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透明なうた  作者: 檸檬
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6/10

透明な夢

僕は今夜もあなたの夢をみています


今までも、これからも


僕を暖かな眼差しで包んでくれた


僕はあなたに育てられて


獰猛なライオンじゃなくて少しは優しいライオンになれたかな


あなたに教わった心を頼りに


頑張りました、少し褒めてほしいな


サーカス団では楽しい思い出が沢山できました


けれど、夜になるとあなたの夢をみてしまいました


あなたのもとへ、飛び出して、走ってゆきたくなるのです


けれど、夜に見るわたしの姿が恐ろしいので


みんな驚きました、


みんなの安らかな睡眠を遮ってしまったから


だから、きっと、あなたの元へ行く度に


監視の銃声が響くんだ 平安の為に、仕方ないんだろう


けれど 僕はもう、最後になってもいいと


思ったんだ、、あなたの声が小さくなるから


だから もう、最後はきっと 


あなたの元へ、意識レベルで振れながら


辿りつく夢を、、最期にみたいんだ


いい夢だったなって 


ふたりで笑ってたよ


いい夢だったんだ、本当に




───────────────────────


やなせたかしさんの作品で一番好きな

【優しいライオン】という絵本からオマージュしました。犬に育てられたライオンの話です。

ネタバレ構わないならと投稿しましたm(__)m

今日一日どうしてもこの絵本が頭を離れなかった。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
冒頭から印象的で、まるで一つの童話のようだと思ったら、あとがきを読ませていただき、その理由がとても伝わってきました。 あたたかな眼差しに包まれながら、心を教わり、育った優しいライオン。けれど、その姿…
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