第3話 初めての限界
ダンジョンの奥へと進んでいた健はスライムを新たな力の散弾と蹴りで100匹ぐらいを倒していた。するとスライムはなにかを落とした。
「お!ドロップアイテムか!」
スライムが落としたのは瓶に入った液体だった。
「確かスライムが落とすのは回復ポーションだったはず。売れば1万円になったはずだ。俺にはステータス強奪があるから回復はそれで済むわけだしな。」
健はそろそろダンジョンから出ようと考えていた。
スライム退治に精をだして張り切っていたからか体内時計ではもう昼過ぎぐらいになっているだろう。
安全地帯を横切り、健はダンジョンの外へ出ていた。
そして、ロッカーから荷物を取り出した後、ドロップアイテムと探索者カードをダンジョン協会の受付へと提出し、買取をお願いすることにした。
「おお!これが自分で得たお金か。とりあえず飯だな。」
健は受付で現金1万円を受け取り、近くのコンビニへと向かっていた。
「お金を得ても貧乏性は抜けないな。」
健は近くのコンビニへ寄り、ベンチに座ってご飯を食べていた。
「そうだ。ステータスを確認しとこ。」
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山本 健 (やまもと たける)
レベル:2
生命力 10▶︎13(+300)
魔力 7▶︎10
知力 7▶︎9
腕力6▶︎8
脚力 8▶︎11(+200)
運 5▶︎7(+100)
スキル 散弾 物理耐性
ユニークスキル ステータス強奪
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「お!レベル1あがってる!数値も一気に稼いだけど、途中から100匹以上は倒したはず。伸びてないってことはスライムじゃもう成長できないのか?試して無理なら次の魔物を倒しにいかないと。」
健はコンビニの飯を食べ終わると、コンビニのゴミ箱へゴミを捨て、再びダンジョンへ向かった。
ダンジョン前の受付へ向かい、探索者カードを提示。荷物をロッカーへと預けてダンジョンに足を踏み入れる。
「よし!実験だ。でてこいスライムよ!」
そういうとスライムは都合よく奥から出てきた。
「いくぜ!スライムキック!」
健はスライムを見つけたそばからすぐに蹴りで倒した。
そしてすぐにステータスを確認したが、数値が伸びることはなかった。
「やっぱこれ以上はスライムで成長できないってことだよな。じゃあ、ボス戦いいくしかない!って言いたいところだけどそういえば装備せずに来てたの忘れてた。一旦、外に出るか。」
健はダンジョンの外へと戻り、防具と武器を買いに戻った。
銃刀法違反というのがあるが、探索者は特例で所持を許可されていた。警察に聞かれても探索者カードを見せれば見逃してもらえるのだ。
しかし、周りから見えないようにしないといけないため、剣なんかはゴルフバッグに入れて持ち歩く人が多い。
健はダンジョン装備を整えるため、装備店へと向かっていた。




