↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
けもみみ看板娘♂  作者: かづき


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
16/37

16 勉強に飽きたら?

お読み下さりありがとうございます!

楽しんでいただければ嬉しいです!!

「おはよう。」


「おはようございます、チハヤ様。」


「朝の運動に行こうか。」


手はもう痛くないと言ったのにまだ包帯を外してくれなかった。着替えをさせられた。


オロフ、鼻血止めなさい。




今日も城壁を走る。オロフはちゃんと3周付いてきた。ペースは上げなかったけどね。


猫より犬の方が長距離向きだもんね。


今日も訓練場へ移動。昨日より増えてる!やる気出てきたね。僕は手が使えないので型だけ。うちの武術は基本はあるけど何でもありなので空手も合気道も少林寺もごちゃ混ぜ。


何となくでやっている。


ただひたすら早く、型を正確に。


気持ちよく空を切り裂く音を響かせて15分間通しで型を納めて終了。


軽く息が上がる。


拍手喝采!


いや、見せるためにやったんじゃないよ?

でもやりたがる人が沢山いたので教えた。


「予想以上の運動量に驚いております。」


オロフが代表して言う。ずっと中腰で摺り足移動だから見た目以上に足腰に来るんだよねー。

城下町はヨーロッパ風だったからみんなの足腰鍛え直したらパルクールやりたいな。塀や屋根を飛び回るスポーツのアレ。あれで訓練したら変則的な動きに対応しやすくなりそうな予感。


「みんなー、ちゃんとマッサージしておかないと筋肉痛めるかも知れないからね。大事にしてね!」


頑張って平静を装ってるけど足がぷるぷるしてるから部屋に戻ってオロフのマッサージしよう!





「はい、マッサージするからベッドにうつ伏せになって。」


「…は?」


「だから、マッサージするからベッドに…」

「そこではなく!護衛がチハヤ様のベッドに入るなど許されるはずがありません!!」


えー?そうなの?

ニルスに聞くとマッサージ用の簡易ベッド持って来てくれるって。

あ、顔用の穴が空いてるから犬獣人の鼻が潰れない。こっちの方が良いね。


かのこちゃんに手を使う事を止められたけど、豆は指の付け根でマッサージは手首に近い所だから大丈夫!ここで押すとぐいぐいマッサージしても痛くないんだよね。オロフも驚いてた。


ボクもかのこちゃんに軽くマッサージしてもらって朝食。


早めに朝食を食べたヨナタンがオロフと交代した。

あれ?ベルは丸一日護衛して交代したよね?1日2交代制に変更したのかな?


と考えてたら食事だけの交代だった。

…ベルはいつ食べてたんだろう?


そう言えば仕立て屋さんを紹介してくれる約束の侯爵夫人にはどうやって連絡取るんだろう?


「こちらからお手紙をお届けします。チハヤ様、文字のお勉強をしっかりなさってお手紙書きましょうね。」


ちっちゃい子に言うみたいに言われた…。


悔しいのでしっかり書き取りする。昨日と同じ様に全部を1回ずつ書くのを3回繰り返して5分休憩。これを45分間。少しずつ覚えて来た。でもこの数字で暗算は難しい…


「疲れたー!!気分転換に城下町に行きたーい!」


音を上げて叫ぶとニルスが少し考えてから王子に聞いて来ると言って出て行った。


「ねぇ、かのこちゃんは町によく行く?」

「仕事がありますからたまに行く程度ですね。」

「可愛い服や雑貨の店とかある?」

「もちろんです。美味しいケーキの店やきれいな庭園もありますよ。」

「行きたい!許可が出たら案内してくれる?」

「お任せ下さい。」


やったー!と喜んでいると許可が出たと戻って来たニルスが言った。


出発は1時間後。


あんまり目立つのは良くないと言うのでお母さんからもらった普段着の1番地味な茶色のワンピースにする。もちろん生地は上等なので一目で貴族の服だと判る。


でもそれくらいじゃないと獣性の濃い護衛を連れているのを不審がられるらしい。


ん?


獣性の濃い護衛を連れているのって貴族だけなの?


「獣性の濃い者は力が強く自己治癒力も高い事から貴族や商人に護衛として雇われることが多いのです。」


ただ差別されるばかりじゃないんだ。

と感心してたら以前は奴隷扱いされていたけど、今の王様がちゃんと雇うように法律を変えたんだって。


王様変態としか思わなかったけど、良い王様だったんだ。見直した!


耳を隠すため茶色のボンネットをかぶって顎の下でリボンを結ぶ。


「オロフとデート♡」


と腕を組んだら、かのこちゃんに止められた。


「姫と護衛の身分違いの恋は注目の的です!目立ちます!」


ダメなの?

見ればオロフはカチンコチンに固まっていて、これでは護衛にならない。


「じゃあ、かのこちゃんとデート?」


「デートなら私とだろう?」


呼んでないのに出てくるな!仕事はないの?

1時間で片付けたと言う。そのための1時間だったのか…


「王子はどうやったって目立つでしょ?」

「チハヤほどじゃないよ?」


ぶーぶー文句を言うボクを時間がなくなるからと強引に馬車に押し込み、出発する。王族用でもお忍び用でもない、下級貴族用の馬車だって。馬車たくさん持ってるの?カーマニアみたいな感じ?


とうとう不定期更新になりました。

それほどお待たせせずに更新するつもりですが、のんびりおつき合い下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
励みになりますので良かったら拍手して下さい。
web拍手 by FC2
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。