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宣言
2話目です!軽めなので是非とも読んでください
皇帝暦1928年。ワイント帝国。
かつて栄華を極めたこの国は今、腐敗した特権階級による搾取と、隣国との戦火によって、崩壊の淵に立たされていた。
民衆が集まる広場。泥を啜るような生活に疲れ果てた群衆を前に、私は演説台に立つ。
ここからが私の、本当の意味での「国造り」の始まりだ。
「国民の皆々様! 私はここに、断固たる改革を宣言する!」
私の声が、魔法の拡声器を通じて広場に響き渡る。呆然と顔を上げる民衆、そして背後で顔をこわばらせる旧体制の役人たち。その視線を全身で受け止めながら、私は言葉を紡ぐ。
「これまで、意味なき儀礼と無道な搾取が、諸君らの生活を蝕んできた。だが、その時代は今日、この瞬間をもって終わる! 私はこの手で、腐りきった害悪を葬り去る。帝王を中心に、民が主役となって動く、真に強靭な国家を築き上げようではないか!」
長い道のりだった。だが、全ては今ここから始まる。
剣ではなく言葉で、私はこの乱世を、この帝国を、根底から塗り替えてやる。
読んでくださりありがとうございました!(´▽`)
次回も楽しみにしてて!




