表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
才能のない私は転生して…何をしようか。  作者: 暁 シグ
番外編(?)
29/29

6:終わり!!

おわり!(訳)

あれから、私たちは普通の旅行をしている。


そう、何の変哲もない旅。


望んだわけじゃないけど、モブに生まれましたし?

ただモブにはモブの幸せってもんがありますし?


まあ、割と幸せな旅ですよ。

おいしいもの食べて、温泉に入ったり、景色をただ呆然と眺めてみたり…。





……



………最高かよ。



改めて考えれば、幸せだな…なんて思う。

そう考えたら、モブの私なんかが魔王を倒す!!とか壮大な夢は諦めた方が良かったのかもしれない。…まあ、そんな真剣に考えてた訳でもないんですけど。


諦めって肝心だし、スポットライトが当たるのは僅かな人間だけ。

確かに、人間誰しも自分一番だから自分自身の評価はどんな風でもいいんだけど…。

まわりからの評価を、それも良い評価を与えられたいと願っても無理だから、


途中で、諦める。


それでも他人を求めてしまうのは、本当に仕方がない。

一人で生きていくのは、楽だろう。

それでも、欲しくなるのは他人だから。


こうやって、スポットライトに当たらず誰かとのんびり幸せに生きるのが私にはあってるのかもしれない…。



というか、



マジでおいしい、この饅頭(まんじゅう)





 









…あれから4年たって私はついに…




…自殺した年齢にまで来ました!!

よくやった私!よくここまで生きてこれた!奇跡!!


まあ、そんなこんなであのあとハナと1ヶ月間の旅を終え実家で農業手伝ってます。

だって、することないし…。人生ってそういうもんでしょ?


旅が終わったあとお母さんに


「あら、おかえりなさいー。悪いけど、お隣のおうちに大根もらってきてくれるー?」


なんて、聞かれたよ。

私、そこらへんを散歩してきた訳じゃないんだよ…?

お隣さん?大根にプラスしてみかんつけないで?いつもありがとね?




でも、ミミズとのにらめっこも今日は少し休憩する。


久しぶりの景色に、少し気分が上がる。アンドレゴンのゆったりとした歩きにやっぱり眠くなった。

そのとき、見覚えのある後ろ姿があった。…スタイル良くなってないか…?


「ハナー!」

「…え?サチ!?」


アンドレゴンを走らせて近寄る。…あー、こいつ美人になったな…。


「久しぶりー、乗ってくでしょ?」

「うん、乗る。というか、サチ何も変わってないねー。」


おいおいおい、それ意味合いによってはぶっ飛ばす案件だけど……良い意味でとっておくよ、うん。


「ハナは、あれからどうしてる?」

「どう?どうって、言われても…。」


しばらくうーんと唸って、そして思い付いたように


「孤児院の先生してる。」


そう話した。…?せ、先生…?


「なんかね、家の隣が孤児院で…。給料は安いんだけど、3食付きでなにかと便利なんだよねー。子供可愛いし。」

「え?マジで?あんな媚び売られるの嫌だとか言ってたくせに?」

「…子供は…違うじゃん…?なんか、人に対して平等に…接してくれてる気するし…。」

「悪いことを知らない純粋無垢だからね。」


そう言ったら、思い切りはたかれた。

落ちるからやめて。


そうこうしているうちに目的の場所へついた。4年前と変わらない洞穴だ。


「トウマー?いるー?…ってうわ…!」

「んっ!?んんんむっ!?」


ちらりと洞穴の方に声をかけて薄暗い穴を見ると肉塊…を頬張っているトウマがいた。


「…見てはいけないね。」

「…自分の目に規制をかけたい。」


むしゃむしゃという咀嚼音を背に、私たちは遠い目をして食べ終わるのを待っていた。

 




「いやー、ごめんねー。来るのは、分かってたんだけどさー。お腹すいちゃって、すぐ食べれるだろって思って食べてたんだよねー。」

『………』


やめろよ。計画的に食せよ。

…そう言いたいけれど、生理的な問題だから黙った。


「…それで、久しぶりに会おうって約束してたけど何すんの?」

「あ、特にこれといって…。」

「うん、することないかな…。」


ハナに白けた目で見られた。

いや…、だって会いたいねー、みたいな…。同窓会みたいな気分で来たのに…。

…同窓会の方がもっとしっかりしてるか…。


「…神様の悪口でも、言っとく?」

「…いや、あんなやつの話なんかじゃ盛り上がんないよ。」

「お前ら、罰当たるぞ。」


ハナに突っ込まれた。


このまま他愛のない話を延々と続ける気がする。


というか、絶対そうだ。


まあ、それも…

楽しそうだからいいけど…。

 


軽く伸びをする。

爽快な気分とまではいかないが、今の私には充分な気分だ。



自殺してよかったなんて思うことじゃないし、実際そんなに思いたくはないけれど…。


それでも、




…良い来世だ。

読んでいただきありがとうございました!

短いって言ったはずなのに、長くなってしまいました。あと、なんか無理矢理な終わり方をしている気がします…(なおそうとは思わないんですが。)


自分自身、初めて人様に見せる小説で不甲斐ないところもありましたが読んでいただけたことに本当に感謝しています。


すべて見切り発車で書いてしまい、途中主人公全員を殺そうかと思いました。無事に殺さず来れてよかったです。


書きたいことはいろいろありますが、またここに投稿できれば幸せです。


評価、ブックマーク等ありがとうございました。

読んでいただいた方々、全員に感謝します。


ありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