↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンマスター・ベリル ~みなさんの攻略をお待ちしています!~  作者: GANON
本編4

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/64

因果応報のやつら。そして・・・・・・

「リィラさ~ん。バジリスクっていうのを出してくださ~い」

「ああ、はいはい。キララさん、それにガノンさん、お二人で運んでみます?」

「・・・・・・危なくないですか?」

「平気ですよ! ただし、ダンジョン内から戻るまでゴーグルは絶対に外さないでくださいね!」

「わかりました、やってみましょう」


 リィラは倉庫から3つゴーグルを取り出して僕らに2つ渡し、1つは自分につけた。

 

 見た目は水泳用のゴーグルまんまなのだが、レンズに特殊な加工がしてあり、各種邪眼の類を防ぐのだ。

 

 特大の特殊ガラスケースに入れられたバジリスク。

 

 シュルシュルと舌を出し入れしている。

 

 大きめの台車に乗せて3層へ運ぶ。


 もちろん、3層のアンデッドたちには石化の邪眼は効き目が無い。


 2層にいるサブマスターがユニコーンと勇者3人を引き連れて、3層階段まで誘導した。


 3層にいるアンデッド、それにバジリスクによって勇者たちは死亡、石化して終わった。


 リィラがバジリスクを餌で釣ってガラスケースに入れ、安全を確保したのち。


「よいしょ」


 僕は石化した勇者を台車に乗せる。

 ワイアットがぎっくり腰で入院したのは、この作業を超大柄の男でやったせいだった。

 この石像はオークションで高く売れるのだ。

 もちろん彫像品としての価値だけでなく、石化から解かして色々するらしい。詳しくは僕も知らない。裏ネットで見たところで、どうせここで見る用にするには全部モザイク処理必須だろう。別にスプラッタが好きなわけではないし。





「ガノンさん。今日までありがとうございました!」

「キララさんもお疲れ様でした。―乾杯」


 最終日、終業後の飲み屋。

 今日は予約制の少し値段の高いレストランで打ち上げだった。魔人用のいいところ。

 かしこまらなくていいようにビュッフェスタイル。

 僕は着替えていてダブルの青いスーツ。

 キララもスーツでそのまま来ている。

 シャンパンを傾け、キララに2杯目を注いであげた。


「とても楽しかったですし、良い経験ができました」

「それはよかった。急に呼んでしまったから迷惑だったんじゃないかと」

「全然そんなことないです! ただ座ってパソコン作業よりは圧倒的に得るものがありました!」


「・・・・・・ところで、その、ベリルさんとはどんな関係なんですか?」

「? 別に普通の上司と部下の関係だけども」

「いや、この前もっと深い関係に見えたので―その、ただのカメラマンと撮られてるだけじゃないっていうか」

「そうかな? けっこうな頻度で飲みに出かけてるから仲はいいと思うけど」


 キララの言いたいことはわかるが、別にベリルとは特になんでもない。

 ここでキララの期待している回答をして、ベリルとの関係を変える気もない。まだ今のところは。





 翌日。キララと入れ替わりでベリルが帰ってきた。見るからにご機嫌そうだ。肌もツヤツヤしている。

 またカメラで撮っていこう。

 そして社内でキララが表彰されることになった。まだ表立って発表されていないが、内定だ。今のところ最優秀新魔賞。

 表彰式は年末にまとめてやるだろうが、めでたいことだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。