Notre histoire.7
あ!!ゲストドレス選ばないとな…
どれを着てもゆいに似合うだろうが
他の野郎たちの目が気になるからな…
【休日 結婚式場 控え室 ドレス選び】
『これ どうだ?』
「大人っぽいですけど…似合うかなぁ…」
『着てごらん 俺を信じて』
「はい…」
あらぁ…あなた可愛いわぁ…お人形さんみたいねぇー
メイクもしちゃおうか!髪型も!
「え?えっ!?あ!お願いします…」
なんか、女性同士できゃっきゃしてるな…
可愛いに決まってるけど、どうなってくるかなー
「洋平さん…あの、どうですか…?」
………………………!!!!
いかん、これは…他の野郎には見せられないぞ!?
「あ、洋平さん…似合って…ないですか?」
『あ、違う違う 見惚れちゃったよ…』
よくお似合いですよぉーお客様ー
「ありがとうございます…よかった…」
こちらになさいますか?
『えっと…もう少し、胸元が隠れてる方が…』
それでしたら…こちらはいかがですか?
『あ、こっちもいいな じゃ、ゆい、着ておいで』
「あ、はいっ」
無事にドレスを選び終わり、当日のことをお願いして帰宅の途についた
「素敵なドレスがたくさんありましたねぇ!」
『どれも似合うだろうけど…他のやつに見せたくないな…』
「洋平さんったら…
私は洋平さんしか見てませんよ?」
『ゆいーほんとに可愛いなぁ…』
一緒に風呂に入って髪を乾かして…
俺の腕の中で眠ってる彼女を見ながら
ウェディングドレスも絶対に似合うよなー
なんて考えていた
【ある日の夕方】
❴洋ちゃん、急で悪いんだけどぉ…店長呼んでもらえる?緊急ミーティングやるわよー❵
『今から!?定時過ぎるか…遅くなるな
ゆいに伝えてこないと…』
❴あっ、それなら大丈夫よー唯ちゃんにはさっき事務所の前で会ったから伝えておいたの!
時間になったら休憩室で待ってるって言ってたわ❵
『そうか!よかった…じゃあ、会議室に行っててくれ 店長呼んでくるから』
❴うん!お願いねー……❵
会議室に移動して…
来月末にある電気系統の工事で、3日間店を休むという話で、これからの流れなどの話をしていたら
2時間もかかってしまった
『お疲れー遅くなっちゃったな…早くゆいを迎えに…』
❴洋ちゃん!!ごめんなさいっ!!❵
『…え?』
❴唯ちゃんは…高柳課長が…❵
『…っ、どこに連れてった?』
❴ご実家よ…ごめんなさい❵
『いや、いい…拓真は気にすんな 行ってくる』
【高柳家】
この家に来るのは…20年ぶり、くらいだろうか
建物は建て替わっていて新しくなっている
はぁ…できればここには来たくなかったんだけど
『おい…どういうつもりだ』
❨こうでもしないとここには来ないだろう?
唯くんは、凛と母さんについていてくれている❩
『……』
❨どこへ行く❩
『ゆいを連れて帰る』
❨待て お前もそろそろ家庭を持つのだろう?
少しは母さんのことを考えてもいい頃じゃないのか❩
『…』
❨昔のことを今すぐに許せ、無かったことにしろとは言わん
唯くんとのこれからのためにも…心の荷を少し降ろしたらどうだ
彼女は、母さんの話を聞いて泣いていたんだ
お前の家族だから大事だ、と そう言っていた❩
『ゆいが…』
❨彼女はお前を家族ごと支えるつもりでいてくれているようだが…お前は、どうするつもりなんだ?❩
『とにかく…ゆいのところに行く』
❨…❩
『ゆい!』
「あ!洋平さん!おかえりなさい!」
『あ、あぁ…ただいま…』
「今ね!お母さんと凛さんにお料理を教えていただいてたの!さ!お腹すいたでしょ?みんな洋平さんを待ってたの!食べましょ!」
『ゆい…』
{…洋平…}
『…ご無沙汰しています 母さん』
{よく来てくれたわね…唯さんが、手伝ってくれたの
さ、お座りなさい}
『…はい』
…10年振りに会った母は、あの頃より小さく見えた
俺が大人になったからとか、母が歳をとったからというよりかは、
なんだろう…丸くなった、のだろうか
あの頃のことはあまり思い出したくないが…
そこから、みんなで食事をして…
ゆいと田辺さんが明るくしてくれていたから、
母もうれしそうにしていた
『そろそろ帰るよ 母さん』
{そう…気をつけて帰りなさい
唯さん、ありがとう 突然ごめんなさいね}
「お母さん…こちらこそありがとうございます
お料理おいしかったです!また教えてくださいね
お兄さん、凛さん 結婚式楽しみにしてます!」
はいはーい!また連絡するからねー!
