12 ハローワークの職員が結構シビアな事言ってきたな
「なぁ~七恵。」
「何?」
「えーと何つーか。」
「何よ!?」
「あの~~・・・俺達正式に一緒に住まねーか?」
「・・・・・・」
「・・・ダメ・・か?」
「龍ちゃん!!龍ちゃーん!!」
「オイオイ何泣いてんだよ!?」
「私・・・私・・・嬉しいの。」
「何泣いてんだよ?こんな事ぐらいで。」
「こんな事ぐらいじゃないよ!!」
「はぁ~~?」
「私信じてたの私龍ちゃんの事。」
「何がだよ?」
「だって、だって龍ちゃんこんなカッコイイし、男前でケンカも強いしさ、女の子とか守ったりして、女の子にモテるじゃん。だから・・・だから私、龍ちゃんには、もったいないって思ってた。」
「ハハ。」
「何?何なんで笑ったの?やっぱり遊びだったの?やっぱりウソだったの?」
「そんな事ねーよお前のそんな純粋な所がすきなんだよ。」
「龍ちゃん!!」
「オイオイまた泣くなよ~何か俺が意地悪した見たいだろ!!」
「だってー!!」
――1時間後――
「やっぱ浮気するんでしょう!!やっぱり浮気するー!!みんな男ってそうなんだから、最初は好きだよって言うクセに。龍ちゃんは、龍ちゃんは浮気しないでよ!!」
「おおん、おお。」
「絶対!絶対だからね!!」
「おお・・おお。」
「いや、やっぱり浮気するんでしょう、だって顔に書いてるもん絶対浮気するって、やっぱり男って皆そうなんだから。龍ちゃんは、龍ちゃんは浮気しないでよね!!」
「おお・・おお・・おお・・おお。」
このやりとりが1時間以上続いた。本当女って用心深けーな。疲れるぜ、全く。
多くの人が集まってる場所に龍典いた。そして、その室内のコンピューターが丸いデスクの上に置かれている。
そのコンピューターの画面を人差し指で強く押していたが、そのコンピューターの反応が悪いのか、自分の思い通りにいかない事に龍典は激怒した。
「オイ!!このクソ機械俺をバカにしてんのか!?クソー何とか言いやがれ!!」
その龍典の大きな声と態度を見て周りの人達は驚いた表情をして龍典の事を見ていた。
「クソ-またダメだったよ!!何でアイツラ俺を顔で判断するのかねー、俺はこんな顏してるけど、心は、こう・・すごく穏やかで、心の中には花が咲いているんだよ・・な、分かる!?分かるだろ!?」と
職業安定所の職員に不満をぶつけていた。
「そう言われてもねー、君の気持ちは分かるけど、職業欄に融資会社の名前は、マズイよ、それにその顏でしょ。これで絶対闇金だよね?」
「仕方ねーじゃねーか、俺生まれて今まで、そこでしか働いた事ねーし。」
「でもね、マズイよそれじゃ。」
「何かそれじゃあウソつけって言うのかよ。」
「そうじゃないけどさ・・何か面接で変な事とか言ってない?」
「言ってねーよホントの事をありのままに言ってるだけだよ。」
「それがマズイんだよね。」
「何がだよ仕方ねーじゃねーかよ!!俺ウソつけねーもん。」
「つこーつこーつこーかウソ。」
「えっ!?ハローワークのあんたがそんな事言ってもいいの?」
「だってさ~もう仕方ないよ、こうなれば、結局さ働けなきゃ本当のその人の素性って言うのも分からない訳だし、だから、つこーつこーよ。」
「って言うか良いんかい?」
「まぁ~~ここの職員としては、らしからぬ言葉だけど、君の場合は特別だよ。だってこのままず~~っと、この調子じゃ、職につくの無理だよ!!」
「それもそうだな。」
「だから、つこーね、つこーね、じゃあ次の方どうぞ~~」
「って、まだ話し終わってねーぞ!!」
「お客さん待ってるから又、次相談のってあげるから。」
はぁー何だよ、ったく。どいつもコイツも俺を邪魔者扱いしやがって・・・・
「・・・という事何だよ、成巻さん悪りーがあんたを運転手として、雇う金無くなっちまった。」
「そうですか、それなら仕方ないですね。」
「ホント済まねー、今までずっと俺を特別に先行して乗っけてもらってたからな。」
「いえいえ、こちらこそ有難うございます。色々と本人様の事情もありますからね、本当にこちらこそ、有難うございます。」
「また、余裕出来たら呼ぶからさー。」
「はい、その時はこの成巻誠意を持って働かせてもらいますよ。」
「おお、その時はお願いします。」
まぁ正直、金は余裕あんだけどな、金返した残り全部俺のモンだから、1千500万くれーは、残ってらーでも七恵と一緒に住む新居やら生活費やら何やら、ケッコー金使うから、その分余裕持っとかねーと。こっちが危うくなっちまう節約だよ節約。




