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春の歌見て 4
「落ち着け。お前らなら出来る、お前らなら出来る」
会場に到着すると、優雅はずっとそう言って安心させてくれた。手続きや用意なんかも、全て優雅が一人でやってくれたらしい。私たちと同じように、優雅にだって何か想いがあるのだろう。
「楽しみだネ。失敗は絶対に許さないから、緊張感を持ってリラックスしていくヨ」
リーダーは心の筈だったが、完全に麗華が仕切っている。そして衣装を身に纏うと、遂に私たちは舞台にあがっていく。
物凄い大勢の人だった。足の震えが止まらなくて、何度も躓き掛けた。しかしそれを悟られないよう、必死に私は位置に着いた。




