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歪む世界  作者: り太
3/4

第2話 自殺サイト

あれから何時間かたってもう時間は深夜になっていた。

しかし雄二はさっきのメールが頭から離れなかった。

「自殺・・・・か。」

死んだらどんな世界に行くんだろうか。

死んだらどんな道を歩くんだろうか。

死は怖いけど、こんな無駄な毎日を生きているくらいならいっそ―――。


パッとベッドから起き上がり雄二はPCを開いた。

メールボックスを開き、さっき見たメールをマジマジと見た。

【一緒に自殺しませんか?】

ただ、ちょっと見るだけだ。そう自分に言い聞かせて

そこに貼り付けられているサイトをクリックした。


サイトを開くとそこは黒の背景に掲示板しかないサイトだった。

掲示板をクリックすると色々な書き込みがあった。

【37歳の男です。妻と別れて生きていく気力がなくなりました。

でも、一人で死ぬのは怖いです。誰か一緒に死にませんか?】

【誰か一緒に自殺しませんか〜〜?書き込み待ってます☆】

そんなような書き込みが何件も何件もあった。

世の中にはこんなにも死にたがってる人間がいるのか。

明るい笑顔で生きている俺の周りの人々。

死にたがってる人間なんていないと思ってた。

でも、自分と似たような考えを持っている奴等がいて

そいつらはみな死にたがってる。

少しだけ世界が明るくなった気がした。


それから時間が過ぎて書き込みが雄二はほとんど見終わった。

さすがにもうそろそろ眠い・・・。

寝るかな。そう思った矢先だった。新しい書き込みが一件入った。

そして雄二はその書き込みに目が釘付けになった。

【私は22歳の女です。きっと私のような人間はこの地球上に数人しかいないでしょう。

今を偽って生きています。誰も彼も、必要のない人間にしか思えません。

私の周りは誰も彼も平等だとは思えません。だから殺そうと思っています。

ここにいる人はみんな死にたがっているんですね?

必要のある人間なんて極少数しかいません。もし死にたがってるなら私が殺してあげます。

本当に死にたいなら明日の夜、私が指定する場所に来てください。

みんな、みんなこの世には必要のない人間です。だったら私が人数を減らしてあげます。

メールをください。待ってます。】

ゾッと寒気がした。

「何だこいつ・・・・。」

普通じゃない。そうとしか思えない書き込みだった。

自殺サイトに殺人予告?

しかも22歳の女って、どんな女だよ・・・?

「・・・考えには共感できるけどな。」

その書き込みの内容は雄二が心に秘めていることとほぼ同じだったのだ。

自分のような人間は極少数しか存在しない。

人間なんて必要ない。

さすがに周りの人間を殺そうとは思わなかったが、

その書き込みは雄二の心を釘付けにした。

自分と同じような考えを持った人間が一人、ここにいた。


一体どんな奴なんだ?俺と似た考えをもった人間。

明日本当に殺人を犯すのだろうか。

気になってしょうがなかった。

この女に会ってみたい。

ただ、それだけで雄二はメールを送っていた。

「場所を教えてください。」

少し時間がたつと雄二のメールボックスに新着メールが届いていた。

久しぶりの更新です。

そろそろ物語動き始めちゃいます。


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