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032 魔法

 「神より使わされし戦士よ、お前はまだ死ぬべきではない。再び舞い降り、戦いたまえ!」


 俺は今、神託所にいる。死に戻りしたから当然だ。

 畜生、一日で二回も死に戻りするとはな……

 さて、これからどうするか。うーん、とりあえずサイドルの街に行くか。ちょっと荒野で確かめたいこともあるしな。

 そう思った俺は神託所を出ると、風の調べでサイドルに向かうのだった。ちなみに今いるところはオーランだ。死に戻りすると最寄りの街の神託所に行くらしい。



――――――――――――



 俺はサイドルの街につくと、すぐに荒野へと向かい、そして今はダークウルフェンと対峙している。


 「ガルゥ!」


 そうして暫くお見合いをしていると、ダークウルフェンが突っ込んできたので、俺はそれを避け、その流れでダークウルフェンにダークエッジチャクラムを投げる。

 さて、今回もまた試したいことがあるので、印を切り、スキルを使う。


 「《変化の術》!」


 俺がそういうと、煙とともに俺の姿はダークウルフェンのものへと変じる。

 俺が今回《変化の術》を使った理由は、前のキャリークロウの時と似たようなものだ。今回は、魔法について確認しておこうと思ってる。


 「ガウ!」


 変化が終わると、そこにダークウルフェンが突っ込んできたのでそれを避ける。

 そのあと追撃をかけようとダークウルフェンの方を見てみると、口に闇の波動を溜めて魔法を放つ準備をしているので、追撃を断念する。

 そしてダークウルフェンが魔法を放ってきたので、それを俺は避ける。

 さて、今の俺にはこれはできないのだろうか?うーん、とりあえずモーションを真似てみるか。

 そう思った俺は、とりあえずダークウルフェンと同じ様に思い切り息を吸い混み、そして思い切り吐く。だが何も起こらず、それはただの深呼吸になる。うーん、モーションを真似てダメなら、発動に何か条件があるか、それともただ単に使えないだけかだな。


 「ガルルゥ!」


 俺がそう考えていると、俺を無視するなとばかりにダークウルフェンが突撃して来る。とりあえずこいつを倒してから考えるか。

 そのあとダークウルフェンを倒し、俺は考える。うーん、とりあえずステータスウインドウを見てみるか。

 そう考えた俺は、ステータスウインドウを開く。それを見てみると、特殊スキルの欄に《変化の術》でダークウルフェンに変化中に《ダークショット》というものが追加されている。ふむ、どうやらこれのようだな。特殊スキルにあるあたりから、これはPGを消費するのか?

 そう思った俺は、とりあえずPGが回復するのを待ってから、《ダークショット》とやらを使ってみる。音声認識で大丈夫か?


 「《ダークショット》!」


 とりあえず俺はそういってみると、俺の口が開いてそこに闇の波動のようなものが溜まり、ダークウルフェンが使っていたようにそれを放つ。どうやら《変化の術》中は相手の魔法は特殊スキル扱いになるらしい。《変化の術》はPGをほぼすべて消費するから、変化直後は使えないな。まあ回復するのを待てばいい話か。

 俺はそのダークショットを使って適当にモンスターを倒した。



――――――――――――



 俺は今サイドルの街の宿にいる。

 あのあとも狩りを続け、気がついたら夕方になっていたので、防具の耐久度がかなり減っていたのでエレナに修理してもらい、街に戻って宿をとったのだ。ちなみにエレナも今はサイドルにいる。他のプレイヤーも結構来ていたりする。 俺は今宿の部屋にいるわけだが、昼間に掲示板に情報をあげたことを思い出し、今はそこを見ている。

 そこは今、こんな感じになっている。



――――――――――――



[初代]怒り撒き散らす憤怒の火山に関する攻略スレ

1:海月

ここは荒野の西にある憤怒のボスがいるダンジョンに関する攻略スレです。


2:海月

とりあえず情報を上げておくと、まずとにかく熱い!暑いじゃなくて熱い!《耐暑》スキルかそれを付与するアイテムは必須だな。

俺は今回はパトブレの闇市場で買った低温薬を持って行った。

中は従来のゲームのダンジョンのように何層かに別れており、第一層は所々に裂け目があり、底にマグマが溜まっている。そこからはマグマが吹き出すトラップもあり、そのあとはモンスターが出てくる。もう一つ地面からマグマが吹き出すトラップらしきものもあるのだが、これはモンスターに追われてる時のものだから、魔法かトラップかはっきりとは分からない。ここで死に戻りしたから、情報はこれしかない。


3:海月

モンスターは、確認できたのはマグマを人の形にした仮称人型マグマと炎を纏った岩石でできた仮称火炎ゴーレム。人型マグマはマグマの津波を召喚する魔法らしきものを使い、火炎ゴーレムは純粋に物理攻撃が強い。

モンスターはほとんど避けてたから、悪いがこれしか情報が無い。

多分他にもいると思う。


4:イルカ

お前、本当に火山に行ってやがったのか。

そして案の定死に戻りと。まあそれでボス倒してきましたとか言われたらさすがに混乱するな。


5:正哉吾赤勝々早日

>>3

このレベルになると、雑魚もその辺のボスより強いみたいだな。

少なくとも今の段階じゃ倒せないだろうな。


6:ハイドロ

>>2

地形もなかなか厄介だな。

まず《耐暑》は必須だな。それにマグマも避けないといけないな。

にしてもトラップもなかなか鬼畜だな。攻撃してからのモンスター召喚だもんな。


7:たちまちの月

こいつもう無謀通り越して馬鹿だろwww


8:イルカ

>>7

それは言えてるな。


9:正哉吾赤勝々早日

>>7

俺も同感だ。


10:ハイドロ

>>7

俺も同じ立場なら行こうとは思わないな。



――――――――――――



 このあとも暫く続いているが、内容は概ね俺を小馬鹿にしたものである。とりあえずリーダーとイルカは街の外であったら、一回死に戻りしてもらうか。

 さてと、夜も更けてきたし、寝るとするか。

ちなみにはしょっていますが、妹とのやり取りは毎晩してます。

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