少年期18 死体がないのなら作ればいいじゃない
昨日投稿できなくてすみません
読みたい小説がですね……(てへ
タイトル通り、若干グロテスクかもしれないです
「エンジュ姉さん、まず何のスキル上げる?」
「魔法がいいわ。光、強化、回復魔法ならどれでも」
「んーとりあえずステータス見せてくれる?」
「わ、わかったわ……! ステータス!」
名前 エンジュ
HP 180/180
ST 154/154
MP 281/281
スキル 棒術Lv5
盾術Lv1
光の魔法Lv8
強化の魔法Lv8
回復の魔法Lv8
料理Lv6
MPが少し上がって、魔法がすべてLv1ずつ上がったくらいかな?
Lv8ならあの魔法が使えるはず。
「エンジュ姉さん、回復魔法Lv8のエリアヒール使えるよね?」
「えぇ、使えるわよ」
「それなら死体を集めようか」
「は? 何言ってるの?」
エンジュ姉さんが俺に対して、は?とか本気でおかしいと思われてるじゃないですかヤダー。
「ちゃんと理由があるんだからそんな目で見ないで!」
目覚めちゃう!
冗談だよ。
「理由って?」
「前にも言った通り、闇の魔法以外で敵にダメージやマイナス効果を与えない範囲魔法はないって言ったじゃない?」
「うん」
「つまりは闇の魔法以外では何らかの被害を敵に与えないといけない。しかし、その敵を倒すたびに新たな敵を見つけないといけない。それではスキル上げが面倒だ」
「面倒とかそういう問題じゃないと思うんだけど……」
「おっほん。それで、今回の死体集めには『新たな敵を探す』の部分を省くためのものなんだ」
「まず、人間や魔物、それ以外の動物の死体を集める。次に、その死体から目玉を抉る。そして、その目玉を使い、俺が蝙蝠を召還する。その蝙蝠の魂を、俺の魂の魔法Lv6のソウルイートを利用して死体の中に突っ込む。そうすると即席ゾンビの完成!」
「……で?」
「そのゾンビに向けてエリアヒールを打つ! 相手がゾンビだからヒールでダメージを受けるし、ゾンビは光の魔法以外では消滅しないので時間がたてば勝手に復活する! どう?」
「……なかなか猟奇的なところもあったと思うけど、効率は良さそうね。でも、よくこんなこと思いついたわね?」
「実は、死体収集っていうスキルを取りたくて……だから死体集めながらできる方法考えたんだ!」
「……偉いわね」
苦笑いされたけどいいよね!
「それじゃあ、どうやって死体集めるの? そんな都合よくあるのかしら?」
「ないなら作ればいいじゃない」
「ヘルって、ときどき怖いわよね」
「スキル上げに一途だと言ってほしいな」
「……まぁいいわ。さっそく、死体集めましょうか」
「うん!」
…………
「ふぅ、こんなものかな?」
俺たちの目の前にはちょうど20体の死体が転がっている。
今から死体たちから目玉を抉り取ろうと思う。
まずは……そこのホーンラビットだ!
「そぉい!」
うへぇー、グロテスクだ。
しかし、意味のある事なんだ! 虐殺ではないんだ!
人間に食べられる牛や豚と変わらないんだ!
「ごめんよ、ごめんよ……」
「さっきまで死体収集のスキル上がってめちゃくちゃ喜んでいたくせに、よく言うわ」
「ちょ! それは言わないお約束で……」
死体収集スキルは死んでから丸一日以上たった死体を集めることによって得ることのできるスキルだ。同じものを何度も拾って、捨てて、ではあげることはできない。一つの死体に一回の上昇だ。
だから死体は作ればいいと入ったものの、拾えるんだったら拾いたい。
じゃないとスキルが上がらないからだ。
今回は運のいいことに5体も腐りかけの死体が落ちていたので死体収集スキルLv0.10になった。
明日のスキル上げでまた死体を使うときに、残りの15体分のスキルが上昇すると考えただけで頬が緩んでしまう!
「気持ち悪い顔してないで、スキル上げするわよ?」
「はーい」
俺が死体に魂を入れていき、エンジュ姉さんのスキル上げを始めるのであった。
おかしな点があれば感想で教えてもらえるとうれしいです!




