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射!~Kyudou~  作者: ココロ丸
23/23

清水北高校その参

あけましておめでとうございます。

今年もある日突然投稿するスタイルで行きます。

途中交代で鹿本の代わりに入った雪だったが、すぐさまその圧倒的異様な射に動揺を隠せなかった。



よ、よし、葉月先輩は的中。


隼人は・・・



「・・・ッ!」


キャン!と、鋭い音がした。その刹那、


パンッ!!


矢は的のど真ん中を貫いた。



・・・隼人のやつ、さっきの立を引きずってないか心配したけど、取り越し苦労だったな


と、少し安心しながらゆっくり引き分けの動作に入る。弓を構えると不思議と自分の世界に入ってしまったようで、相手の早打ちなんかもう耳にも入っていなかった。



大きく引き分け、会に入る。下筋の伸びを感じながらその時をただ待つ


「・・・・・・」


来た


キャン!


鋭い弦音の後、


パンッ!!


乾いた的を射抜く音が響いた。



「・・・(楽しい)」


チーム全員で何かを乗り越えたような感覚だった。



依然、カーリーには鋭い視線が注がれていた。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「ただいまの試合、17中対15中で、八城工業高校の勝ちです。選手は退場してください。」




結局外したのは3本。先ほどの清水北高校の的中を上回っての勝利となった。


控え場に戻り、各々が自己反省をする中、カーリーが苦い顔で近づいてきた。



「・・・ゆっきー」

「どうした?一応道場内だから、あんまり喋ると怒られるぞ。次の試合もすぐあるんだから。」


「みんなの視線やカメラ・・・・苦手」

「さっきの3本を外した理由はそれか?」


そう、先ほどの3本はカーリー一人で外している。カーリーは緊張するとどうも会が短くなり、離れの瞬間に妻手に力が入ってしまうようだ。

だから安定した離れが出来ず、外してしまう。



「なんというか・・・逆に誇ったらどうだ?自分がそれだけ見られるのは上手な射をしているからだよ。あまり深く考えんな」


「視線を集めるほど無敵?」

「え?・・・そ、そうとも言えるかな・・?」


僕はカーリーの言う無敵の意味が分からず、曖昧な返事をした。


しかし、


「・・・無敵・・見られるのは無敵・・ふふ」


わ、笑ったーー!??


「・・・ま、まぁ、悩みが解決したならいいじゃないか。ほら、次の試合呼ばれるぞ。準備準備」

「・・うん」




気持ちを切り替えた(?)カーリーはうっすらと不敵な笑みを浮かべて弓を握っていた。


・・・いや不気味すぎる


パソコンを買い換えたい

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