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第六話

多分いつもより長め?にできたかと思います

ニコリ。

「・・・どういうことでしょうか?」

「そういうの嫌いじゃないわよ♪」

「・・・。」

さっきの言い訳結構いいと思ったんだけど、魔女さまにはバレバレだったか。笑顔で知らんふりもかわされたし、これはたかをくくって説明するしかないか・・・。自然にため息がでる。

「説明すると長くなりますよ?」

「いいわよ♪言っちゃえ♪言っちゃえ♪」

「・・・実は・・・。」


今までの経緯をざっと説明していくうちにアリーナ様の表情がだんだん暗くなっていき、そして厳しくなっていった。


「・・・ということでティクレスで帰る方法を探そうと思って来ました。」

「・・・。」

「アリーナ様?」

「あのくそ狸・・・。」

「!?」

うっわ。くそ狸ってセレナイト王の事だよね?美人がくそ狸ってセリフ言うと迫力あるな~。というか、アリーナ様、もしかしなくてもお怒りですよね?

「はぁ~。あのね、先に言うけど今の言葉にはちゃんと理由があるのよ?」

「はぁ。」

「そもそもの話、異世界から人をよびだすときは五つの国全員の王の了承が必要なの。」

「・・・今そこから話すってことはまさかですけど・・・。」

「そのまさかよ。セレナイトの王は他の国に了承を取ってないわ。私が今あなたから聞いて知ったくらいだもの、他の王は知りもしてないと思うわ。」

「それってかなりまずいですよね?」

「やばいわよ?だってばれたら他の国すべてと敵対することになるんだもの。バカよね~♪」

「本当ですね。・・・あの国出た時も思ったんですけど、国として大丈夫ないですよね。」

「先代は聡明な人だったんだけどね~♪その息子がね~♪」

「今の王はその聡明さを受け継がなかったんですね。」

「そうなの~♪ここからは私の予想なんだけど、あなたともう一人の子がよびだされた理由はそこにあると思うの。」

「それはあまりにも王がバカすぎて国がやばいから助けを借りるために異世界から人をよびだそうとしたっていうことですよね・・・。」

「多分そういうこと♪他の国に助けを求めようにも、自分のせいで国が滅びそうなんで助けてくださいって言うにはプライドが邪魔して言えないから、異世界の人ををよびだして助けてもらおうとしたでほぼ間違いないと思うの。」

「あの、セレナイト国を出る前に少々調べて知ったのですが、そのよびだそうとしたのって透明色の騎士ですよね?透明色の騎士って何なんですか?」

「あら~、すごいわね♪行きなり召喚されて訳も分からずだっただろうに、よく調べたわ♪えらい、えらい♪」

「・・・子ども扱いしなくていいですから説明してください。」

「膨れないの♪ちゃ~んと教えてあげるから♪この世界にはね、この国以外の全部の国に一般騎士と騎士団がいるの♪」

「この国以外?」

「えぇ、私は作るの面倒で作ってないけど、他の国には騎士団があるわ♪セレナイトで見なかった?」

「あ~、見ました、そういえば。確か『白の騎士団』って呼ばれていたような。」

「そう、そう♪騎士団にはそれぞれの国の強い人が集められて、国ごとの色を与えられるの♪」

「セレナイトの色は白だから白の騎士団と。」

「そういうこと♪そしてそのすべて属さない異世界人を透明色の騎士というの♪ どう?分かった?」

「一応何で異世界の人が透明色の騎士と呼ばれたかは分かったんですが、そうしたら今回みたいに複数来てしまったに備えて『透明色の騎士団』って呼ばれるんじゃないんですか?」

「するどいわね♪さっすが~♪でも残念ながらそうはならないの。」

「?」

「まず基本的に異世界の人が複数来てしまうことはないの♪」

「でも実際に起こってるんですが・・・。」

「それは、さっきは簡単に了承が必要って言ったけど本当はその儀式をするための契約書が必要なの。それがないと今回みたいに複数来てしまったり、逆に誰一人来なかったりしてしまうの。」

「なるほど・・・つまりそれが分かるってことはまえにもあったんですね?」

「本当話がサクサク進んで助かるわ~♪そうなの今も昔もバカはいるのよ~。でね、複数来てもね、その中の一人だけが、そのたびにいろいろ透明色の騎士としての力を持っているの♪」

「それなら納得です。」

うん、これで分からなかったことは全部解消できた。どうせもう透明色の騎士は百合花ちゃんって分かっているんだから、私はこれから帰る方法を探しに行こう。

そもそも、面倒事はごめんだから透明色の騎士に選ばれなくてよかった。

アリーナ様にお礼をしようとすると遮られて告げられた。

「ちなみにさっき言っていた子は透明色の騎士じゃないことは確実よ?」

「はっ?」

考えが読まれているかのように告げられたその言葉は衝撃的で思わず間抜けな声を出してしまった。

「だってその子は透明色の騎士としての条件をすでに満たせなかったもの♪」

とてもいい笑顔で告げられた。

アリーナ様、私は今とてもあなたが魔女に見えてならないのですが・・・。

少し区切りが悪い気がしないでもないですがここできります

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