テスト勉強!その壱
またまた更新遅くてすいません・・・
今回は弓道のことはほとんど関係ないですね。
さて、初の練習試合を終えた八城工業高校弓道部の一年生一同。しかし、既に一同は新たな敵に頭を抱えていた。
「・・・ブリネル硬さ試験・・・ショア硬さ試験・・・ロックウェル・・・ビッカース・・・違いが分からない・・・」
「隼人、そこは文章だけ見るんじゃなくて資料と見比べたほうが定着するぞ」
「おお、そうか!さんきゅー、雪」
そう、5人はテストに向け、放課後こうして竜の家で勉強をしていた。え?1人多い?
「私も実習だったら強いんだけどねぇ・・・机の上はちょっと・・」
ついでということで綾乃もいるからだろう。
「僕もさっきから隼人に教えてはいるけど、専門科目は結構苦手なんだよな・・・」
「え?雪ってこの前のテストどうだったっけ?」
綾乃が少し確認するように聞いてくる
「確か、専門科目の平均が87点だったかな?」
皆驚愕の目に変わる
「「は?」」
「ゆっきー、それはないぜ・・・」
「ほんと自慢厨乙」
「87点だったかな?キリッ・・・だってお!バカにしてんのか?」
「え・・え?・・あ、うん、なんかごめん」
凄いこれ以上にない罵倒を受けた・・・
「「まぁ、わかればいいよ。」」
なんだよお前らの一体感・・
「・・・出来た」
ずっと黙って対策問題を解いていたカーリーが顔を上げた
「え?カーリーちゃん全教科の対策プリントもう解いたの?」
「うん・・・答え合ってるかな?」
「貸してみ」
僕はカーリーが解いたプリントを受け取り、答えを確認していった
「古典以外は100点なんだが・・・」
「「は?」」
「僕の一位伝説も早くも終了かよ・・・」
「なぁ、ゆっきー・・・古典はどうだったんだ?」
竜が緊張した様子で聞いてくる
「カーリー、言っていいか?」
「・・・・うん」
「そうか」
「カーリーの古典は・・・」
「「古典は・・?」
「4点だ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「次の電車は20分後か。時間あるな」
「・・・お腹すいた」
「早く帰りたいねー・・・」
勉強会も夜には解散となり、雪とカーリー、綾乃は駅のホームで電車を待っていた。
「カーリー、お前は今日から古典以外勉強するなよ?」
「・・・あれは日本語じゃない」
「あはは!確かに今の日本語とはかなり違うよね~。カーリーちゃんには難しいかもね」
「努力あるのみだよ、カーリー」
夜の涼しい風がシャツの隙間を通り抜ける。
「・・・うん、頑張る」
カーリーはそう言って僕のほうを振り向く
金色の髪が夜風になびく
「・・・だから、ゆっきー。もっと一緒に勉強しよ?」
「ああ、そうだな」
僕は澄ました顔で答える
内心かなり嬉しかった。カーリーが僕を頼ってくれていることに。
「むーー!駄目!」
「なんだよ綾乃?」
「・・・?」
「それだったら私も一緒に勉強するもん!」
「はぁ?・・・まぁ、いいけど・・・?」
「・・・・・」
綾乃は「うしっ」とガッツポーズ
カーリーは何故か少し不機嫌そう・・・なにか僕悪いことしたかな・・?
そんなやり取りをしているうちに電車がやってきた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・ふぁっ・・・ゆ、ゆっきー・・・あ・・そこ・・・ふぁ・・ん・・んん・・」
「カーリー、頼むから変な声出さないでくれ、お前が肩が凝るって言ったんだろ・・・はい、終わり!」
「ありがとう・・・スコール」
「はいはい、冷蔵庫に入ってるよ」
さて・・・どうしたものか。下手したら試合に出れなくなるからな・・・なんとかしないと。
「ゆっきーどうしたの・・・?」
「カーリー、言い忘れていたんだが・・・弓道部はな・・」
「・・・?」
「1教科でも赤点を取ると試合に出れないんだ」
「4点は?」
「赤点だよ・・・」
なんだその嘘でしょ!みたいな顔。お?そんなことより、僕かなりカーリーの表情分かるようになってね?
いつも一緒だからかな?
「まぁ、というわけで、僕も一緒に勉強するから頑張って勉強するぞ?」
そのとき突然リビングのドアが開け放たれた
「話は聞かせてもらった」
「また綾乃か!ていうかどこから入ってきた!?」
「今から勉強なんだよね!?私も私もー!」
「・・・もう夜も遅い」
「カーリーちゃん心配ありがとう。でも大丈夫だよ、うちの門限12時だから!」
「お前の家そんなにフリーダムだったか・・・?」
ていうか12時って日付変わるじゃん・・・
「はぁ・・・仕方ないか」
綾乃が来てしまっては静かな夜はないだろう。こうなったら3人で勉強だな!
「そんなに勉強したいか綾乃。僕はうれしいよ」
「へ?ゆ、雪?」
「いいだろう、今日は勉強漬けだ!カーリーは古典!」
いざ勉強というと不満を言う2人だったが、その顔は結構嬉しそうに見えた
さて、俺も頑張ろうかな!
いつもより短めの仕上がりです。
うちにもカーリー来ないかなぁ・・・笑




