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パラレル・デリート


 挿絵(By みてみん)

 挿絵(By みてみん)


 挿絵(By みてみん)


 ──決行は四日後、ですか。


 声がする。

 どこかで聞いた、抑揚のない静かな声。

 耳ではなく頭の中に直接流れてくるようなこの感覚を、俺は知ってる。

 見て、聞くしかできない空間であると、それも経験から知っている。


 ──そうだ。余計なことをしてくれたな、卯月うづき

 ──……申しわけありません、──様。


 青く光る地面に正座をして、角の生えたヒマワリに似た頭を深々と下げる。青緑色、ターコイズグリーンという色名が合う花弁。

 何度か聞いた『卯月』の名を持つ生き物は、声に震えを乗せて謝った。


 少し前に見た、洞窟のような場所。

 いくつもある青光りした水晶が辺りをぼんやりと照らしている。

 岩壁がんぺきに埋め込まれた小さなガラス玉が、青い光を反射して煌めく神秘的な空間。


 その神秘さを破壊的な力で汚すように。

 ビシャリと、大量の液体が艶やかな地面を濡らす。

 赤い、赤い赤い液体。

 俺の嫌いな、赤い液体。


 ──隠さなくて良いのだぞ。なぁ、卯月。


 黒く塗り潰された相手はせせら笑う。

 いつの間にか卯月の右腕が切断されていた。

 太い植物の蔓を束にしたような、白と青の花が咲いた腕。肩から斬られ、後方へ飛んで、落ちて、鮮血をまき散らす。

 ボタボタと、卯月の断面から滴る液体が赤い水溜まりを作っていく。


 ──人間ベースは痛むだろう? には相当我慢しているように見える。そうまでして守りたい何かがハズレにはあるか?


 以前はくぐもって聞こえた相手の声がハッキリしている。幼い男の声。

 卯月は何も言わない。謝罪の姿勢をとったまま、名前のわからない生き物の言葉を聞いている。

 数秒経って、右腕は再生を始めた。

 驚異的な回復力で元通りになっても洞窟の赤は消えない。

 こびり付く、鉄のにおい。


 ──まぁ良い。今後も邪魔をするのであれば、さっさとお前を取り込み消してやるだけだ。

 ──……はい。

 ──産み直せばその反抗心も少しは薄れよう。下がれ。


 ひたいおぼしき花びらを地面につけ、動かなかった卯月は立ち上がる。

 名の知れない黒塗りの相手に礼をする。

 背を向ける前にもう一度聞いた。


 ──決行は四日後。……六月六日、ですね?


 確認を取るように。


 ──直樹なおきを主軸にした計画だった。お前のせいで延期を余儀なくされた。

 ──……申しわけありません。

 ──早くゆけ。

 ──はい。


 今度こそ背を向けた卯月は静かにその場を去る。

 水晶に照らされた通路を進む。

 進行方向から誰かが歩いて来た。


 ──あのお方の邪魔をするなど、産月うみつきとしてあるまじき行為。……長月ながつきならそう言うでしょうね。


 近付いて、わかった。俺の知る人物だと。

 声をかけたその男性は優しいほほ笑みを浮かべる。

 細い根を巻いて出来た卯月の体が強ばる。


 ──前回の集会に出なかったことを私も怒られました。大丈夫ですよ。私はあのお方のようにあなたを傷つけたり、長月のように叱りつけたりはしません。……ですが。


 ひょい、と。変わらない表情で男性が上を向く。

 何か言ったのか、微かに口もとが動く。

 天井から見下ろすような俺の視点では、その人物と目が合っているように思えた。


 ──人に教える・・・・・のはよしてください。【デリート】。


 その技名を最後に。俺の意識は急に遠くへと吸い込まれていった。



 ────ガタンッ!!


 落下した。天井からではなく、座っていたベンチから。

 肘置きに体重でもかけていたのか外気浴用の白いおひとり様ベンチは俺の後方に転がってる。

 俺は床に横たわっていて、視界にはさっきの洞窟も人外の彼らもいない。

 少し顔を上げれば、見えるのは灰色の雲。建物の壁と、青々とした人工の木々。起き上がって振り向けば、やはり誰もいない寂しい温泉。

 ガラスに映る自分の顔は汗びっしょりで、それがサウナのせいなのか、今見ていたもののせいなのか、すぐには判断がつかない。


(白昼夢? いや、あれは──)


