表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神は誰にも微笑まない  作者: ゆっくりな人
4/5

女神様の目覚め



 自分は寝起きはいい方だと思っている。


 と言うのも、今まで数十億年と長い生の中で1度として寝過ごしたこともないし、そして寝ぼけたことも無い。


 神だと自覚してから睡眠だとか食事だとか言わるゆ"生物的"な行動は必要としなくなったし、ほとんど趣味嗜好的な意味合いでやっていた。

そして睡眠が必要なくなった結果、暇つぶし的な意味合いで、脳内で色々考えたりするのが癖になってしまった。


 まぁそれを口に出さずに終わってしまうからほかの天使とか神からは鉄面皮の無口な女みたいに思われているらしい。仲のいいやつとか従者とかだと普通に喋れるんだけど…


 他人からの評価はあまり気にしない私ではあるがそこまで言われると少し傷付くというかなんというか…

 

 それはさておき、どうやら地上に着いたらしい。多分転移装置の故障か何かでやりたくもないフリーフォールをやるハメになったが…概ね問題なく転移は完了したと言っていいだろう。


 …そのおかげで地表に着いた瞬間気絶したみたいだけど。そして気がついたら人間に囲まれてるし…!!

ベットに寝かすのはいいと思うけど周りを知らない人間に囲まれる側の恐怖を考えてくれ!!


 よし、落ち着け。初対面の人間にはまず自己紹介からと決まってる。ここで間違えたら今後の調査やら行動に支障が出るだろうし、よく考えて発言するんだ!ちょうど隣に尋問官よろしく人間が座ってることだしな!!


「あの…」


 ビクッ!?


「ひゃい!?!?」


 え?そんなに驚く??私そんなに怖い?普通に傷付くんだけど…


✣✣✣


 私はエリー、冒険者だ。


 別にお金に困ってるわけでもないし特に暗い過去もない。なんでこんな危険な職に着いたかといえば単純に腕っ節には自信があったし、幼なじみのシャルネが


「俺についてきてくれ!」


 なんて言ってきたから仕方なくやり始めたら意外にハマってしまい現在ではSランクなんて言う最高位まで登り詰めてしまった。

 

 さて、今の状況と言えば少し説明がめんどくさい。


 相方のシャルネが持ってきた依頼を受けて調査隊と合流した。そこまでは良かった。別によくある依頼だったし、特に特別なことも起こらなかった。このまま何も起こらずに終わるだろうと思っていた。


 たしかに何も起こらなかった。そう、()()()何も無かった。

 問題は調査物にあった。



 それは30分程前のこと



「よし、目的地に着いたな。おい!テントと研究道具を広げてくれ!あと周囲20メートルを立ち入り禁止にするのも忘れるな! 」


 隊長の号令の元、手早く用意が進み、いざ飛来物を調査しようとした時。


「うわぁ!?!?」


 早く始めようとしたのかいち早く調査対象に近づいた男が大声を上げた。

 私はその時、道具を運ぶのを手伝っていてシャルネはあたりの警戒をしていた。


「何事だ!」


 隊長が男に問いかけた。


「お…おんなだ…!」

「は?女??どういうことだ!」

「だから女です!!」


 男は興奮しながら、隊長を調査対象に連れていった。

 私も好奇心からあとをついて行った。


「ほら!!あれです!見てください!!」

「あれは…!」


 隊長は目を見開き、驚いていた。私も同じような顔をして固まっていたと思う。

 そこには確かに女性が眠りこけていた。胎児がそうするように足を抱えながら。

 彼女(調査対象)は一目で高価だと分かる真黒な執事服のようなものに身を包み、そして髪は腰まで長く汚れのない雪のように真っ白だった。


「…おい!!担架を持ってきてくれ!!大至急だ!!」


 いち早く正気に戻った隊長が大声で指示を出した。

 担架が来ると直ぐに私が彼女を担架に寝かせた。その時彼女の顔を見たが、彼女は仮面をしていた。

 外そうとしてみたが何故か外すことが出来なかった。

 そして彼女をテントに運び込み、脈などの生命反応を調査した結果生きていることが判明した。

 取り敢えず彼女を王都に連れて帰り、目が覚め次第尋問という形となった。

 そしてら周辺の土とか大気状況を急ピッチで調べあげ、この謎の女性を即刻病院に運ぶという手筈になった。


 そして彼女が病院に運ばれ、私たちに報酬が渡されると同時に新たな依頼をされた。それは彼女の監視と目が覚めた時に報告すること。

 彼女は空から落ちてきて、しかも無傷だった。そこから判断するに高位の魔術師だと推測したのだろう。それならばSランクの冒険者ならばもし彼女と戦闘になった場合、制圧が出来るだろうとの事だった。

 私は彼女のことが何故か忘れられずにこの依頼を受諾した。


 そして病院に運び込まれてから2時間後、彼女、王国が呼ぶ所の「24番」は今のところ眠りこけている。

 彼女が目覚めるにはもう少しかかるだろうと思い、支給された晩御飯に手をつけようとした時。


「あの…」 

「ひゃい!?!?」

 

 ビックリしすぎて変な声が出てしまった。恥ずかしい…。


 大変遅くなりました!!申し訳ありません!!私事ではありますが大学が決まり、ゴタゴタしていたため執筆の時間が取れませんでした!これからは落ち着くと思うので、1週間に1本は出せると思います。


・2月20日、少し変更しました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