❨車で送ろう 乗ってくれ❩
『…頼む ありがとう』
「ありがとうございます!お兄さん」
【自宅前】
❨唯くん、今日は突然連れてきたのにありがとう
すまなかったね❩
「いえ、お母さんにお会いできてよかったです!」
『…』
(小声)❨申し訳ないが、洋平のフォローを頼みます❩
「まかせてください お兄さん」
❨じゃあ、またな 2人とも❩
「ありがとうございます!失礼します」
『助かった ありがとう…』
【自宅】
「ただいまー」
『ゆい、ありがとな』
「ん?なんです?」
『いや、急に連れて行かれて驚いたろ?それなのに嫌な顔ひとつせず、あの家で俺が来るのを待っててくれたからな』
「洋平さんのご家族ですから 私の家族ですよ?
洋平さんだって、私の両親を大事にしてくれてるでしょう?それと一緒ですから」
『…!そ、そうか…うん』
「私には洋平さんに今まで何があったのか、
洋平さんのご家族に対する胸のうちはわかりません すべてを聞き出したいとも思っていません
でも、でもね?
これからのことは、そばで支えたいから」
『ゆい…』
本当に…強い子だな…ゆいは…ありがたいよ
【高柳家・田辺家 結婚式当日 控室】
「洋平さん!見て見てー!髪型もメイクもこの間みたいに可愛くしていただいたの!」
あぁ…やっぱり可愛い…
他のやつに見せたくないぞ…
あー可愛い 俺のゆい…いつも可愛いけど…
今日もほんとに…
『可愛い!あっ…写真!!写真撮らせてくれ!』
「洋平さんったら…一緒に撮っていただきましょうか」
『あ…(咳払い)お願いします』
お付きの人に頼んで撮ってもらった
「洋平さんのスーツもかっこいいです…
はぅー好き…」
『こ、こら、ゆい…照れるぞ』
「だってぇーかっこいいんですもん!…離れちゃだめですよ…」
『え?なんで?』
「女性たちが狙っています…」
『…ゆいもな』
「え?」
…知らない男たちがすげー見てるんだよ…
俺のゆいだからな…!
「あの、洋平さん?」
『え?どうした?』
「…お顔が少し怖いですよ?結婚式なんですから
笑顔を見せてください」
『そ、そうか?』
「洋平さんっ にこーっ」
『うん!』
あー可愛い…このまま連れて帰りたい
他の男たちなんかに見せたくねぇ…
だめだ…ゆいの顔見てたらでれっとしてしまうな
【自宅】
結婚式も、披露宴も無事に終わった
ゆいはとなりで感動しっぱなしだったなぁ
凛ちゃんと写真を撮ってきゃっきゃしていたが…
それをにやにやしながら見てる野郎たちを見ながら
俺たち兄弟が睨んで散らすという構図が出来上がっていた
あの強面(兄)もヤキモチ妬きなのか…
似たところがあって驚いたけど、
ゆいと凛ちゃんが楽しそうでよかった
よし…これからのこと、話すぞ…
『なぁ、ゆい』
「はい?」
『俺たちも結婚式あげような』
「ふふ、はい…」
『2人だけでもいいよなー』
「洋平さん…」
『他のやつに見せたくねぇ』
「洋平さん…お顔が、怖いですよー」
『はは 俺は嫉妬深いんだ』
「ふふ」
『でもさ…』
「ん?」
『子ども…はさ 少し、待ってほしい…
俺が…父親ってのになれるのか、自信がないんだ…』
「洋平さん…」
『大事だからこそ、ちゃんと守ることができるのか…怖いんだ…』
「……はい 大丈夫ですよ」
『…ありがとう ゆい
そろそろ寝るか!明日も仕事だー』
「おやすみなさい…洋平さん…」
『ゆい…おやすみ』
ゆいの寝顔を見ながら、ぼーっと考えていた
子どもができたときのことを…
俺…ちゃんと父親になれるのか…
よく考えておかないとな…
ゆいに負担をかけないように
でも今は、2人だけの生活を堪能したい
ゆいのことを独り占めしていたい…
【唯point of view】
あ…どうしよう 話せなかった…
話さなきゃいけなかったけど…洋平さんの負担になってしまう…
産みたい、なんてわがままなのかな…
でも、私…1人ででも…
【ある日 洋平point of view】
『あ、そういえばさ 今月末の3日間の休みあるだろ?』
「あっ、ありましたね!」
『ホームパーティーしようか!みんな呼んでさ』
「素敵!楽しそう!!」
『俺、みんな呼んどくから ゆいは桜井さんに声かけてあげて!』
「はーい!楽しみー!」
裕貴、拓真、桜だろ…凛ちゃんとー
兄貴は…呼んだらみんな気を遣うだろうからな、却下
ゆいが桜井さんを呼んでくれるからー
人数的にもちょうどいいか
ピザとかテイクアウトしてーサラダはゆいが作ってくれるから、パスタは俺が作るか
飲み物とお菓子なんかは、ゆいがリストアップしてくれてるからな
そういえば、こういうの初めてだなぁ
賑やかで楽しそうだ!