 あの時と同じ。模擬大会前に見たあの夢と同じ現象。

 一昨日の夢の場所と、彼の名前。


「臨世と『竹』に手を加えた人物。……いや」


 人じゃない。『四月』を指す産月、『卯月うづき』。

 ──【デリート】。


「やばい……!」


 駆け出す。更衣室に置いた携帯を取りに全力で向かう。

【デリート】。あの技が本物かどうかは判断できない。俺に作用するかも不明だ。

 でも、あの人は気付いていた。

 俺が見ていることに気付いていた。

 だとしたら、俺は今の内容を忘れてしまうのかもしれない。誰かに伝えなければ、何らかの手段を用いて知らなかったことにされるのかもしれない。

 忘れられない、忘れちゃいけない。

 未来あいつを守るために、絶対に忘れてはならない内容を。


「ざけんな……っ、どうにかしろ、キューブッ!【火文字ひもじ】!」


 即興。キューブを展開しないまま火を作り出して、絶対に忘れてはならないキーワード『6月6日』を走りながら中空に書く。

 燃え上がる赤で書かれた文字は読むのが難しいけど、後で火力を抑えたらどうにかなる。読めないことはない。


「くっそ……!」


 一部分、既に抜けているのがわかる。

 誰が夢を見せてくれたのか、俺の頭ではもう思い出せない。

 忘れるなと何度も自分に言って、消えていく記憶を必死に繋ぎ止める。


 なんで知らない生き物たちの夢を見るのか不思議だった。予知夢なんて、自分でも信じきれていなかった。

 違う。あれは──教えられていたんだ。

 内情を知る産月の一人が俺に教えてくれていた。

 何らかの理由があって、夢という手段を使って、未来が危険だと知らせてくれていた。


『なんで』。それは今考えるべきじゃない。


 転がり込んだ更衣室。服の上に置いた携帯を取る。

 慌てて取った携帯は勢いで滑り落ちる。

 床に角から当たり、画面にヒビが入る。構わない。

 拾い上げ、すぐ連絡できるようにしていた連絡先の『お気に入り』を開き、電話を掛けようとした。

 けれど。


「……?」


 フリーズした。落とした携帯じゃなくて、俺の方が。

 動くはずの手が動かない。指が脳からの信号を遮断されたかのようにピタリと止まって、開いている連絡先の欄をじっと見る。じっと見て、考える。挙句──。


「俺……なに、しようとしてたんだっけ」


 自分の行動に疑問を抱いた。


「何で、携帯取りにきたんだっけ……」


 さらなる疑問を投げかける。

 何で俺は今、携帯を持った?

 今から何をしようとしていた?

 わからない。


「思い出せ。何か、何か……大事な……」


 頭の中がモヤモヤする。何かを忘れてる。

 忘れていることはわかるのに、忘れた内容が俺にはわからない。


 携帯の表示は司令官を示していた。

 だけど司令官は今、凪さんたちと会議中だ。

 しかも俺が司令官に直接連絡するとは思えない。今まで一度もなかったし、緊急用に登録しておいただけだから。


 なら、その下にある凪さん?

 もしくは更に下にある未来?

 ──俺は今、誰に連絡しようとした?


「大したことじゃ……なかった?」


 そんなわけない。大したことじゃないなら、何で俺はこんなに取り乱してる?

 何かあったから走ってきたんだろ?

 何かあったから連絡しようとしたんだろ?

 でも、わからない。

 言おうとした内容が、わからない。

 何を伝えたかった? 何を言わなきゃいけなかった?

 わからない・・・・・


「……デリート」


 その言葉だけが、妙に深刻なものに思えた。

 それは、凪さんの技名で。凪さんが未来のために使ってくれた記憶を隠す技で。

 臨世の言葉によって狂ってしまった状態から元に戻るきっかけとなった技。

 前を向くための希望の光、【デリート】。

 そんな大事な技の名前が、なぜか、頭を駆け巡る。

 俺はいったい、何を忘れた──?


「……六月、六日。凪さんの誕生日」


 暴れてしまった気がして、携帯を持ったまま外気浴のスペースに戻れば、俺が書いたのだろう火の文字が踊っていた。


(誕生日プレゼントのことでも聞こうとしたのか? ……まさか。んなの本人が帰ってきてからでも聞けるだろ)


