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神に抗う者達の天地開闢物語  作者: ゼツボウ君
32/63

レミアとの共同生活

〜夜5時30分〜

この日俺はいつもとは違って2人分の晩飯を用意していた。

俺と、レミアの分…

「はぁ…」

俺は小さくため息つく

これからの生活を考えると心配事が多すぎるからだ。

特にレミアの存在がNEOの連中にバレた時のことが心配である。

NEOのメンバーの多くはは魔物に対する敵意がすごい。

仮に俺が魔物の親玉と共同生活しているなんてことが露見した場合には誰もがシュウヤは魔物に寝返ったと思うだろう。

まぁその辺りはレミアも重々承知していると思うが、念のためきちんと注意しておくことにする。

(それにしても魔物が家に居るってなんか変な気分だな。)

今まで倒すべき敵でしかなかった魔物の、よりによって女王様と共同生活しているのだから色々と考えてしまう。

「…」

特に理由はないがレミアの方をチラ見する

「すごいわ!この塊、一体どうなっているのかしら。」

どうやらゼラファーの女王様はベテル産テレビに夢中のようだ。

ベテルではかなり普及の進んだ馴染みのあるテレビだが、レミアの反応を見る限りゼラファーには存在しないらしい。

まぁ我が家にあるのは立体テレビなのでベテルでも別の意味で珍しいのだが…

とにかく、科学的技術に於いてゼラファーはそこまで進歩していないらしい。

きっと戦闘民族的な生物だろうから遊戯などは必要ないのだろう。

勝手に納得した俺は料理に集中するのであった。


〜5分後〜

(退屈ですねー…)

料理は別に嫌いではないのだが、体力面、精神面を考慮すると夕食作りはかなり面倒い。

「そういえばレミア、擬人化できるんだな。」

とりあえずレミアとおしゃべりでもして気を紛らわす。

「えぇ、1度認識したものなら何にでも変身できるわよ。」

「ぉお」

流石ゼラファーの女王、戦闘系以外にも有能な能力を持っていらっしゃる。

しかもただ身体の形を変化させるだけではなく体内の構造や性質などの何から何まで変化させることができるようだ。

その証拠に人間体である今のレミアから魔物の気配は感じられない。

おそらくあの時もこの能力で人間体になってからベテルにやってきたためにNEOの魔物探知マシンも反応することができなかったのだろう。

「かなり応用の効く能力だな。」

「他人の身体を変化させることもできるわよ。」

「何と!」

レミアは触れたモノを自由自在に変化させられるらしい。

まさか他人の身体までも変化させられようとは…

あまり洒落にならない話だが、やろうと思えばベテルに住む全人類を魔物に変えてしまうことだって可能な訳だ。

(おっかねー…)

「シュウヤを女の子にすることだってできるわよぉ?」

(あ、そう言う考えはないのね。)

「ふぅ、助かった。」

「助かった?」

「うん。」

(…ん?)

・・・

「うわぁぉ!やめて、そういうのいいからマジやめて!」

だがしかし男の女体化と聞いて俺の頭の中にノゾムの姿が浮かんだ。

(あいつが女だったらどんなふうになるのかなぁ。)

「まぁその能力で女にしてほしい奴ならいるわ。」

「へぇ。」

俺の耳元でレミアの囁くようなへぇが聞こえてきた。

知らない内に俺の真後ろまで忍び寄って来ている。

「うわ、ってどうした?まだ料理できてないぞ?」

「ちょっと気になることができて、ね?」

そう言うとレミアはそっと腕を伸ばしてきた。

もしかしなくともこれはコレはまずい

そう直感した時には俺の最中にはレミアの手の感覚が生じていた。

「おまっ!やめ」

「えい!」

(ギイィィャヤヤアアアア!!!)

「…ってアレ?」

何かのエネルギーを流し込まれるような、そんな感覚が生じるものかと思いきや身体には何の異常も起こらなかった。

「な、なーんだ俺をビビらせようとしたぢけかよ、ビックリした。」

(でもおかしいな、なんか声の調子が…)

「おぉ、意外と可愛いわね。」

「!?」

(ま、まさか!)

