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銀のペンダント  作者: 上村文処
エビソード9 会合〜恩人〜託されたもの
1044/1048

9-148 この場所自体は

 この場所自体は、ドーム球場的な建物の中っぽいのは分かるけど、見上げても天井は見えず。塔の上の方も、暗くて見えない。

 ただ。


「明るく感じます。光っているものが何もないように見えるのに」

「さっきのところを抜けると、この中が見えるようになるんだよ。図書院の中心部にいる間だけ有効な、呪文が働いている、と思ってもらえたらいいかな」


 なるほど。


「あの塔が、王立図書院の中枢。研究所、と呼ばれてるところだね」


 研究所。


「そんなところに、私が行ってもいいんでしょうか?」


 恐れ多い。


「大丈夫なんじゃない? シーちゃんが行けって言ったんだし、私もいるし」


 ゆっくり、私の歩く速さに合わせて、シルバーソーンさんは歩いてくれている。


「この橋の床も、動く床だけど、平気そう?」

「はい、それは、あの、なんともないです。はい」


 普通に歩いている感じしかしない。


「橋の中心に、線があるのが分かる? 溝みたいな、細いの」


 むーん?

 溝?


「あ、ありますね」


 床は黒くて、溝も黒い。溝の方が、少し濃い黒、という雰囲気。


「結線すると、一気に向こうまで行けるんだけど、さすがに、どうかな。やってみる?」


 結線か。

 女は度胸。


「はい。では。あ、あのー、離れたまま結線しますので」


 先にお伝えしておこう。


「え?」


 結線。うん、できた……。

 た?


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