7/8
第七章:世界の再起動
光が満ちた。
すべてが白く染まり、私は意識を失う。
目が覚めたとき、私は自分の部屋にいた。
だが、世界は変わっていた。
王太子ヴァレンティンは、ダリラと正式に婚約を結んだが、それは形式ではなく、二人の意志によるものだった。
ダリラは「ベアトリクス様のおかげで、自分の気持ちに正直になれました」と言った。
貴族社会では「ベアトリクスは変わった」と言われるが、今は「自由を貫いた勇気の象徴」として、尊敬されるようになった。
そして、私は──
魔導学院を首席で卒業後、小説を出版した。
『結婚拒否をする悪役令嬢』
というタイトルで。
これは、私の物語。
そして、あなたの物語でもある。
本の最後に、そう書いた。




