少年期13 穴に落ちて……
そろそろ主人公最強になるんじゃないですかね
エンジュ姉さんは先に街に戻り、ギルド報告に行った。
俺はリザードマンに見つかりにくそうな場所に隠れ、魔法を使っていく。
「はぁああああああ、インヴィジブレイク!」
「「「「くわっ?」」」
『ピロン♪闇の魔法がLv7になりました』
おっ、影薄設定の音声さん! ちゃんと成功してるみたいだな。
リザードマンたちも気づいてないみたいだし、いい感じだな
ステータスどんな感じだろう?
「ステータス!」
名前 ヘル
HP 212/212
ST 334/334
MP 71/71
スキル 両手剣Lv1
短剣Lv6
牙術Lv9
盾術Lv4
闇の魔法Lv7
魂の魔法Lv6
召喚魔法Lv1
料理Lv7
うん、ちゃんと上がってるね。正確には……LV7.02か。
「はぁあああああ! インヴィジブレイク!」
よし、闇の魔法は……Lv7.27!
うん、こんな感じだな。
「はぁあああああ! インヴィジブレイク!」
うん、この調子で上げていくか。時間もまだまだあるしな!
「よし、そろそろ帰るか」
結局闇の魔法Lvは、っと……Lv9.03!
いやー、Lv8あたりから上がりがしぶくなってて確認するのやめてたんだけど、Lv9までなったか。
あとでエンジュ姉さんに自慢しよっと。
「あれ? 道どっちだ?」
若干暗くなっただけなのに、全く道がわからない。
夜の森ってこんなに違うのか―。
まぁ、後ろにまっすぐ行けば大丈夫だろ。
……いつまでたっても森を出ない。
こりゃ道間違えたな。ちゃんとエンジュ姉さんの言う通り明るいうちに戻ればよかった。
うーん、ずっとスキル上げできるように買っておいた非常食はあるけどせいぜい2日分だしな……。
被害が広がる前に野宿でもして明日に備えるか。
おっ、木の根っこでできてる洞穴があるな。今日はそこで野宿するか
「うぉおおおおおおおおお!?」
「いってー、なんなんだ一体? って穴、か?
上に穴が見えるな。あそこから落ちたのか……?
円錐状になってるし登れそうにないな。
「もしかしなくても積んだ?」
本格的にやばいな。こんなときは何かスキルで……
「これだ! 牙術Lv8で使えるコスプレバット!」
コスプレバットとは10数秒の間だけ蝙蝠になれるスキルだ。
「なんだ、楽勝じゃん。『コスプレバット』」
蝙蝠に変身した俺は空を飛び、穴へ――
「あれ、飛ばない……」
あ、このスキルって横には動けるけど縦には動けないんだった。
もう、俺ったらおっちょこちょいだぞ!
「なんて言ってる場合じゃねえよ!」
……そうだ! 穴があるってことはきっと魔物もいるだろう。その魔物の死体を積み上げて登ればいいんだ! 穴に隠れるような魔物だからそんなに強くないだろうし、弱い魔物には群れるものが多いからいい線言ってるだろう。
そうと決まれば魔物探しだ!
しかし、1週間たっても俺は街へ戻っていなかった
おかしな点があれば感想で教えてもらえるとうれしいです