恐る恐る自分の胸部に手を当ててみる。

モミモミモミ

少し大きくて柔らかいモノがそこにはあった。

「な、なにぃぃいい!!!」

俺はすぐさま火を止め、台所を飛び出して洗面台へと向かった。

そしてそこにある鏡を覗き込む。

そこには目と口を大きく開けた見知らぬ女の姿が…

「だ、だ、誰じゃこりゃあ!!!!!」

本当にレミアの能力で性転換させられてしまったらしい。

俺が慌てふためいていると誰かが後近づいてくるような足跡がした。

「ここにいたんだね。」

「だ、誰だ!?」

突然聞き覚えのない男の声がした、まぁオチは見えているが。

「おいおい、今までリビングでイチャイチヤしてたじゃねーかよぉ。」

「してねーよ!ってか誰だよ!!」

「おーっと元気いいなぁ、何かいいことでもあったのかい?」

「ねーよ!悪いことだらけだ。」

(ツッコンでやるものか。)

俺が女になってレミアが男になった。

何だこの企画、ふざけるのも大概にしてほしい。

「もう満足しただろ?早く男に戻してくれ。」

「何を言う、お楽しみはこれからだよ。」

そう言ってレミアは女体化した俺の体をいじり始める…デリケートな部分ばかり。

「や、やめろって、触れるなぁ!」

「暴れちゃダーメ、じっとしてなさい。」

俺は必死にレミアの手を放り解こうとしたが、何分女の身体なので以前ほどの力が出ない。

(くそ、肉体的な力じゃ無理か、よーしやってやらぁ。)

本格的な戦闘を覚悟した俺は左手に闇刀を作り出し、レミアに聞きかかる。

「キャ!」

闇刀はレミアの前髪に擦り、髪が何本か切れ落ちる。

残念ながら奴の額に傷を入れることはできなかった。

「チッ」

「ちょ、ちょっとちょっと!何するの?殺す気!?」

「あー、最悪それでも良いかなって気持ちになってきたぜ。」

俺は箱の中のエネルギーすらも全開放して今なり得る最強のセカンドフォルムになった。

「覚悟はいいかコラァ!」

「ちょっと、たんま!」

「オラァ!」

俺は過去最強の力を持ってレミアに切りかかった。


〜20分後〜

「ったく、悪ふざけも大概にしろよな。」

「ごっめーん。」

結局あの後レミアが謝罪してきたので頭を思いっきりチョップするだけで許してやった。

それなりの大きさのタンコブができたみたいだが、まぁそのうち治るだろ。

(それにしても本当にやっかいな能力だったな。)

闇のエネルギーで体内の変身エネルギーを消してしまえば元に戻れるのでは?と思ったのだが、それは叶わなかった。

消そうにも俺の体内にはそのようなエネルギーが見受けられなかったのだ。

どうやらエネルギーを相手に流し込んでいるわけではないらしい。

よって今のところ具体的な対策案は思いつかない。

せいぜいあいつに触れない、触れられないようにすることくらいか。

「お前、あんな面倒な能力を他にも持ってるのかよ。」

「まぁね、サックリ説明すると〜」

これまでに出てきた心読みの能力に変身能力の他に触れた生物から体内エネルギーを吸収したり、逆に他人へ与えたりする能力

分身能力

惚れ能力

ってな感じの能力を持っているらしいがおそらく全てではないだろう。

少なくともこれらの他に戦闘系の能力をいくつか兼ね備えているはずだ。

どれも使い方によっては恐ろしい力になり得る能力だが、1つだけ気になるモノがある。

「その惚れ能力って何だ?」

「相手を自分に惚れさせる能力よ。」

まんまでした。

(ベテルの全人類の半分以上が欲しがりそうな能力だな。)