【ホームパーティー当日 唯point of view】
かんぱーーーい!
みんなでホームパーティー
みなさん楽しそうでよかったーうれしい!
『あ、ちょっと飲み物足りなさそうだな…』
「洋平さん、私買ってきます!」
『あ、いや、俺が行くから…』
「大丈夫ですよ!まだそんなに暗くないですし
すぐそこですから!
洋平さんはお料理をお願いします!」
『そうか?じゃあ…頼むな、気をつけてくれよ?』
「はい!行ってきます」
{あ!!お姉さん!
ちょっと道を教えてほしいんだよーお願い!!}
「それは大変ですね!どちらまでですか?」
{ありがとうーお姉さん 地図が車にあるから乗ってもらえるー?こっちこっち}
「あ、はい!わかりま…」
❴あらぁ?道がわからないなら、唯ちゃんより詳しいわたしが行くわよぉ!ね?お兄さん♪❵
「拓真さん!」
{あ、いや、えっと…俺はお姉さんに…}
"ぐいっ"(耳元で)❴親友の大事な人に手ー出されたら困るんだ…俺、手加減できねぇけど…たっっっぷり可愛がってあげようか?❵
{……も、もうわかりましたからっ!}
「あ、あれ!?行っちゃった!?」
❴なんか道は分かったんですって!
ほらほら、唯ちゃん行きましょう♪メモこれね?
やだ、こんなにたくさん買うつもりだったの!?
わたしが持つから!行くわよー!❵
「あっ拓真さん!そんな、私が…」
❴なぁ、唯ちゃん…重い物持ったらだめだろう?
こういうときは男が行けばいいんだから、遠慮せず俺たちに言うんだぞ❵
「…え、どうして…」
❴姉妹が多いのよぉ、わたし
唯ちゃん最近いつもスニーカーだし、ゆるっとした服を着てるわね この間は食べてたのに、さっきは生ハムを避けてたでしょ 見てればわかるわぁ❵
「あの…拓真さん…洋平さんには言わないでもらえますか…?」
❴えっ!洋ちゃんに言ってないの!?唯ちゃん…❵
「…洋平さんの負担になりたくないんです…」
❴唯ちゃんの気持ちはわからなくはないわ
洋ちゃんの家庭の事情も、少しは知ってるから…
でもね、後から知らされる方が傷つくと思わない?❵
「…あ…!」
❴大丈夫…洋ちゃんはね、やるときはやる男よ
信じてあげて 何かあったらわたしたちもいるんだから…1人で悩んだらだめよ♪❵
「…はい、ありがとうございます 拓真さん…」
❴あなたは何でも1人で背負い込もうとするから…
周りをどんどん頼ればいいのよっ!
さっ!買い物しちゃいましょ♪❵
「ありがとうございます!」
そのあと拓真さんが、飲み物を持ってくれたんだけど、すごいなぁ…あんなにあるのに片手で軽々と…
❴ただいまぁ 唯ちゃん迎えに行ってきたわよぉ❵
❲たっくん!ゆいのことありがと おかえりなさい!❳
「ただいまーお待たせしました」
『悪かったな、拓真もゆいも 重かったろ』
「ううん、拓真さんが全部持ってくれたの…
ありがとうございます、拓真さん!」
『そうだったのか ありがとうな、拓真』
❴この筋肉は飾りじゃねーぞってね!❵
❲かっこいい… たっくん!
