表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/48

37.【フラットランド理論】

Reinterpretation of the Mass-Conservation Law and Human Gigantism Phenomena in Massive-Mush-Giant-Syndrome (MMGS) based on High-Dimensional Projection Theory


えーと。


『Massive-Mush-Giant-Syndrome(MMGS)における高次元投影理論に基づく人体巨大化現象と質量保存則の再解釈』


とでも訳せばいいのかな?


なんでだ!

俺が共著になってるし。


"Square-Cube Law" を "Supreme-Cute Law" が上書きするから自重で潰れない、

って俺が芽依を慰めるために持ち出した屁理屈じゃねぇか。


てかこの人はホンキで学会に出すつもりなんだろうか?


「さすがに症例が芽依ちゃんひとりだけだと追試もできないだろ?」


まあ、論文の世界なら当たり前だな。


「だからコレはあくまで仮説さ。

でも……こう考えると、MMGSの質量保存則やエネルギー保存則を無視したかのような振る舞いにも物理的な矛盾なく説明が可能になる」


確かにそうだ。

三次元だけで見てるから辻褄が合ってないだけでもっと高次元まで含めて質量保存則が成り立ってると考えれば矛盾なない。


「それでもあまりに荒唐無稽じゃ……」

「我々三次元の存在には四次元以上を観測する術がないからね。

どうしても荒唐無稽になるのは仕方がないさ」

「つまり芽依は高次元存在になってしまった、ということでしょうか?」

「完全ではないけどね。

芽依ちゃんはまだ40mと155cmを行き来することしかできないだろ?

もしこの仮説が正しければ、逆に豆粒のように小さくなる事も可能なはずだからね」


さらに先生は続ける。


「あくまでこの仮説に従うなら、だけど。

ステージ2というのは高次元存在に至るための準備期間だったとボクは考えてる」


デタラメだ。イヤMMGS絡みでデタラメじゃ無かったことはないか。


「それにしても、結局MMGSってのはなんなんでしょう?」


先生はひと呼吸おいた。


「『我々を高次元存在に進化させる謎キノコ』


こう考えるのが妥当だね」


「先生?

まだ家に籠もってないとダメですか?

アタシ、たぶん外で突然巨大化す(おっきくな)ることはないような気がするんですけど?」


「芽依ちゃんがそう直感してるならたぶん正しいと思う。

でも、外で騒ぎになったらまた松本の毛根が死ぬから一週間様子を見てからにしようか?」

論文はこちらから読めます。

https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/3654692/


・読まなくてもストーリーには影響ありません

・もちろん科学的根拠のないファンタジー論文です


反応があると励みになります。よろしければブックマークや高評価、リアクション/感想等いただけると嬉しいです。

これからもお付き合いいただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