「けどそれ、需要あるのか?」

「うん、王の座を狙って魔物が襲撃してきた時とかに使うの。」

レミアも一応女王なので他の魔物に命を狙われることは珍しくないらしい。

しかしそれだけではレミアは魔物の命を奪ったりはしない。

そういった場合に惚れ能力を少量使うんだとか。

補足の説明をすると惚れ能力と言ってもごく少量で相手を惚れさせることができるというわけではない。

レミアの惚れ能力全体を500wlとすると1mlでは友好度を持たれるくらい。

10mlだと普通に好き

50m lではヤンデレ レベル

100ml以上使用した場合、どうなるんでしょう。

ってな感じらしい。

とまぁ少し怖い一面もあるが、基本的には相手の命を取ることなく平和に解決させるためのいい能力だ。

「けど、私欲に使わないなんて真面目だな。」

「シュウヤはいないの?好きな人。」

レミアが声のトーンを少し上げて聞いてきた。

魔物でもそういった話は興味あるらしい。

(好きな奴…ねぇ。)

頭の中に1人の女の姿が思い浮かんだ。

まぁ今のところあいつに本気で惚れているというわけではないので

「居ると思うか?」

とりあえず素っ気なく返してみる。

「居ないの?もし居たら私の惚れ能力を貸してあげようと思ったのだけれど。」

本音を言ってしまうと魔物との戦いが跡を立たない現状では誰かとお付き合いするなんて無理なことだと思っている。

とりあえずそういうことは理性を無くす魔物が消えてベテルとゼラファーが平和になってから考えればいいだろう。

あいつが戻ってきた時、本当に告白されたら今のように伝えよう。

「今のところは誰とも恋愛する気はないよ。」

「そうなんだ…私は恋愛、少ししてみたいかも。」

レミアはほとんど小声のように喋っていたので後の方が全然聞こえなかった。

「どうかしたか?」

「いえ何でもないわ、つーんいい香り」

レミアと話している間にいい感じに料理が仕上がってきた。

「レミア、そこの棚から大皿出してくれ。」

「はーい。」

俺は夕飯のメニューをお皿に盛り付け、テーブルに並べていく。

「わー、どれも美味しそう。」

レミアは目を星にして料理を眺めていた。

今のレミアは魔物であることを全く感じさせない。

なんだかでっかい妹ができたみたいだ。

「コレなんていうの?」

「あ、えーとな…」

今日メニュー

サラダ

なめこ汁

鮭のムニエル

「よーし、いただこうか。」

「「いただきまーす!」」

「うん!美味しい!!!」

レミアは片手を頰に当ててそう言った。

魔物の口にもあったみたいでよかった。

(それにしても、向こうには箸なんてないだろうに使い方上手いな。)

と頭の中でレミアを褒めた次の瞬間

「んぐっ!」

急に苦しみ出したレミアは慌てて自身の胸部を叩いた。

どうやら食べ物をつまらせてしまったらしい。

「大丈夫か?早く水飲め。」

すぐさま俺はコップに水を入れてレミアに手渡す。

「ん、ん、んっはー、ふぅー苦しかったぁ。」

「誰も取らないからもう少しゆっくり食べような。」

なんだか本当に妹を持つ兄のような感覚だった。

俺は一人っ子なので今までこう言った場面に遭遇することはなかったのだが、今初体験してみて(なんか悪くないな。)と思った。

やはり誰かと食べる食事はいいものだなと実感しながら食事を再開する。


それから俺達が夕食を完食するまでにあまり時間はかからなかった。

「ふぅ、ご

「ご愁傷様でした!」

「おい待て!それは人が亡くなった時に言うセリフだ!この場合はご馳走さまでしたって言うんだよ?」

レミアはまるで幼稚園児みたいな間違えをした。…いや普通の幼稚園児でも中々しない、えげつない間違いをした。

「oh、sorry〜」

「なんか言葉の使い方がめちゃくちゃだな…」

しかしそうは言ってもやはり別の次元の言葉をマスターするのはとても難しいことだ。

俺だっんで英語は嫌いだし、ゼラファーの言語なんて何1つ分からない。

だからここは前もって日本語を勉強してきてくれたレミアに感謝しておくべきなのだろう。

口に出したりはしないが心の内でそっと礼を言う。

(俺もゼラファーに行く前に少しでも魔物の言語勉強しておくかな。)

「それではもう一度」

「「ご馳走様でした」」


「さて、じゃあ片付けますか。」

5分の休憩の後、使い終わった食器類を持って台所へと向かう。

そうして皿洗いを開始する

しかし真横からの視線が絶えず俺を照射していた。

「…」ジー

「どうした?」

あまりにもレミアがまじまじと見てくるので質問をぶつけてみる。

「いやそのぉ、突然おしかけちゃったわけだし、お金?のこととか色んな面で迷惑かけることになるから…少しでも役に立ちたくて。」

「お、おぉ」

(マジっすか?)