 違う。絶対に、違う。

 誕生日はお祝いしたいけど、電話はきっとそのことじゃない。もっと忘れてはいけない、重要で、大事な何か。


「……未来?」


 それしか考えられない。

 とにかくその日は未来のそばを離れないようにすると決めて、乱雑な火の文字を写真に撮っておく。

 凪さんが帰ってきたら見せて相談しよう。記憶を隠せる凪さんなら逆に掘り起こしたりもできるかもしれない。

 火を消す。もやもやする頭を軽くマッサージする。

 チリッ……と、肌があの感覚を拾った。

 独特な彼らの気配。死人。


 ──『境界』の向こう側……すなわち、昼間も気を抜けない土地のことを、わたしたちは『前線』と呼んでいます。


 船を襲撃された時、国生先生に言われた話を思い出す。

 昼も安全を保証されない土地、前線。


「こういうことか……!」


 思考を切り替える。

 更衣室に戻り乱暴に服を着て、キューブを展開しながら俺は外へと向かった。


【フリーメモ】

一人にしたくなくて。

次はないぞ。奴らに手を貸すのであれば、今度こそお前を取り込み消してやる。

切断され、血液が噴き出していた。

記憶から消えてしまうことはない。

「忘れんな……忘れんな、俺ッ!!」


 既に記憶から一部が抜けているのがわかる。

 忘れるなと何度も言って、消えていく記憶を必死に繋ぎ止める。


 なんで知らない生き物たちの夢を見るのか不思議だった。予知夢なんて、自分でも信じきれてはいなかった。

 違う。あれは──教えられていたんだ。

 産月の一人である卯月が、何らかの理由のために俺に教えてくれていた。

 夢という手段を使って、未来が危険だと知らせてくれていた。


「くっそ……!」

 最後に言われた【デリート】が目に見えない場所から迫ってる。

 更衣室。服の上に置いた携帯を取る。

 すぐ電話できるようにしていた連絡先の『お気に入り』を開く。けれど──ガチャンッ!

 慌てて取った携帯は滑り落ちる。

 水気を吸い取る特殊な床に角から落ちて、画面にヒビが入る。

 構わず拾い上げて、もう一度操作しようとした。けれど。

走り書き……。急いでる、大事な何か。

 すぐに忘れたのなら、大した用事ではなかったのかもしれない。さっき凪さんから送られてきていた写真に対してまだ返事を送ってないから、それを口で言おうとしたのかも。

 夢なんて、自分でも信じてない。

 だけど無視するなんてもっと無理だった。

 ──勝手な行動は控えてくださいね、卯月。

もう何もしてくれるな。

思い詰めてる感じはなかった。

吹っ切れたと本人が言っていたように、

震え上がって頭を垂れる。

 自分の意思はここでは通用しないこと。

 ──いかがなさいました、──様。


フォーマルシューズが音を鳴らす。

コツ、コツ、と。優雅に歩く細身の男はソイツと卯月の間に割って入る。


 ──師走しわす。礼装はどうした。


 ソイツは男へ問う。殺気を放った声だった。

 しかし男は柔らかく笑ってみせる。


 ──以前にも申し上げました通り、私はこちらの格好の方が好きでして。

 ──我の前で人間の姿をするな。腐り種族の真似をするな。

 ──それは私の勝手ですねェ。ところで、うちの一番若い子をこれ以上虐めないでいただけますか。



 ──……師走。

 ──行ってください。あのお方は、私が宥めますから。



 ──あーあー。まーた派手にやってんなぁ、──様?


 バシャ、と。赤を踏みつける若い男。


 ──如月きさらぎ。礼装はどうした。


 ソイツは男へ問う。殺気を放った声だった。

 しかし男はへらへらと笑ってみせる。


 ──前みたいな会議じゃねーしいいだろ? オレはこっちの格好の方が好きなんだ。

 ──我の前で人間の姿をするな。腐り種族の真似をするな。

 ──そいつぁ、オレの勝手だ。とりあえずうちの一番若いのをこれ以上虐めねーでもらえっかな。

(凪さんたち、どうしてるだろう)


 今も動いてくれてる師匠たちを思う。

 心配したところで俺にできることは何もない。

 普段から遠征として各都道府県を飛び回る師匠たちや本部の人とは違い、のんびりと学校生活を送って、夜は決められた日だけ戦いに出る俺にはみんなが今何をしてくれているかがわからない。


 骨の奥まで伝わる。俺たちの日常と、凪さんたちの日常は全然違うのだと。

 臨世の拘束解除という名目がなきゃ俺たちはこんなところにはいない。きっと来させてもらえないんだろう。

 前線とか境界とか、教えようとしていなかったみたいだから。


(それも……凪さんや本部の優しさだ)


