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虹髪とトリックスターのナイショ話

※リンちゃんサマがまだ実兄(カイザル)にツンギレ燃し燃し期だった頃の話

アンナ「ねぇ、アウローラ。カイザルさんってさ、確か前に、自分のことは好きに呼べばいい的なこと言ってたじゃん?」


アウローラ「? ええと、草間さまを見送った日のことよね? 皆で会いに行って…そういえばリンの呼び方もあの日から変わったわね?」


アンナ「せやね。まぁうっかりカイゼリンって前みたいに呼びかけちゃっても、あの娘(こ)フツーに流してくれたけども」


アウローラ「基本的には呼び名にこだわりはないそうよ」


アンナ「なんて呼ばれようと知ったこっちゃないって言ってたもんね。

 …ねぇ」


アウローラ「イヤな予感。アンナ、まさかと思うけ」


真顔アンナ「カイザルさんってさ。本っっ当に、あたしらが好き放題に呼んだとしても、怒らずにいてくれると思う?」


アウローラ「(絶句)」


アンナ「例えばセクシーダンディカイザルンとか」


アウローラ「?!」


アンナ「仁義なき夜の帝王。母国(ツァウヴァーン)俠客伝(アウトレージ)。あ。デーモンキングゴッドファーザーとか? ん? 女神の場合もゴッドであってる?」


アウローラ「…(淑女の微笑み)」


察しアンナ「あ。把握(なるほど)。怒りはしないけど嬉々と仕返ししてくるって感じか。リョーカイやめとこ」


遠い目アウローラ「…それが賢明だと思うわ…ええ」

アンナ「ちなどんな仕返しされるんだろ? なんか知ってる? アウローラ」


アウローラ「…。…個人情報…かしらね。黙秘するわ」


察しアンナ「それもそう。自重します。ハイ」

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