喧嘩?
書きたいことは沢山あるのに、うまく話しを進められない。
日常シーンをもっと少なくしたほうがいいのかな?
誤字、脱字がありましたら報告していただけると幸いです。
「………ノ様!ビーノ様!起きてください!」
私は、ローケンに起こされ辺りを見渡す。
ああ、馬車の中か。
寝不足のせいで、馬車の中で眠ってしまったらしい。
「お?起きたかビーノ嬢!」
ガッスが馬車の中に顔を入れてくる。
「朝から眠そうにしてたが、昨日はあんまり寝れなかったのか?」
「ええ、サフィーの相手をしていたらいつの間にか朝になっていたの。」
「サフィー嬢の相手?」
「この子、かなり甘えん坊だから…一晩中私に甘えてくる事もよくあるのよ。」
この顔は、誤解されたかな?
まぁ、昨夜の事を考えると、誤解とは言い切れないけど。
「それで、何のようですか?」
「昼休憩だよ、いつまで寝てるつもりだ?」
「もうそんな時間なのね、サフィー起きなさい。」
「お姉様、とっても“自主規制”です~」
「「「!?」」」
ちょっとサフィー、それはまずい!
寝言っぽいけど、いったいどんな夢を見ているの?
それよりも、これ以上何か言う前にどうにかしないと!
「サフィー!起きなさい!早く!!」
「え、あれ?」
まだ眠たさそうなサフィーが目を開けて困惑している。
「あれ?宿屋でお姉様と「ストープッ!!」え?あ、ハイ。」
よし、取り敢えずサフィーは起きたわね。
さて、次は…
「サフィー様おはよう御座います。昼食の準備が終わってますので、よかったら来てぐださいね。それでは失礼しました〜!」
「俺も昼飯食ってくるから、サフィー嬢もよかったら来てくれよ。そ、それじゃぁな!」
二人は逃げるように、外へ走って行った。
「あの、何かあったのですか?」
「サフィーが『お姉様、とっても“自主規制”です』って言ったせいよ。」
サフィーは、それを聞いた瞬間顔が真っ赤になった。
さすがに恥ずかしいよね。
はぁ~~、なんて言い訳しよう。
「サフィー、貴女どうやって言い訳するつもりなの?」
「う〜!お姉様が私に甘いのが悪いんです!」
「はあ!?」
訳が分からない。
確かに、サフィーに甘くしていたし、過度なスキンシップを教えたのも私だ。しかし、これとそれは別の問題のはず。それに、
「昨日誘ってきたのはサフィーでしょ?どうして私が悪いみたいになるのよ!」
「だったらもっと冷たくしてくれればよかったじゃないですか!そうすれば、私だって諦めてましたよ!」
「それはないわね!あの時のサフィーは絶対諦めないわ。あの目をしたサフィーが諦めるところを見たことないもの。それでも私が悪いって言うつもり?」
サフィーは人のせいにする様な性格の子じゃないはずなのに。
いや、混乱してるだけかもしれないし、怒るのはまだ早い。
「でしたら、あの時、お姉様が我慢してくれればよかったじゃないですか!我慢できずに襲い掛かってきたのにそんなこと言わないでください!」
「はあ!?貴女がずっと誘ってくるからでしょう?私、一時間は我慢したのよ?むしろ、一時間も我慢出来たって褒めて欲しいくらいなのに、サフィー、本気で言ってるの?」
「う〜〜、ふん!お姉様なんてもう知りません!話し掛けないでくださいね!」
「ええもちろん。誰が貴女なんかに話しかけるつもりは毛頭ないわ!」
結局、喧嘩になり、お互いギスギスした空気のままローケン達の方へ向かった。
「もしかして、喧嘩しました?」
「見てわからない?」
「ですよね、明らかにギスギスしてますし。」
どうやら、さっきの件で喧嘩になってしまったようですね。
お二人のような仲がいい人でも喧嘩ってするのですね。
そんな状態でも、サフィー様の分のハチミツトーストも作るのですね。
本当に喧嘩してるのでしょうか?
「旦那、どう思う?」
「そっとしておくしかないでしょう。二人の事です、すぐに仲直りしますよ。」
「確かに、昼飯を食い終わる頃には普通に話してるかもな。」
この二人なら、それくらいで仲直りしそうですね。
しかし、二人は次の日になっても仲直りしませんでした。
ですが、かなり面白い関係になっています。
今、二人に目をやれば、楽しそうに話しています。
しかし、気付いたかのように、お互い顔をそらし、ギスギスした空気を放ちます。
放っておけば、また楽しそうに話し始めて、また気付いたかのように顔をそらす。
ということを繰り返しています。
何とも微笑ましい光景ですね。
商隊の皆さんも優しい目を向けて見守っています。
この二人に喧嘩は、まだ早かったようですね。
私の視線の先には、また楽しそうに話しているビーノ様達の姿がありました。




