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サーカス団の帰り道

「では、本日は貴重なお時間をありがとうございました。」

渡辺さんはそう言うと、僕達を帰るよう促した。


帰り道、渡辺さんは見たことのない深刻な表情で話を切り出した。

「あの緑茶さ、おかしかったよね。女将さんが運んでる時、固まってるみたいに水面が動いてなかったよ。」

そんなまさかと思った。

だったら何が入っていたのだろうか。


「あれ、ほんの少し呪術が入ってた。渡辺の言う通り、呪術には欠点がある。それが、一度決めた形から動かないっていうこと。物によっては全然気づけないけど、液体のものでよかった。あの緑茶飲んでたら記憶操作されるとこだったよ。」

震えている僕に向かって先生が続けて説明した。


「…では、やはりあの夫婦が真犯人なんですか?」


「それはまだ分からないかな。少なくとも、あの日屋敷にいた人は全員容疑者だ。」

しばらく沈黙が続いた後、重い空気のまま事務所に帰っていった。

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