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39歳の僕と‥妹かもしれない死神さん  作者: 百合香


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死神さんと精神科‥

 死神と2人で部屋をかたづけている。何とも奇妙な光景だ‥途中、死神から渡されたミネラルウォーターで、喉を潤し、作業を進めた。


 死神が、ある写真をボーーっと見つめていた。

それは、僕とお母さんとお父さんとで、行った最後の旅行写真だった。あれは確か、沖縄だったようなそんな写真がこの家にあることを、スッカリと忘れてしまっていた。死神はお母さんの写ってる所を撫でた‥やっぱりこの死神は、、、


 掃除機をかけて、どうにか、終わった!


 「疲れたぁこんなに動いたの久しぶりだ、、お腹すいたぁ‥」


 そういうと、死神は黒いローブから、焼きたてのパンをスッと出してきた。どうやらこの、死神は僕にとっての、ドラえもんかもしれない。


 焼きたてのパンを頬ばってると、


 「葵君‥次は、精神科に電話をしてください」


 「え、、なんで、、僕もう、半年くらい行ってないよ、それに、僕はAD HDの薬が合わなかったったんだよ、ストラテラっていう薬で、副作用の吐き気で、仕事にならなかったんだ、そこから、飲むのを辞めて、病院に行ってないんだ、」


 「死ぬためには、精神科に行く必要があります。葵君は、発達障害なの?いまは?」


 そういえば、体が重いから別の精神疾患になってる可能性が、それにしても、僕は39歳なのに、この死神はずっと、僕を君付けで呼んでくる、なんだか、小学生に返った気分だ、


 ボロボロの財布の中にある、行っていた、精神科に電話をした。運良く今日空いてるらしい。今や精神科はかかる人が多く、予約は1ヶ月待ちやら、1週間待ちが多いと聞く、僕は死神が憑いてしまって不幸かと思ったら、案外そうじゃないらしい。


 「ちょっと行ってくるよ、死神さん‥外出るのは半年ぶりだから、怖いけど、」


 「私も行きます。うっかり勝手に死なれちゃ困りますから」


 勝手に死なれちゃ困るってアンタは死神やろ?それとも、ちゃんと死ぬ手順があるのかも、てか本当に妹なのかな?そろそろ妹なのか、聞いてみたい。


 外に出ると、死神は隣で浮いて、スイスイ泳いでいた。当然ながら、僕にしか、見えない。日中の空の下でも、死神のまわりはポーっと光っている。


 「死神さん?その鎌は本物?なの?」


 「はい‥。。。」


 「死神さん?髪の毛、脱色してるの?」


 「いえ‥。。。」


 「死神さん?髪の毛トリートメントは何使ってるの?」


 「何も使ってません。。」


 まわりから見たら、僕が独り言を言っている。怪しい人間だと思われてるのかもしれない。この金髪はどうやら、生まれつき?らしい。


 「死神さんは‥いつから死神になったの?」


 「つきましたよ‥‥」


 話してる間についたらしい。

 肝心な質問を聞きそびれた。

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