家事の手伝いがしたいだなんてノゾムでも言ったことのないことをレミアは言ってくれた。

魔物ってみんなこんな感じなの?

彼女と出会ってから魔物に対するイメージがどんどん変わっていく。

俺達人間が知識不足だっただけなのだが、レミアの印象は理性のない魔物のそれとは179°違って、なんかめっちゃいい奴みたいだ。

「じゃあ皿洗い、少しやってみるか?」

「うん!」

俺はまず見本として説明を入れながら茶碗を1つ洗った。

「まぁこんな感じで汚れが取れたらOK、やってみな。」

「うん。」

レミアはシンクの中にあるコップに手を伸ばした。

しかし

鋭い音が響き渡る

「アレ?」

レミアに握られたコップはバラバラになってしまった。

「もう一度!」

今度は中皿に手を伸ばし、真っ二つに…

「もっと力をセーブしてくれないと食器が無くなっちゃうよ。」

「ごめんごめん、ベテルの食器は結構脆いのね。」

言われてみれば魔物の肉体的パワーは人間の比じゃない。

そんな貧弱な人間の使う食器なんて魔物からすれば脆すぎるのであろう。

「あちゃ〜」

結局シンクに残っていた食器全てがおしゃかになってしまった。

「これは、ちょっと考えなきゃいけないな。」

「ちょ、ちょっと待って!」

レミアは慌てて両腕を前に突き出し、淡い黄色のオーラを放出した。

バラバラになった食器はそのオーラに包まれ、気がつくと割れる前の状態に戻っていた。

「おぉ!修復能力も持ってるのか。」

「まぁね。でも力の加減には慣れていかないとね。」

正直これから先ずっとベテルで過ごすわけではないので、そこまでしなくてもいいのでは?と思った。

しかしせっかく人(仮)がやる気を出して頑張っているので黙って見守ることにした。

それからレミアは何回か食器を割っては修復する、を繰り返した。


〜40分後〜

「ふぅ、やっと終わった〜」

40分かけてやっとのこと全ての食器を洗い終えた。

「お疲れさん。偉いぞ〜」

俺はレミアの頭を軽く撫でてやった。

ここまで来ると本当の兄妹なのではないかと思えてくる。

「やめてよ〜私そう言う年頃じゃないわよ?」

「あ、すまん。」

以前抱いたレミアへの疑問が復活する。

質問してみようか悩んだが、レミアも一応女なので年は聞かない方がいい。

普通会って2回目の女性に年は聞かない、これ常識。

うん踏みとどまれて偉いぞ俺

「さーてと」

リビングに戻りスマホで時計を見ると8時30分を回っていた。

「あれ?総帥からメールが来てる。」

メッセージには話したいことがあるからアジトに来てくれと書かれていた。

こちらとしても総帥にお聞きしたいことがあったので好都合だ。

「どうしたの?」

「話があるからアジトに来いってさ。」

「じゃあ、私も夜のお散歩にでも行こうかしら。」

ならばと俺は魔物がやってきた時、代わりに対処してくれるか?と頼んでみると快く引き受けてくれた。

それから少しして俺とレミアは家を出た。

俺はNEOのアジトを目指して、レミアは商店街に行きたいと言うので少しお金を渡しておいた。


〜NEOのアジト 司令室にて〜

「失礼します。」

「おぉシュウヤ君、わざわざすまないね。」

「いえ、それでお話というのは?」

俺がそう尋ねると総帥は1枚の紙を手渡した。

その紙にはユミの検査結果が書いてあった。

俺としては何の力も持ち合わせていないただの一般人であることを願ったが、ユミは異能力を持っていた。

しかし自分のコントロールが効かない上に何の能力かも分からないのでアジトで研究や実験を行なっているらしい。

「まぁ私としては能力を使いこなして君のパートナーになってほしいと思っているのだが、まだ時間はかかりそうだ。」

「なるほど、では転校という形でユミは学校を去りましたが、今後はアジトで暮らすというわけですね?」

「そうなるね。」

「分かりました、では俺も仕事に戻ります。」

