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春へ歩いて 4
「音楽にアレンジを加える、それで良くないか? 今から歌詞を覚えるなんて無理だと思う。考えるのだって時間ないと思うし」
これはつまり、役に立ちたいと言う優雅の想いも含まれているのであろう。それだったら、優雅の提案を呑んであげるのもいいかも。それに新曲作っても、本番でミスったら大き過ぎるわ。
「スッタン、優雅に任せてみてはどうです? 彼のセンスは衣装から分かっていますし、お願いしましょう」
きっと優雅はハートの為に、このグループを作ったんだと思う。そして彼女の為、勝利へと導いてあげたいんだと思う。だからわたしはそれに協力してあげないと、honey splashのメンバーとして。
「うん、分かっタ。ボクらの為、素敵なものをお願いするヨ」
恥ずかしそうにスッタンは言った。でも少し、気に入らないような表情をしている。それはきっと、スッタンが……。




