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愛はトキドキ夢を見せる  作者: 秋山葵
春へ歩いて 木村紅葉
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114/196

春へ歩いて 4

「音楽にアレンジを加える、それで良くないか? 今から歌詞を覚えるなんて無理だと思う。考えるのだって時間ないと思うし」

 これはつまり、役に立ちたいと言う優雅の想いも含まれているのであろう。それだったら、優雅の提案を呑んであげるのもいいかも。それに新曲作っても、本番でミスったら大き過ぎるわ。

「スッタン、優雅に任せてみてはどうです? 彼のセンスは衣装から分かっていますし、お願いしましょう」

 きっと優雅はハートの為に、このグループを作ったんだと思う。そして彼女の為、勝利へと導いてあげたいんだと思う。だからわたしはそれに協力してあげないと、honey splashのメンバーとして。

「うん、分かっタ。ボクらの為、素敵なものをお願いするヨ」

 恥ずかしそうにスッタンは言った。でも少し、気に入らないような表情をしている。それはきっと、スッタンが……。

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