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第4話 第17戦隊アイドル

あと3分で戦闘空域に突入します。


「いいの?参謀さんがこんなところでサボっていて」

「戦闘になれば参謀は役立たずです。現場判断に任せるしかない。

余計な口出ししないためにも、ブリッジにはいない方がいいんです」


「あら、食堂ウエイトレスの私と一緒ね」

「実は、ここにいるのは、ある特別な理由がありまして」



敵部隊フォーメーションチェンジ無し。

よって、V字フォーメーションに転換せよ!


「どんな理由かしら。あ、ヴィジョン付けましょうね」



 さぁ、いよいよ始まりますね。


 防衛部隊は、中央に、中型防衛艦8隻。その後にキャノン艦4隻。

 巡航艦は左右に一隻づつ配備しています。


 対する攻略部隊は、縦2列、巡航艦4隻づつ。その周りに護衛艦がいます。


 おっと。

 攻略部隊がフォーメーションを変えてます。

 これは、V字フォーメーションでしょうか。


 どういうことでしょう・・・解説お願いします。


 えーーっと。V字フォーメーションは通常、包囲殲滅のためにとられる形です。


 すると、攻略部隊は包囲をしようとしているということですか?


 いえ、それは無理でしょう。包囲には3倍以上の戦力を必要とします。

 今回の闘いでは、ほぼ戦力は同じですから。


「どういうことなの?参謀さん。教えてくれません?」

「まぁ、今回のV字ホーメーションは特別な理由があって・・・」


 防衛部隊も敵部隊のフォーメーションに合わせて形を変えていきます。

 このままだと、左右の巡航艦と攻略部隊が激突します。



有効射程に入りました。攻撃にかかります。



 防衛部隊の巡航艦1隻に、攻略部隊の巡航艦4隻がぶつかります。

 今、双方一斉射撃はじまりました。



攻撃来ます!  ガガガガッ。

収束ビーム砲、左舷装甲に命中・・・被害、軽微。



「大丈夫かしら、この艦?」

「このくらいなら、全然大丈夫」


 最初の攻撃は攻略部隊には損害がありません。

 防衛部隊は、左側の巡航艦、中破。右側の巡航艦、小破。

 作戦続行には影響ないものと思われます。


「お互い、大したことないみたいね」

「そうかな?そうでも無い様だけど」


 あ、防衛部隊の左右の巡航艦、いずれも回頭します。

 おおっと、戦闘空域から離脱する方向へ向かう様子です。


「良し!そうこなくては!」

「うまく行ったの?」


 防衛部隊、巡航艦2隻が離脱していきます。

 攻略部隊は、あれ・・・これまた、離脱していきます。


「えっ、離脱なの?後ろから追って叩かないの?」

「いや、いいんだ。離脱で」


 防衛部隊の防衛艦とキャノン艦だけが残されています。

 攻略部隊は、あ、減速しています。


 どういうことなんでしょう?解説お願いします。

 えーっと、どういうことなんでしょう?


「どういうことなんです?参謀さん」

「今、うちの艦長が必死で作戦を実施しているのさ」



 防衛部隊の巡航艦は、離脱してワープエリアに向かっています。

 防衛部隊の残りは、減速しています。

 攻略部隊も一緒です。



「どうなっているの?どっちも止まってしまうわね」

「まぁ。そうなるね。問題はその後だ」


<<< 12分経過 >>>


敵、防衛部隊は、投降勧告に応じました。

この戦闘は、わが第17戦隊の勝利です!



「あれ?勝っちゃった」

「みたいだね」


「どうして?なんで投降しちゃうの?」

「説明しようか?」

「してして」


この星系の防衛部隊は、ふたつの命令系統を持っている。

巡航艦と、それ以外と。


本来、巡航艦は星系の防衛ではなく、艦隊に所属している。

今回の場合は、艦隊から派遣されて、防衛部隊と一緒に闘っていたのだ。


命令系統は艦隊の方が上位で、派遣されている巡航艦が旗艦になっている。

他の防衛部隊は、それに従う命令が出されている。



しかし、巡航艦にとって、この星系を防衛するよりも、艦隊に無事に戻ることが

重要な任務となっている。



だから、不利な状況においては、離脱という選択がある。


離脱した場合、命令系統は防衛部隊に引き渡され

防衛部隊の1艦が旗艦になる。



その時点で、攻略部隊は投降勧告を出したのだ。



実は防衛部隊は、星系の惑星人によって運営されている。

派遣された巡航艦を除いて。



惑星人にとって、同盟だろうが帝国だろうが、

それほど大きな違いがあるとは思っていない。


帝国は投降した星系に対して乱暴なことはしない。


元々、同盟側の惑星人だった私にとって、良く知っていることだ。

だから、巡航艦さえいなくなれば、防衛部隊が投降する可能性は高かった。



「そういうことなのね・・・作戦通りってことね」

「まぁ、そうだね。1日で攻略すると宣言してしまったから、

この作戦が一番効果的だと思ってね」


「もうひとつ聞いていい?」

「何かな?」


「さっき聞いたこと。戦闘中に食堂へ来た特別な理由って何?」

「それは、第17戦隊のアイドル、カトリーヌちゃんと二人きりで話す作戦さ」


「まぁ~。その作戦はうまくいきまして?」

「それはこれから・・・」



「よーし、勝利の祝杯を上げるぞ!」


艦長をはじめ、ブリッジのメンバーがカトリーヌ食堂にどやどやと集まってきた。


もうひとつの作戦はシャンパリオン参謀の作戦は、時間切れで失敗した。




その頃、コンテナ・ブレイン『RX78』は、

シャンパリオン参謀の故郷、惑星アヴィオール3で新しいブームを起こす準備をしていた。

うーん、戦闘シーン。もう少しうまくかけないかな~。勉強しなきゃ。

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