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振られまくって、30代。僕が幸せな訳〜失恋クリニック〜  作者: 蘇 陶華


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フェロモンで、仕事してませんから

徳大寺 美雨


親の七光もあって、


オフィス街のど真ん中に、開設したクリニック。


神経内科。


普通に。


認知症とか、鬱とか。


登校拒否になった子供とか。


カウンセリングや、していた訳。


勿論。


治療もしたの。


だけど、


場所柄かなー。


会社のお悩み相談所になっていったの。


うん。


普通の恋愛もあれば、


所謂オフィスラブって奴?


不倫。


どちらかと言うと、男性の方が深刻ね。


意外と、女性は、軽いの。


男性の方が、失うものが多いのか、


深刻な相談が、多い。


いつしか、


失恋クリニック。


おっと!


そう言われると、


縁起でもないんだけど。


そう、噂される様になったの。


私?


ちょっと、ギリギリ、子供を持てる年齢かな。


結婚?


まさか、


していない。


恋愛?


それは、ないかな。


意外と、アプリの方が、楽かな。


なんて、思っている。


世間では、


フェロモンで、仕事している


なんて、言われているけど、


それは、ないかな。


多分ね。


私は、揺らがないし。


さて、


最近、良く来る、鷺宮 凛君の話をしようかな。


真面目君。


一昔前の、真面目にしてれば報われると、


パパに言われて育った世代って感じ。


顔は、まぁまぁ。


うん。


改良の余地あり。


センスなし。


黒ずくめ。


黒って、難しいのよ。


安っぽいのは、だめ。


まさしく、彼の黒は、安っぽい。


そして、香ね。


これは、室内干しだな。


カビ臭い。


そんな彼が、巻き込まれた事件を紹介しようか。

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