表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界滅亡まであと3年〜元の世界の人類を救うために異世界の魔王を倒します!!〜  作者: ただのおばけ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
4/9

4.世界の現状

「ふぅ〜食べた食べた〜!!」

 ようやく食事を終えた私達は(私はとっくに終えていたけど…)やっと話し合いをする空気になった

 …ミートソース10皿ロールケーキはその倍、一体それだけの量どこに消えていったというの?

膨らんでいなさそうな腹を見つめながら慄く私に皿を魔法でササッと消した番人が話し出す


「さて、食事も終えたことだし話し合いをしようじゃないか!とりあえずなにか聞きたいことはあるかい?」


 向こうから一方的に話すのではなく私の方に話を促してくれるのはありがたいさっそくここに来てから思っていたことを質問する


「…なぜ、私をここに連れてきたんですか?ここに私を連れてきた…呼び込んだ?のはあなたですよね?」


「まぁ、その質問というか疑問は出てくるよね〜それも含めて君には色々と話さないといけないことがあるんだ」

そう言って異界の番人は話し始めた



単刀直入に言うと君のいる世界は神達の力をもってしてもあと3年で崩壊する

巨大隕石が落ちて崩壊するだとか、異常気象による滅亡だとか惑星の寿命による大爆発だとかそんなんじゃない

砂のように崩れ落ちてそこに惑星なんて無かったかのように存在そのものが消え去ってしまうんだ…

 何故かって?君たち人類が神達の寿命を削りきってしまったからだよ

命の冒涜…死の超越…自然を使った戦争…詳しく説明しちゃうとキリがないほど神を冒涜する行為を頻繁に行ったがゆえ神の寿命は潰え君達が生きる世界は崩壊してしまう


ん?なぜ天罰とかがなかったのかだって?

君たちの神は自分達が作り出した命をそれはもう大層愛してしまっていてね…それゆえ天罰と言う方法自体頭に浮かんでいなかったようなんだ

それに、神達が作り出した命達が生きられる環境の維持に必死で気づいた時にはもう手遅れだったみたいなんだ


神達も人間達の所業には気づいていたようだけどそれでも私に願ったんだ

「最初で最後の願いです…私達が作り出し愛したもの達を世界が崩壊する前に別の世界に移して住まわせて欲しい…叶えられないでしょうか…」

壮大でなんとも難しい願いだ…私もなんとか叶えたいが壮大な願いにはそれ相応の代償も必要となる

それに神達の寿命を減らした人類に対し何もせず避難させるのは個人的に癪に障るし、そもそも何かしらの試練を与えなければ願いを叶えることすら出来ない


だから、私は神達に交渉をした

神罰と称し穢れきった魂、人類が作り出した歪な魂、人類が削った憐れな魂を回収し、その魂達を神達が選定し力を与えた人類が浄化することが出来たのならあなた方の願いを叶えようと。

最初は難しい顔を神達はしていたよ。

自分達の寿命を削ってでも守ってきた命達だからね。苦労せず安全に異世界に避難させて欲しかったのだろう。いい意味でも、悪い意味でも君の世界の神達は平等的だった。


さらには、上層部の人類たちは穢れで真っ黒にそして歪に変化しまるで化け物のような魂に変形してしまっている。神の寿命を削りきった魂だ、いくら選定して力を与えた人類でも叶うはずがないし、贄がない世界の寿命はやく半年。どう頑張っても人類を救うことなどできやしない。神達もそのことに気づいているから試練に対して難しい顔をする。


全く、そんな魂を持った人類を異世界に連れて行ったらその異世界も崩壊してしまうというのに…

 

そもそも、神達に使えてきた天使や聖獣達は人類をかなり恨み憎んでいる

 何せ自分らが愛し仕えてきた神の寿命を回復すらできないところまで削ってしまったのだから…何もしなければきっと異世界に避難させようとしても猛反発を受け、最悪の場合は自分の命と引替えに人類を攻撃してしまうことだろう。

それらの説得の為にも上層部の人類達や上層部と似たような魂を持つ人類に天罰を下し世界の寿命を引き伸ばすための贄になってもらわないといけない


だから、神達に対し説得という名の説教をして天罰を下し化け物のような魂達を贄にし世界の寿命を伸ばすように頼んだ。神達もどうやらそこで天罰の存在を思い出したようで少し悲しそうにしながらも世界の寿命を伸ばすことにしたようだ。

予定では3年は伸びそうだが、選定された人類の数によっては寿命をさらに引き伸ばすことが出来るだろう

どうしても上層部の魂たちが邪魔だったのだが、上手く有効活用できて良かったよ。

あぁ、ちなみにこの話は1週間後に君たち人類が作り出した電子機器を使って世界中に発信する予定だ

今は丁度試練を受ける人類の選定中でね…それが終われば次は贄の選定だ

試練会場を作るのも大変だったが人類選定も大変すぎる君たち人類は増えすぎだよ…

はぁ、全く忙しくて困っちゃうね…

とりあえず、これが今君のいる世界の現状そして、ここからが君に関するお話だ

 …ん?ちょっと待って?ストップ?うーん一気に詰め込みすぎたかな?でもここからが重要なお話だしお願いごとなんだけどなぁ…

 …これは話し合いの場ではないのですかって?仕方ないなぁそれじゃ質問タイムでもする?頭の整理をさせてくれって?うーん…じゃあ休憩時間にする?あまり時間がないんだけどなぁ…食事の時間私はずっと待っていたって?…それを言われたら何も言えないなぁ…仕方ない10分くらい休憩にしよう!


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