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017 三日間-3

 俺が目を覚ますと、当たりはまだ暗かった。

 どうやらかなり早い時間に目が覚めたようである。

 まだ起きるには早いと判断して俺は二度寝することにした。……しかし困ったことに眠れない。

 そういえば、こういう中途半端な時間に起きると眠れなくなるんだよな……

 仕方が無いので俺は起きて掲示板を見て時間を潰すことにした。

 そうだな、ボスの情報はもう十分だし、このスレを見てみるか。



――――――――――――



[5代目]テイマーに関するスレ

1:グレイ

ここは《慣らし》スキルと《指揮》スキルと《格闘》スキルのレベルをそれぞれ7まで上げるとなれるテイマークラスに関するスレです。



――――――――――――



763:サーシャ

草原の噛み付き兎をテイムしたわ。

これからはわざわざ草原まで行かなくてもこの子をモフれると思うと、顔のにやけが止まりません……


764:フルウ

>>763

変態。

まあ気持ちは分かるがな。

兎よりも狼みたいなのはいないのか?


765:フェデリーニ

>>764

つ草原ボス


766サーシャ

>>764

変態とは失礼な。

淑女と呼んでください。


767:フルウ

>>765

それは無理ゲーだろ。

してみたいとは思うけどさ。


768:バ㌍タ

東の宿の看板娘のテイムに成功したった。


769:フェデリーニ

>>768

mjd!?


770:フルウ

>>768

kwsk


771:サーシャ

>>768

wktk


772:バ㌍タ

なんか娘さんに毎日話し掛けてたらイベントが発生して、それクリアしたらテイムしたことになってた。


773:フェデリーニ

よし、俺も宿の娘さんに話し掛けるか。


774:フルウ

ところで思ったんだが、NPCって戦力としてはどうなんだ?強いのか?


775:サーシャ

>>774そこはお察し下さいってことじゃない?


776:バ㌍タ

>>773

せいぜい俺みたいに頑張るんだな。

>>775

やっぱりそうなるのか……

よし、ならばあっちの方で楽しませてもらうか(意味深)


777:フェデリーニ

>>776

変態


778:フルウ

>>776

変態


779:サーシャ

>>776

変態



――――――――――――



 ……何というかいろいろと酷いな。

 いやこのバ㌍タって人が特殊なだけかも知れないが、少なくともテイマーになったらこの人と同類に扱われるってことだよな。

 俺、テイマーも悪くないと思っていたが、忍者にして良かったな……

 こうして俺は朝まで過ごした。



――――――――――――



 「あら、あなたもしかして海月?今日は朝帰りなの?」


 朝になり森を抜けてオーランに戻った俺にそう声をかける職人服と鎧に身を包んだ青髪を腰まで伸ばした女性プレイヤーがいた。エレナだ。


 「まあそんなところだな。ちょっと森で野宿してきた。」


 「森で野宿って、どこで寝たの?このゲームに安全地帯のようなものは無かったはずだけど。」


 「ボスの石像の近くだ。あそこはある意味安全地帯だろ。」


 「ちょっと待って。森にボスなんていないはずよ。」


 ん?それはおかしいな。俺は確かに台座にクレイジービーとかかれた石像を見つけたぞ。

 で、その棟をエレナに伝えたところ、こんな反応が返ってきた。


 「どういうことかしら?掲示板にはそんな情報無かったはずだけど。」


 「どういうことはこっちの台詞だ。俺はてっきり他のプレイヤーも見つけてるものだと思ったぞ。」


 「うーん、考えられる可能性は、時間とクラスくらいかしら?」


 エレナはそういうが、正直どちらも関係あるとは思えない。だって前回と今回では時間が違うし、クラスにしても特定のクラスしかいけないとは考えにくい。

 そう考えてるうちに俺はある一つの可能性に思い当たり、それをエレナに言う。

 「もしかして、移動方法か?俺は木の上を跳ぶように移動したから、もしかしたらそれかも。」


 「あなたそんなことしてたの?それにその方法だとよほどPSが高くないかぎりスキルに頼ることになるじゃない。あなたはどんなスキルでそれをやったの?」


 「どんなと言われると、とりあえず最低でも《軽業》スキルと《平行感覚》スキルは必要かな。あと《跳躍》スキルがあればかなり楽になるぞ。」


 俺がそう言うと、エレナが渋い表情をした。俺なにかおかしなこといったか?


 「まあその辺の検証はおいおいやるでしょうね。私は私の用事があるから、そろそろ失礼するわ。」


 そういうとエレナは去ろうとする。おっと、せっかく会ったんだから、防具の修復を頼んどくか。


 「待ってくれ。明日まででいいから、俺の防具を修復しといてくれないか。」


 俺がそう問い掛けると、エレナは暫し逡巡した様子を見せたあと、頷いので、エレナに防具を渡し、互いに別れの言葉を言って別れた。

 そのあと俺は宿をとり、二つのベースチャクラムを蜂戦輪にしたあと、飯を食ったり道具屋で各ゲージの回復ポーションを買ってボス戦の準備を整えたら、あとは適当に時間を潰し、寝た。明日はいよいよリベンジの時だ!



――――――――――――



スキル構成

通常スキル

《格闘Level 8》《投擲Level 9》《掴みLevel 9》《平行感覚Level 8》《軽業Level 10》《踊りLevel 5》《無音歩行Level 5》《跳躍Level 6》《敏捷強化Level 6》《隠蔽Level 9》《索敵Level 9》

忍者スキル

《忍術Level 5》《忍具職人Level 4》《気配探知Level 6》

特殊スキル

《忍術Level 1》で《変わり身の術》

《忍術Level 3》で《分身の術》

テイマーにはモフリストが多いです。


ちなみに言っておきますが、このゲームは全年齢版なので、女性のNPCをテイムしてもあまりたいしたことはできません。

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