少年期18 一ヶ月後
シロにスキル上げを手伝ってもらってから一ヶ月がたった。
これがその成果だ。
「ステータス!」
名前 ヘル
HP 244/244
ST 334/334
MP 81/81
スキル 両手剣Lv1
短剣Lv9
牙術Lv9
盾術Lv8
闇の魔法Lv9
魂の魔法Lv6
召喚魔法Lv1
料理Lv7
まず、HP、ST、MPが若干上がっている。
ちなみに俺のHPは防具にもよるが、ブラックウルフに20発、リザードマンに8発くらいまでなら受けれる。STは2kmくらいなら全力疾走できる。MPは魔法の消費は(魔法のLv×5)なので結構少ないほうだ。
次にスキル、具体的には短剣術、盾術だ。
短剣術では、シロの剛毛を切りつけまくった。
Lv10まで行けるのでは、と思ったが短剣が壊れた。仕方がないのでまた今度上げよう。
盾術は、盾でシロを殴ったり、シロの攻撃を防いでいた。
盾術Lv8で止まっているのは、Lv8で覚えるマジックリターンが目的だったからだ。
マジックリターンとは名前の通り魔法を反射するスキルだ。
防具等で魔法に対する抵抗を上げれるのだが、俺は防御力とか、ほかのものにまわしたいのでこのスキルを覚えた。
こんな感じで、スキル上げは終わったわけだ。
だから、シロとはお別れだ。
「じゃあな、シロ」
「きゅいー……」
まったく、名前なんか付けるんじゃなかったな。別れが寂しくなっちゃうじゃないか……
「今度は俺の姉さんも連れて来るよ」
「きゅぃ」
「じゃあな!」
「きゅぃいいいいいいいいいいい」
シロの泣き声を背中に、俺は外へと走り出した――
「ということがあったんです。本当にすみませんでした」
「ふーん。つまり、帰れるようになったのは一か月も前のことで、今日までずっとスキル上げをしていたのね?」
「はい」
マサラ街に戻った俺は真っ先に宿屋に向かったのだが、まだお昼だったのでエンジュ姉さんはいなかった。
部屋は前から変わらず2人部屋だった。こういうところで、俺が戻ってくるって信じてもらえてるんだなって感動するよね。
そしてエンジュ姉さんが帰ってくるまでベッドで寝ていたらエンジュ姉さんにたたき起こされ、事情を説明させられたのだ。
「まったく……私がどれほど心配したと! スキル上げなんて帰ってきてからすればいいじゃない!」
「すみません」
「本当に悪いと思ってる?」
「はい……」
「じゃあ、今度お姉ちゃんのお願い聞いてくれる?」
「はい……え?」
「ならそれで許してあげる。 10個はお願いね?」
「えっ!? それは多すぎじゃあ……」
「あら、もっといいの?」
「いえ、大丈夫です!」
今回は完璧に俺が悪いから仕方ないな。
「でもエンジュ姉さん意外とあっさりしてるね?」
「これだけ期間も空けば落ち着くわよ!」
「はいすみませんでした」
もう何も言わないでおこう……
「で、スキル上げしたって言ってたけどどれくらい上がったの? 私もヘルがいない間かなり頑張ったんだから!」
「こんな感じだよ。ステータス!」
名前 ヘル
HP 244/244
ST 334/334
MP 81/81
スキル 両手剣Lv1
短剣Lv9
牙術Lv9
盾術Lv8
闇の魔法Lv9
魂の魔法Lv6
召喚魔法Lv1
料理Lv7
「どうかな、結構上がったでしょ? ちなみにエンジュ姉さんは……」
「明日付き合いなさい」
「えっ?」
「明日! 私のスキル上げを手伝いなさい! いいわね!」
「あっ、はい!」
エンジュ姉さんなんで怒ってるんだろう?