「あー、そのことなんだが次元穴がいくつか空いているんだ。位置情報は君のスマホに送っておいた。」

スマホのマップ機能を開いてみるといくつかの場所に赤いバツ印が付いていた。

今日の仕事はそのバツ印のある場所に行って次元修復を行なうことらしい。

各地点間の距離が少し長いのでそれらの次元穴の修復が終わったら家に戻ってよいとのことだった。

「すまないね、かなりの長距離を移動しなければならないが、よろしく頼む。」

「はい、ではいってまいります。」


〜4時間後〜

「あぁ疲れた」

全ての地点での次元穴を修復した俺は実家のある街へと戻ってきた。

移動途中にも魔物の出現などはなく、次元修復は円滑に行うことができた。

とはいえ次元道と次元道の間が千数kmほど離れていたせいで4時間もかかってしまった。

流石に恐ろしい距離をダッシュしたせいで足が相当痛い。

俺は少しばかりフラフラしながら自宅を目指してトボトボ歩いていた。

数分後、向こう岸に商店街のライトが見えてきた。

もう1時を回っているというのに商店街の中は無駄に賑やかだった。

(はぁ…)

めんどくさいなぁ、という感情が生まれる。

俺は人混みが嫌いだ。

心身共に疲れきっている状態でのあの賑やかさは不快でしかない。

少しばかり遠回りになるが、俺は商店街の表舞台から離れ、薄暗い細道を通って実家を目指すことにすした。

しかし進行方向の奥の方にある広間から何人かの人間の声が聞こえてきた。

「いいじゃねぇかよ、俺達と遊ぼうぜ!」

「やめてくださいっ離れて。」

「えー、そんなこと言わずにさぁ、ね?」

3人の男が1人の女性を取り囲んでいた。

「はぁまたかよ…」

俺は大きなため息を吐いてその男達の元へ向かう。

「おい!嫌がってるだろ、その辺でやめとけ。」

「あ?何だテメェは?」

俺は女性を男達から遠ざけようとして女性の腕をを掴んで、自分の元へと引き寄せる。

す?とそのことに反応した女性と目が合う。

「「あっ」」

「何なんだテメーは!邪魔するな!」

俺は何も言わず男達の元に女性を返した。

「え?」

「「「え?」」」

「ごめんなさい、お邪魔しました。」

俺は女性が何者かを知ってアホくさくなったのでその場を立ち去ろうとした。

「いや〜ん、見捨てないでよ〜。」

レミアは態とらしい口調で俺を引き止める。

「自分で何とでもできるだろ?」

「えー、暴れちゃうよ?」

本気で暴れられたら困るが人間体のままでなら大丈夫だろ。

「お好きなように…」

(悪く思うなよヤンキー共、そいつに手を出したお前達が悪いんだ。)

「おら、早くこっちに」

1人よ男が痺れを切らし、レミアの肩を掴んで無理矢理連れていことした。

しけし次の瞬間レミアの膝蹴りが顔面に命中した。

男は目玉を飛び出しながら吹っ飛んでいき、4mほど離れたところにある甲種便所の壁に突き刺さった。

それを見た他の2人は「ごめんなさーい

」,「助けてー」などと情けない声を上げて走り去っていった。

「あんなに軽ーく済ませてあげるなんて流石私、女神の私、ね。」

「…」

(あれが、軽く…)

-直角に突き刺さった男-

この日俺は世界で1番怖い存在は女なのだということを再認識した。

「お前、ほんとおっかねぇな。」

「お金はあんまり使ってないわよ?」

「いやそういうことじゃなくて、、、まぁいいや俺は帰る。」

「ちょっと、待ってよー」




お久しぶりです。

編集もやっと半分までやってきたということで、まだまだこれからも頑張っていきたいと思います。

そして今更ながら作者ネームとタイトルを変更いたしました。

内容は全く変わっていませんのでご了承いただきたいと思います。

ではありがとうございました。

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