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振られまくって、30代。僕が幸せな訳〜失恋クリニック〜  作者: 蘇 陶華


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血。あなたの迷いは、遺伝かも知れない

血は、水より濃いって言うけど。


何人も、精神科の患者さんを診ていると


わかる事があるの。


なるほどなぁって、思う。


そう、血。


遺伝というか、


人って、環境で、育つものなのよね。


彼女もそう、思う。


遺伝なのか、


環境なのか。


私は、環境=血


と思っている。


病んだ人に育てられた人の多くは、やっぱり病むし。


平和ボケした人の子は、平和ボケ。


幸せになりたいなら、


幸せな人の近くに行くと良い。


ありがとうって、


たくさん言える人は、不幸ではない。


鷺宮 凛。


彼は、なぜか、振られてしまう。


付き合っている意識がないのだから、


振られる数に入らないのか。


付き合って、いないのに、


付き合っていると思っているから、


振られるのか、


わからないけど。


彼が、彼女と呼べる人といるのを、見かけるのは、少なかった。


それでも、


寂しい様子はないの。


今の人って、そうなの?


彼女といるより、


友達との時間を大事にしたり、


ゲームが大事だったり。


そもそも、


彼女が必要な理由って何?


櫻井 静香の治療には、


鷺宮 凛が、適切だった。


コンプラ違反顔知れないけど、


薬を使うより、


環境で、治していくのが、


人として、


自然で、副作用がない。


無理な生き方、していませんか?


体は、正直だから、


心が受け入れない事は、体に症状が出る。


櫻井と鷺宮を逢わせる。


予約時間をぶつける。


まずは、それ。


次は、鷺宮に少し、手を加えるの。

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