表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/48

39.【街ブラデート】

翌朝、柔らかい……

なんとか俺の理性の防波堤は仕事したらしい。


それでも俺の本能は腕の中に収まる155cmのいい匂いがする柔らかい物体には抗えない。


その芽依は目を覚ましているもののお冠だった。


どうやら手を出されることを期待してたらしい。


「ヘタレ!」


最初の一言がコレである。

しゃあないから、パジャマの上から抱きしめてやる。

クッソ……拷問だぞ、コレ。


「ガマンしなきゃいいのに?」


そう言ってまた挑発してくる。

もう許して。


「お前に手を出したら親父と義母(かあ)さんになんて言い訳すんだよ!」

「えー、二人とも反対しないと思うよ?」


「まあ、取り敢えず一晩平気だったな。後で学校に行って通学の件を話して来ないと……」

「ねえ、お義兄(にい)ちゃん。

今日、土曜日だから先生いないと思うけど?」


あう。ここんとこずっと芽依に合わせて自宅にいたから曜日感覚がズレてやがる。

その点、リモートでも授業で時間割がきまってる芽依のほうがしっかりしてたようだ。


「じゃあ、今日は二人で出掛けるか?」

「ホント!やったぁ」

「こら芽依!パジャマで抱き着いてくるんじゃない。

俺の理性だっていつまでも持つワケじゃないんだぞ!」


『芽依、「ヘタレ」の他に「意気地なし」と「朴念仁」を隼人の属性に追加することを推奨します』


Twinsは相変わらず、俺に辛辣だ。

そのくせ俺が義妹(いもうと)に手を出したりした日にゃここぞと責めてくるのが目に見えてる。


『隼人、ナニを当たり前な事考えてるんですか?』


どっちしても俺が責められるのは当たり前なのかよ。



なんとなく街をブラブラ。

特に用事もないんだが、しばらく家に籠もっていた芽依にとってはこれでも嬉しいらしい。


「もうすぐクリスマスか……今年は色々あったから早いな」

「ねえお義兄(にい)ちゃん。

推薦も決まったんだしさ。

クリスマスにどっか行きたいなあ」

「うーん、まあご褒美だ。

ドコに行きたい?」

「アレとかどうかな?」


芽依が指差した先には、商店街の福引。

一等が一泊二日の温泉旅行。


「いや、一等なんて当たらないだろ。

それに、ココ。

夏場なら楽しいだろうけど、閑散期の海水浴場じゃん」

「お義兄にいちゃんと一緒でノンビリできれば場所なんてドコでもいいもん」



カランカラン♪


まあ、こういうのお約束だよな。

反応があると励みになります。よろしければブックマークや高評価、リアクション/感想等いただけると嬉しいです。

これからもお付き合いいただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