ゆいー!おかえり!❳
「紬ちゃん、ただいまぁ」
❲ねぇ、こっちこっち!これおいしいんだよー
チーフが作ってくれたやつ!❳
「ほんと!?今行くー!」
みんなでたくさん笑って、楽しかったぁ
あとで洋平さんに…ちゃんと話そう
【洋平point of view】
❴ねぇ、洋ちゃん ちょっといい?❵
『ん?どうした?』
❴唯ちゃん、ナンパに気づかないで車に乗り込もうとしてたのよ 特に暗くなったら1人で外に出さない方がいいわね❵
『な、なにーー!?』
❴しーーーっ!道案内してほしいってのを信じちゃったのよ 怒らないであげて❵
『そうか…まったく…心配かけた すまんな』
❴あと…❵
『ん?』
❴いや、いいわ 優しい子だから 守ってあげてね
わかってるでしょうけど❵
『あ、あぁ…』
なんだ…?何かあったのか…?
たしかに、最近ゆいはぼーっとしてることがあるけど…悩み事でもあるのか?
…まさか、拓真には話してるのか!?
あとで聞いてみようかな
話してくれるといいけど…
[あーそういえば 俺たち、結婚することになったからさ]
《ちょっと今さらな気がして恥ずかしいけれど…》
「わぁ…平澤チーフ、金井さん!おめでとうございます!!」
『そうか、よかったな…おめでとう!2人とも』
❴おめでたいわねぇー♪俺達も付き合ってるんだー
な?紬?❵
❲はい!❳
「紬ちゃん…よかったねぇっ…」
❲ゆいーありがとっ❳
❴キューピッドありがとうね、唯ちゃん!❵
「拓真さん…紬ちゃんをよろしくお願いします」
❴えぇ、まかせといて!❵
[そうだよな、ノンケなんだよな…忘れてたぜ]
《仲良くね 拓真 桜井さん》
そのあと、光が行かないなら行かないと断ってきていた凛ちゃんが仕事終わりに顔を出してくれて、
みんなと挨拶して帰っていった
光が車で送ってくれたようだ
ゆいが、凛ちゃんが来れないって聞いて寂しがってたから、よろこんでいて良かった…
今もとても楽しそうにしてるけど
ゆい、何があったんだよ…話してくれるだろうか
みんなが片付けをしてくれたおかげで、早く部屋が片付いた
その後駅まで見送って、少しゆいと外を歩くことにした
『なぁ、ゆい?
俺になにか話したいことがあるんじゃないのか?』
びっくりした顔でこちらを見るゆいの目には
涙がたまっているように見えた
「洋平さん…」
『…言いたくないか?』
「ううん…あの…」
『うん』
「子どもが…できました…産んでも…いいですか?」
…ん?子ども…?ナンパの話とかじゃなくて…?
え?子ども…子ども!?!?!!!
『ほんとか!?俺とゆいの…!やったぞ!!
いつわかったんだ?』
「3週間前にはわかってたんですけど…話すのが遅くなってごめんなさい」
『謝るのは俺の方だ あんな話した後だもんな…1人で悩ませたな ごめん
あ、産んでくれるってことでいいんだよな?』
「はい…!」
『体調は大丈夫なのか?』
「はい、今のところは全然…」
『あぁっ!!さっき重いもの買い物行かせてごめん!これからは気をつけるから!』
「あ、いえ!結局拓真さんが手伝ってくださったから大丈夫ですよ」
『あーだから拓真のやつ…あとでお礼言わないと
あ!次の病院はいつだ?俺も行く
男の子かな、女の子かな!?名前…考えような!
あ!ご両親にご挨拶に行かないとな…
あ!籍、早く入れなきゃな』
「洋平さん…ありがとう…!こんなによろこんでもらえるなんて…」
『俺がよろこばないわけがないだろう?