 知る必要のない危険な情報を敢えて遠ざける。

 何も気にせず日常を過ごせるように、実は色々と隠されているのだとこの二日間でわかった。

 俺たちは……まだきっと、色々知らないんだろう。

 教えてもらえる日はくるんだろうか。

 まだ考える。目を閉じる。

 肌が、部屋の暑さ以外のものを感じ取った。


 ──『境界』の向こう側……すなわち、昼間も気を抜けない土地のことを、わたしたちは『前線』と呼んでいます。


 船を襲撃された時、国生先生に言われた話を思い出す。

 昼も安全を保証されない土地、前線。

 ああこういうことかと、納得した俺は立ち上がる。

 サウナ室を出て乱暴に服を着て、キューブを展開しながら外へ向かった。





できやしないのに。

 落ち着いたら俺たちだけゆっくりしてていいのかなってまた考え始めちまったけど、多分俺たちがいたところで何もできない。


 時にイレギュラーな危険に出会ったりもするけど、マダーである限りそれは避けられない。

 一般人の加藤からすれば俺たちの生活だって十分ヤバいらしいけど、もう日常として定着してる。


 でも俺たちの日常と、凪さんたちの日常は全然違う。

近くにいるようになった。

 一人の時間は久しぶりだった。

 前々からそうではあるけど、模擬大会の一件以降これまで以上に未来の近くにいるようになった。

、凪さんの【さんずい】シャワーはマジで便利だったな、と思い出しながら

 何かあった時、いや……何もなくても一人にしたくなくて。

 俺の知らない場所で何か起こらないかが不安で、絶対未来を一人にしないように、俺がいなくても誰かがそばにいるようにしていた。

 でも今回は、未来の方から一人にしてほしいと言ってきた。


「おおお」と声を上げてしまった。

 広い。綺麗。

 陽光ようこうの名の通り、自然の暖かさを照明とオブジェクトで再現されたサウナ空間は広くて、それでいて貸し切り状態だった。


「すんげぇ」


 つい独りごつ。


 朝未来と約束した長風呂対決はみんなが帰ってきてからにしようと思ってる。

 凪さんにはゆっくりしておくよう言われたけど、そういう楽しみは夜まで取っておきたい。

 一度振り返り、おキクと戯れる姿を見送る。

 未来の背中側に回した尻尾がぶんぶん振られていた。


(犬みてぇ……)


 ヘビらしくない動き。笑いそうになるのを手で押さえながら俺も向かう。

 畳の廊下を歩き、左へ進むと現れたフローリング。

『陽光』とプレートに彫られた部屋を見つけた俺は中へ入る。更衣室にシャワーブースで体を清潔にする。凪さんの【さんずい】シャワーはマジで便利だったな、と思い出しながら


「──昼間でも安全を保証されない土地。……前線か」

中に入るなり「おおお」と声を上げてしまった。

 広い。綺麗。

「凪さんたち……まだかな」

(わからなかったことにして、帰ってきてご飯食べたあと伝える)

「どうだった?」

凪さんは首を横に振った。

「国生さんの【る】で一年半全部遡ってもらったけど、引っかかる点無し」


 何か手伝った方がいいんじゃないか。そんな思考に引っ張られる。


どうしようか


「……行っちゃったね」

「だな」


 強制送還とも言える凪さんの送り届けによって、行きは少し時間をかけて端段市まで行った俺たちは一秒もかからずに旅館『湧水』の前に立っていた。

 夕方には帰ってくる。晩ご飯は一緒に食べるからゆっくりしていてと言って、凪さんはまた【光速(こうそく)】で博物館へ戻ってしまった。


「私……ほとんど何もしてないんだけど、いいのかな」


 ぽつりと未来が言うので、俺は十分だと答える。

 凪さんたちは、この後絶対に大変だ。予想外のことできっと忙しく動かなくちゃならない。普段から前線で動く凪さんたちの中に、そうでないやつがいるのは足でまといに思う。

 だけどそれ以上に……俺たちを先に帰したのは、凪さんの優しさだろうから。


「帰らないって、お前言ったろ。良かったのか」


 晩ご飯のことを言った後、東京へは明日出発しようと言われ、

 凪さんが戻る直前、未来は叫ぶように自分の意思を伝えていた。


 ──帰らないよ、私は。

 ──こんなもやもやした状態で、帰れないから!


 返事をする前に凪さんは【光速(こうそく)】によって消えてしまったけど、あの言葉はちゃんと、届いていたと思う。何か言おうとするように口が開けられていたから。


「ごめんね。勝手に決めちゃって」

「いや、俺もだいぶもやもやしてるからさ。それはいいんだけど」


 それでも、北海道にいる限り未来はしんどいんじゃないだろうか。臨世の件に直接関わらなくてよくなるかもしれないけど、それでも長谷川や阿部がいるいつもの日常に早く戻りたいんじゃないかと思う。


「本当はね。『竹』の解除が終わったら、もう帰らせてって、言おうと思ってたんだよ」

「うん」

「でも、もう一つの」


「俺も残ります。帰れって言われても帰りません」


家族や友だちには会いたいけど。

でも、今この状況で帰るなんてしたくない。


「端段市周辺の死人はユキが討伐してくれた。端段市も……言うのはどうかと思うけど、僕が昨日全部排除した」


やっぱり。


「なんだか疑われてたみたいだね」

「気付いてたんですね」

「痛かったよ、三人の視線」


「とはいえ、北海道っていうのは広いんだよ。それだけ倒したってこの広い範囲、まだまだ死人がわんさかいる。前線と呼ばれるところだからね」

「ということで、二人には北海道にいる間、死人の討伐を頑張ってもらおうと思います。つまり、精鋭部隊が本来やっている業務──住民を助けることと街の復興のお手伝いだね」


晩ご飯のときに

恵子と一緒に帰らせる予定だだた


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