぁ。もっと優しくしてくれっ!」
敵には問答無用なヴァルは、聞き入れなかった。引く力を強める。
「もう、我慢できないっ!?」
女の声がした。まさか、神獣は女だろうか?
そして、茂みから鎖で縛られた神獣の姿が見えた。
「うぅ、」
そこには、犬耳がついた銀髪の幼女がいた。
幼女多いなぁ((・ω・`;))
お姉さん系を入れるべきか…




