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【仮】適性看破スキルで幸せになりたい ~魂がブサイクって何!?雑転生で殺されかける~  作者: ファンタジーに恋焦がれ太郎


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第2話:もしかしてこの子を助けてほしいの?

寝、寝れない

綺麗なエルフさん視点



 「…えっ?」



 今、この子何て言った?



 『なんで、ゆみを…、つかっているの?……もっと、うえ、を、…めざせ、る、…てきせいが、…ある、の…、に…』



 「なんで弓を使っているの。もっと上を目指せる適性があるのに。ですって…?」



 確かに私は弓も武器として使う。エルフと言えば弓と精霊魔法。これが基本のスタイルだ。どんなに下手だろうが上手くなるまで練習させられるのが普通で誇りでもある。


 それにこれでもCランク冒険者だ。最近頭打ち感があって悩んではいたが…。いや、というよりも死ぬ直前の、最後の言葉として選ぶことだろうか?思考の海に潜っていると突然目の前がチカチカと光出す。眩しさに思わず瞼を閉じて手で目を隠すと更に強く点滅した。



 「ごめんごめん!分かったから!そのチカチカやめて!」



 そう叫ぶとようやく光の精霊は点滅を止めてくれた。風の精霊と水の精霊よりもこの光の精霊が1番慌てている。まだ忙しなく動いていることをかんがえると…。



 「もしかしてこの子を助けてほしいの?」



 そう問いかけると頭が取れそうな程頷いている。横で風の精霊と水の精霊も頷いているのでもしかしたらこの子は【精霊の愛し子】なのかしら?もしそうなら助けないと契約してくれてるこの精霊達に嫌われちゃうことになる。…仕方ない。



 「出来るだけ頑張るけど駄目だったとしても怒らないでよね!?」



 子供を抱えようとしたが、とても、臭い。ナイフを取り出して服を全て切り捨てて水の精霊に身体を洗わせて光の精霊に回復魔法をかけてもらう。


 …男の子だったのか。やっぱり子供のは小さいわね…。ジッと見ながらそんなことを考えていると水の精霊が私の顔に向かって水をかけてきた。ごめんなさい。


 謝りつつリュックの中から大きめで綺麗なタオルを取り出して子供を包む。…これ結構柄が綺麗でお気に入りだったんだけどな。はぁ。…よし!子供を抱えて宿まで走る。


 宿に着いてずぶ濡れで子供を抱えているのを見た女将さんが、心配そうに声をかけてくれたのだが時間が無いので宿を引き上げると伝え、水の精霊に身体に付いている水をまとめてもらい、宿の外に捨ててから2階の借りてる部屋に行き、荷物をまとめて下に戻る。

 すれ違う瞬間にこの子をどうするのかと女将さんが聞いてきたので「公爵家に伝手があるので急いで向かって診てもらう」と伝えると流石に驚いたみたいで固まっていた。その隙に私達は宿を出た。


 走りながら街を南に向かい、門の手前で速度を落とし兵士に知り合いの公爵家に診てもらいに行くと伝えたら「隣街まで3日もかかる、その子はもつのか?」と言われたが「問題無い」と答え門から外に出た瞬間、精霊達に協力してもらいながら走った。


 水の精霊には私とこの子の周りに水が来ないようにしてもらい、風の精霊には飛行しているドラゴンと同じくらいと言っても遜色の無いスピードで走れる様にしてもらい、光の精霊にはこの子の体調を優先させつつ異常なスピードで走り痛めてしまう私の身体の治療をさせて走り抜けた。


 1時間後。3日かかると言われた道のりを走破し、公爵家が住んでいる直轄領に着いた。

 流石にいつもの様に並んでいられる状況じゃないので貴族用の門に進み公爵家から渡されていた家紋入りの短剣を見せると見知った門兵だったのもあって素通りさせてもらえた。


 風の精霊の力を借りて今度は建物の上を大ジャンプし、着地時にも風の精霊の力で周りに被害を出さずに静かに足を着き、また大ジャンプをする。これを繰り返して公爵家の門の前に降り立つと槍を向けられたが家紋入りの短剣を見せつつ「私だ。至急公爵閣下に頼みたいことがある」と伝え門が開くのも待っていられず大ジャンプして一気に玄関前まで跳んだ。



 これだけ派手に精霊魔法を使って来たので気づく人は気づいてたみたいで玄関を開けると公爵夫人がメイド長と執事長をお供に待機していた。



 「ちょっとティア?いくらあなたでも「ごめんヴァネッサ!話は後で!前の借りを使ってこの子をお願い!!」…見せなさい。っ!まぁ大変!アンナ!すぐに客間の準備と体を拭く用意を2部屋分、それとこの子に着せる用の息子達の子供の頃の服を何着か持ってきてちょうだい!ホーキンスは旦那様にすぐに伝えて!それと胃に良い食事を料理長に!ダグナー先生も連れてきなさい!」


 「「畏まりました」」


 「ティア?あなただいぶ無理をしたわね?後は任せてお休みなさいな」


 「ごめん、ヴァネッサ。後は、任せた。この子は、精霊、達、の……」



 流石に精霊魔法3つ1時間ぶっ続けは久しぶりにキツかったわね…。身体に襲いかかる無理な運用の反動の痛みと魔力欠乏症になりかけの頭痛を感じながら意識を手放した。


少しでも良ければリアクションくれると嬉しいです

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