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愛はトキドキ夢を見せる  作者: 秋山葵
春へ歩いて 木村紅葉
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116/196

春へ歩いて 6

「それじゃあ、どうやったのかっテ? 簡単な話だヨ。でも、あの二人には絶対に内緒ネ」

 スッタンが指す二人と言うのは、勿論ハートとまこぴーのことであろう。本当に喜んでいる様子だったから、トリックは伝えずにってことね。

「まこぽんの家が超大金持ちなのは知っているネ? 真琴お嬢様を喜ばせてあげよう、つってサ」

 どうやら我がグループに投票してくれるよう、剣野家の方々にスッタンから頼んだんだとか。それでまこぴーが喜ぶなら、そう思いそれに応じてくれた。その時点で甘いとは思うけどね。お嬢様を成長させる気がないのか。

 まあ、そのおかげでわたしたちの名は一気に知れ渡った。デビューイベントで予選を優勝にて突破、そんなの未だかつてないもの。これにより伝説は出来たから、もう手助けをして貰わなくてもきっとそこそこは行ける。メンバーの可愛さは本物だし。

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