ゆいの子だぞ 可愛いに決まってるからな』
「…!ありがとう!」
『ほらほら、泣かない泣かない…
これからは、ゆいは自分の体調のことだけ考えてくれ』
「ありがとう…洋平さん」
俺とゆいの子が…
…よく考えたらできないわけないんだよな…
あんだけ…なぁ…
ちょっと恥ずかしくなってきたぞ…
それでも、あんなに不安だったはずなのに
いざ子どもができたとゆいから聞いたとき
本当にうれしかったんだ
俺に家族ができるんだな…
そうだ…ゆいだけでも心強いのに、俺の子だぞ…
最強じゃないか…!!
まだ2日休みがある…
できることはしておきたい
ゆいが安心して子どもを産めるように
そばで支えて準備して 一緒に親になるんだ…
【唯point of view】
どうしてすぐに話さなかったんだろう
私は今まで洋平さんの何を見てきたの…?
あんなによろこんでくれて…
1人でも産みたいなんて…
洋平さんを傷つけるところだった…
拓真さん、大事なことを教えてくれてありがとうございます
私、本当にみなさんに支えてもらってるんだなぁ…
もちろん、洋平さんにも
これからは母になるんだもの
洋平さんと一緒に頑張る
『お父さん!お母さん!ゆいさんと…結婚させていただけませんか!!』
洋平さんが説明してくれた
子どもができたこと
お店で働きやすいように調整してくれること
両親も想定より少し早いけど孫ができる!とよろこんでくれた
洋平さんのご実家にもご挨拶に伺って、みなさんよろこんでくれて…お母さんも凛さんも泣いてよろこんでくれたの…うれしかったぁ…!
「洋平さん…」
『どうした?体調はどうだ?』
「大丈夫!…こんなに幸せでいいんでしょうか?」
『何言ってるんだ まだまだ、これからだよ
俺たちは…そうだろ?』
「…はい!」
【2年後】
{パパーママー、はい!どうぞ/どうじょ}
『みさき、かいと ありがとうな』
「ふたりともじょうずよ、ありがとう」
{おめでとうー!洋平!ゆいちゃーん!}
今日は私たちの結婚式
仲良くしてくださっているみなさんが来てくれて
それに…洋平さんと、
私たちのかけがえのない子どもたちも一緒に
今ここに立てている私は幸せ者です
[それにしても、洋平のやつデレデレしてやがんな
それに一気に2人の子持ちになるなんてなー]
《双子だなんて…やるわね…唯ちゃん…》
[なぁ…]
《ん?なに?》
[俺たちも子ども作るか!]
《ばか!声が大きいわよ!》
[へいへい]
《実はね…もう、いるのよ♪》
[なに!?やったな!!桜!!]
《きゃあ!裕貴!転んだらどうするのよー》
[愛してるぞ、桜 お腹の中の子も]
《…あたしも…愛してるわ 裕貴》
❴紬、ほらハンカチ❵
❲たっくん…ありがとぉ ゆい…綺麗!うれしいー
双子ちゃんもかわいいっ♪❳
❴俺たちも…結婚しような❵
❲うんっ!和装がいいなぁ たっくん似合うよ!絶対❳
❴そうか?俺は紬のウェディングドレスも見たいな❵
❲…両方着てもいい?❳
❴そうするといいよ 結婚式は女の子が輝く場所だ❵
❲ありがとぉ!たっくん!❳
「紬ちゃーん!」
❲え?❳
「ブーケ、行くよーっ!」
❲わぁ♪うれしいっ!たっくん、見て!
ゆい!ありがとう!❳
❴紬、よかったな!❵
<光っ!唯ちゃんが、可愛いすぎる!
子どもたちもかーわいいー!
また大きくなったわね!>
❨俺は…凛しか見てないけどな❩
<もぉ、知ってる!>
❨はは 凛には敵わないなぁ❩
『みんなも幸せそうでうれしいよな』
「そうですね 私たちも負けてられませんね!」
『お!言ったなー?よし!俺、今日も頑張っちゃおうかなー』
「…えっち」
『!?!!ゆいーー可愛い…』
「もう、洋平さんってば…ふにゃふにゃしちゃって」
『俺の、俺だけのゆいだからな』
「はい!もちろんです」
{パパ!わたしもー!/ぼくもー!}
『おまえたちも、パパのだいじなかぞくだぞー』
{きゃーっ/わーっ}
「しあわせ…」
"パシャッ"
私の大事な大事な…たからもの
これからもずっと…
タイトル〘Notre histoire〙
訳:わたしたちの物語
Fin…
こちらの記事はnote様で同一名義にて投稿しております。
再編集して投稿しております。




