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サラリーマン×OLさんの現代恋愛もの

それを彼女は知る由もない

作者:志野まつこ
耳触りの良い敬語の紳士風でありながら、どこか一癖ありそうな彼は年上の余裕を持って近付いたつもりだった。彼は思う。「あんな個性的な車に乗ってる人が一筋縄でいくわけがなかった」
一見クールでシビアでしっかり者風でありながら休日は引きこもりがちで、オタクとまでは言わないけど何かとマニアックに自由に生きる彼女は言う。「あんなイケメンの優良物件が一人って何かあるだろうとは思ったけど、そう来たか」
利害の一致か、需要と供給か。実は求める条件がピタリと合致している二人の、すんなり行きそうで、なぜかそうも行かない物語。
7、手ぬぐいと腕時計
2016/07/07 07:00
14、ご飯行きましょう
2016/07/21 07:00
19、ご飯食べに来ませんか
2016/08/06 07:00
24、願ったりかなったりです
2016/08/16 07:00
29、本当にもってこの人は!
2016/08/26 07:00
31、ある休日の昼下がり
2016/08/31 07:00
32、2度目の秋
2016/09/02 07:00
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