前へ目次 次へ PR 17/31 メタルキス間話4 メタルキス間話4 (少年がひとり泣いている…涙が枯れてきたのか、すすり泣きになっている。 時折、「あのとき、あんなことさえ言ってなければ…、ごめん…」と、また謝罪と後悔の言葉を、呪文のように繰り返している。 少年は顔を上げた。一瞬、そこに何かを見た。 でもやっぱり、その「何か」が消えてしまうと、また天を仰ぎながら、すすり泣きをあげるのだった。 やっぱり、まわりには何もない。 まわりには何もない。 まわりには何もない。 何も感じることはできない。)