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深層転生〜最強種が俺だけに懐く〜  作者: 杏城紗里奈
仲間と最強種の旅路

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7/9

異端の集い

まず目に止まったのは、もこもことしたしっぽに耳。それに力強さのあるたたずまい。獣人だ。俺より少し年上に見える。背中に背負った、くるりと反った刃の剣からして、ただ者じゃない。剣の達人  そう直感した。

次に目に入ったのはギャル。場違いなほど軽そうな見た目なのに、なぜか目が離せない。何の特性を持っているのかは分からないが、纏っている空気が俺とはまるで違う。底が見えない、そんな感じだ。

そして最後に、ひときわ異様な存在がいた。

この世の終わりみたいな顔をした男。生気がなく、立っているだけなのに周囲の空気が重くなる。悪魔の特性 おそらく間違いない。負のオーラが、まるで生き物のように身体に絡みついていた。

……なんだよ、このメンバー。

「ここ、本当に初心者向けの依頼だよな?」

思わずそう呟くと、受付嬢はにこりと笑ったまま答える。

「ええ。パーティー人数が足りない方同士、ちょうどよかったんです」

よくねえだろ。

内心でツッコミながら、俺はもう一度三人を見渡した。

どう考えても、普通じゃない。

だが同時に、胸の奥が少しだけ高鳴る。

(面白くなりそうだ)

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