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101回目の魔王退治  作者: ナレノハテ
7/9

6、秋葉vsアシュラ

アシュラ

「痛いよ〜…」


秋葉

「…またすぐに痛み感じないようにしてあげるよ!」


ガキンッ


秋葉

「あらら!貴方、対策早いのね!!」


アシュラ

「痛かったんだ…本当に痛かったんだ…だから…お返しだよ…」


秋葉

「痛ッ!私と同じ攻撃してくるなんて!冬乃みたい!」


杏奈

「きゃ!あ、危な!わわ!!」


秋葉

「杏奈〜!聞こえてる〜!?聞こえてるなら返事して〜!!」


杏奈

「き、聞こえてるよー!!」


秋葉

「こいつ死なないのなんで〜!?しかも強くなってるんだけど〜!!」


杏奈

「知らな〜い!!!分かんないよ〜!!」


秋葉

「じゃあ考えて〜!!」


杏奈

「えぇ…」


アシュラ

「余裕そうだね…こっちは泣くくらい痛いっていうのに〜…!」


秋葉

「ごめんね!最初はびっくりしたけど…でも思ったよりワンパターンだから余裕あるんだーよ!!」


グシャッ


秋葉

「これで2回目!どう?死んだ!?」


アシュラ

「死なず…俺はこの程度では死なず…」


「(…こやつ…底が見えず…)」


秋葉

「…また性格変わった?なんだっけ?多重人格って言うんだっけ?」


アシュラ

「俺は多重人格なんかじゃない…人じゃないからな…」


秋葉

「…確かに?」


杏奈

「…首切っても胸を貫いても死なない。死んだと思ったら性格が変わって生き返る…」


秋葉

「ね〜!もう教えてくれない!?貴方なんで生き返るの〜!?」


アシュラ

「宿命…罪とでも言おうか…」


秋葉

「…それ知ってる!厨二病でしょ!!アルが言ってたよ!男は誰しも通る道だって!!」


アシュラ

「これでもまだ余裕か…子の癖にやりおる…」


秋葉

「うーん…!杏奈が攻略法思いつくまで後何回殺せばいいんだろ!!はい!3回目!!」


スパンッ


アシュラ

「へぇ〜やるな、小童!今まで戦ったどのやつより強いぜ!」


「(…この小童…無詠唱魔法でこの威力を…しかもほぼ無制限だろう。厄介だな。)」


秋葉

「貴方は口軽そう!能力教えて!!」


アシュラ

「ハハハ!そりゃ無理だな!!」


杏奈

「………もう分かんない〜!!!」


「…でも秋葉ちゃんは私を頼ってくれたんだよね…もう最終手段しかないか…?」


秋葉

「杏奈〜!!何か分かった〜!?そろそろ学校に戻りたいんだけど〜!!」


杏奈

「ごめん分かんない!!でも多分身体ごと消滅させれば良いと思う!!秋葉ちゃんがここに来た時に打ってたあの強い魔法のちっちゃい版あるー!?」


秋葉

「分かったー!やってみる!!」


「えっと…あれのちっちゃい版…でも一旦詠唱の時間稼がないとか!!」


「じゃあ…そい!!!」


ガッ


アシュラ

「グハ!く…そ…!」


「(話しながらでもまだ余裕か…!しかも魔法をチラつかせた所で物理…!)」



《貴様に最大級の賛辞を送ろう。私はこの世の全てであり、其に挑む者は皆等しく咎人である。…えっと〜…威力調整しないといけないからこのくらいだよね!》



秋葉

咎人の柩(ばーーん!!)


アシュラ

「そ、そんなふざけた詠唱で!!!!グぁぁぁ!!!!」


パリンッ…バタバタバタ…


秋葉

「よーし!威力調整完璧!あ!杏奈〜!!倒せたよ〜!!!イェーイ!ハイターッチ!!」


杏奈

「い、いぇーい…うん…ま、まぁ木が何本か折れてるし学校の窓も何枚か割れてる気がするけど…」


「(…詠唱って途中で破棄できるものだっけ…てか破棄してあの威力ってもう…)」


秋葉

「杏奈〜!教室帰るよ〜!早く〜!!!」


杏奈

「う、うん!今行く〜!」





─────


アシュラ:大昔に存在した天才医師によって魔改造された人間(達)。元となった人間の数だけ命にストックがある。1度殺された攻撃は真似できるし喰らわない。封印されていたところを魔王が発見し、解放した。


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