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第三話

お気に入り登録してくださった方ありがとうございます!

百合花ちゃんの衝撃事件から二日経ちました。特に、落ち込んではおりません。

いつまでも、「あの、百合花ちゃんが・・・。」ってタイプの人間ではないのです私は。

それに百合花ちゃんのおかげで見張りの兵士さん達が居なくなったので結果オーライです。

ん?何故かって?そりゃあ百合花ちゃんがあの日から王子にもうアタックを開始したので。

王様や周りの人は百合花ちゃんにくぎ付けでもう私は邪魔者扱いです。あぁでも、王子の方もくぎ付けとは聞かないな。お似合いだとはよく聞くけど。

まあそういうことで私は、調べたかったことは調べたい放題でした。さすがに全部とはいかなかったですけど。

いらない扱いでも入れないところは入れないのです。調べたいことは大体全部分かりましたけどね。


まずこの世界はいわゆる魔法が使えるファンタジー世界なのです。五つの国があって、それぞれ五つの種族の王様が国を仕切っている世界です。今私がいる国は、人がおさめる「セレナイト」という国だそうです。


次になぜよびだされたかですけど、「世界をまとめる力を持つ透明色の騎士」っていうのをよびだしたかったからなのだそうです。あっ、ちなみに女の人が来ても透明色の騎士になるんだって。


最後に何が手違いだったか・・・、何ですけどどうにもこのことにはみんな口が固くてあんまり詳しいことは分かりませんでした。

まあ理由は分からんけど知りたいことが知れたのでそこはスルーします。

何が手違いだったのかは「異世界から二人も来てしまったことです。

本当よびだすんだったらしっかりよびだしてほしいもんだ。







ホー。

フクロウが鳴いております。ただいま異世界に連れてこられて四日目の夜です。そして今なぜ私が不審に窓の外を見ているかというと、これから私は内緒で城を出るからなのです。

・・・といっても内緒で出てってもどうせ探されないだろうしね。前に行った情報収集で分かった通り必要とされているのは百合花ちゃんらしいんで私は居なくなっても平気なんです。

ただ「なぜ居なくなっても平気なのに夜抜け出すの?」ってなるんですが、理由は簡単城だけでなく私はこの国も出ようとしているから。

百合花ちゃんと違って私は帰りたいんで、帰る方法も探さなきゃいけない。

これはたまたま見つけたことなのですが、五つの種族のうちやっぱり人間は一番弱く、魔法を使うのもそこそこレベルしか使えないと、これでは私が帰る方法を探そうにも力不足そうなので、安易な考えだけど魔法使い・魔女中心の国とやらに行こうと思っています。魔法使い・魔女って言ったらやっぱり魔法でしょってことで、目指せ魔法使い・魔女の国「ティクレス」へ!







う~ん、これは何というか・・・。拍子抜け!この一言に限るな・・・。だって普通に廊下や門を通って出れちゃったし、いや兵士さん達が居なかった訳じゃないんだけど、ちょっと見えないように隠れたら抜けれちゃったし・・・。出て行く国だから心配しても仕方ないんだけど、大丈夫かなあの国・・・。

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