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旅の持ち物編

前提条件

1 剣と魔法の世界

2 物理法則は地球と同じ

3 空間魔法、アイテムインベントリ、マジックバック等は無い物とする


――――――――――


 第3話 旅の持ち物編


最終回です


冒険者は旅をする、たとえ街で定宿があってもそれは変らない。

例 ○○山の中腹から△△草を取ってきてくれ

  XXの森にオークが住み着いたんだ、退治してくれ

などなど、日帰りで出来ない依頼が有ればどうしても野営が必要だよね。


では恒例の、冒険者の旅の持ち物に必要な要素について考えよう

1 重すぎず、大きすぎない(パッキングしやすく)

2 丈夫で長持ち

3 多少の破損は素人でも直せる


具体的に何を持っていけば良いのか?


テント 丈夫な布に防水液を塗り、数か所にロープを通す穴を開けたもの

    1人1枚を持ち、人数が増えれば繋いで大きな天幕にする事も可能。

  杖 槍でも木の棒でも拾った木の枝も可、遠くからワナを突いて回避したり

    藪をかき分けたりテントの支柱にだってなる。

 毛布 マントで代用出来るが有れば便利、良い仕事は良い睡眠から

ロープ 獲物を持ち帰るのに縛ったり、ワナを作ったり壊れた装備の補修にも。

    主に皮か植物繊維かのどちらか、金属ワイヤーなんて無いのよ?

    テント固定用のロープはテントに付けっぱなしにする人も多い


手拭い タオルなんて買える値段じゃ有りません!(手織りでも作れる)

    現代日本のタオルがどれほど高度な機械工学技術によって

    作られているか知らないんですか?

    使い道は手や体を拭く他におおよそ布としての用途の全てに対応

    1人1枚と言わず、2枚以上は持ち歩いて欲しい。    

スコップ 穴を掘る必要が有るかって?

    解体した獲物の残りを埋めたりトイレ穴を掘ったりするんだよ。

    物語によっては槍と剣と盾と鈍器を兼ねる万能アイテムとして登場

ナイフ 予備の武器としても料理道具、動物の解体、植物の切断、

    形状によっては小さな穴掘りにだって使えちゃう。

ランプ もちろんオイルランプ、カンテラとも

    (LEDライトを想像した人はアウト)       

    魔法の明かりが有っても予備として持つべき。

 松明 使い捨ての照明、物を燃す、野営時に焚いて動物除けに使える。

    場合によっては森から枯れ木を拾ってきて代用可(無料だしね)

  油 動物の脂肪を現地調達しない限りランプの予備油は必要

    陶器の小瓶に入れて持ち運ぼう。

    敵に投げつけてから火を放てば立派な攻撃手段に!

空の袋 大小合わせていくつか持ちたい、価値の有りそうな小物を拾ったり

    ゴブリン討伐証明の耳を入れたりするよね。

 藁縄 わらなわと読む、他のモノでも良いけどお尻を拭くのよ?

回復薬 魔法のポーションもガラスの小瓶には入って無い(ガラスは高価)

    陶器の小瓶にクッション代りの麻縄/麻袋が巻いてある?

    薬草を持ち歩いても良いし、小さなケガなら綺麗に洗って包帯で済む。

糸と針 簡単な裁縫ぐらい出来ないと依頼の途中で服が破れても知らないよ?

    釣りに使うならハリスは馬のシッポが使えるかな

    短い縫い針の中央を結べば辛うじて釣りも出来る


  水 魔法で水を作れても、のどが渇いたからと言って毎回魔法はね?

    アルミの水筒は存在しないので革袋か小樽を基本とする

    どこかの転生勇者が木枠に皮張りの水筒を開発したり

    天才ドワーフが金属製の水筒を実用化する可能性も・・・・

 食糧 堅焼きパンorビスケット、干しor燻製肉、野菜、塩、乾燥ハーブ

    (転生orトリップ人が過去に居る世界なら調味料が多くても良い)

食器類 木の深皿2枚、フォーク、スプーン、木のコップ

調理具(パーティー装備)鍋、ポット(やかん)、おたま、まな板(盾で代用可)


 背嚢 道具を入れて持ち運ぶ道具

    バックパック、リュックサック、呼び方は色々。

    戦闘時に備えて肩ひもは長めに作り、

    簡単に長さ調節して下ろせるようにしておく

ポーチ ベルトに付ける小さなカバンと袋をたくさん用意しよう、

    中身は回復薬や飲み水、討伐証明部位に地図など、良く使うものだよ。

 剣帯 剣に限らず武器を取り付ける専用のベルト、矢筒は右後ろが定位置ね。


マジックバック等が無い限り、冒険者ならこの程度の荷物は持ち歩く必要がある。

実際にはどう使うのか?については別の機会に小話でもでっち上げてみましょうかね。


短い間でしたがお付き合いありがとうございました。

上記は全て筆者の勝手な想像とアウトドア趣味の経験を混ぜたものです

実際の異世界トリップでは役に立たない事が有りますのでご注意ください。


近日中に冒険者の一日とか書いてみる、かもしれない。

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