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【第二章】第三十三部分

「きゃああ~。こわいでちゅ!」

「これじゃ、作戦は成功じゃ。子孫に恐怖イメージが醸成されたぞ。今じゃ。神の存在証明!」

今度は目が血走った女子が溢れてきた。ロリを食い物にしようとする憂果莉の軍団である。

「これで、魔法でできたもの同士が相殺されるはずじゃ。」

性畜憂果莉軍団と、裸ると集団は次々と絡み合って、消えていく。

「その魔法はもう使わないことね。」

「バカを言うな。体格、体力で不利なワシらから魔法を奪われたらいったいどうなるというか。」

「ほら、ハチマキゲット。」

るとが喋りに気を取られているスキに凪河はあっさりとハチマキを手にしたのである。

「ボク、ドラエロ悶。ゆりキュアチームの勝利だよ。見事にキタナイ作戦勝ちだったよ。」

「少しは誉めなさいよ。約束だから、鍵を元に戻しなさいよ。」

「わかったわい。ほれみんな降りてこい。」

ぞろぞろと鍵軍団が観客席から降りてきた。るとがなにやら呪文を唱えると、鍵の数が次々と減り、ついにひとりになった。学生服姿の鍵が、るとの隣に立っている。

「け、鍵!よかった、元の男子に戻れて。」

「ジーッ。」

「鍵、どうしたの。アタシのことがわからないの?」

「ジーッ。」 

 鍵の灰色がかった視線の先は凪河の顔より下にあった。

「ま、まさか。」

凪河は自分の体を見た。美しい生まれたままの白い肌に、もぎたての朱色のさくらんぼが可憐に実っていた。

「きゃああ!」

「ありゃ。すると、ワシらも同様の被害者か?」

「「「きゃああ!」」」

慌ててスケパンデカの衣装に復帰する四人は、プールサイドに上がった。

「これで大丈夫ね。さあ、鍵。」

しかし鍵は、るとのそばから動かない。

「ワシは鍵を解放はしない、元に戻すと約束しただけじゃ。」


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