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27.【トリガー不明】

目が覚めると()()()()()寝ていた。


なんだかとても柔らかいモノの上にいるようだ?


ぐにゅっ


「きゃーーっ、お義兄(にい)ちゃんの変態っ」


バチンっ


解せぬ。


改めて状況を整理する。


どうやら巨大化した芽依の谷間で眠ってしまったらしい。


芽依もそのまま寝落ちたようで寝ている間に巨大化が解消、芽依は小さくなる。

芽依が着ていた水着も同期して小さくなる。

でも水着の中に突っ込まれていた俺が小さくなるわけではない。


結果水着の縮小に合わせて、相対的に俺が大きくなり水着が弾け飛んだ、というワケか。


その弾けた水着は何故か直っていて、離れた場所に落ちてるのがまた解せない。

とにかく、芽依に部屋着を着るように促す。


時計を見ると翌朝だっだ。今日は学校は休ませたほうがいいだろう。

だが、スマホもレジャープールに置きっぱなしだ。


まずはDiscordをパソコンで立ち上げて『職員室』の書き込みを確認する。


高橋先生からは、今日の昼にはここに来てくれるとの連絡があった。


松本さんからも連絡があって昨日のウチに荷物の回収は済ませてくれたそうだ。


まずは、いったん元のサイズに戻れたことを報告する。


あとは、ほぼ無理な隠蔽工作だか……


高橋先生から動画サイトのURLが送られている。

イヤな予感しかしねぇ。


芽依が戻ってきたので、折角だから500インチモニタで二人で見た。


例の有名ゲームキャラの生首解説だったよ。。。


『今日は、最新式の避難訓練システムを紹介するぜ』

『日ごろの訓練って大事よね。どんな訓練なのかしら?』

『ホログラムで巨大怪獣を本物のように見せたり出来るんだぜ』

『怪獣じゃなくて可愛い女の子じゃない?』

『デモだからな』

『でも。これ凄くリアルね?』

『デモだけにな』

『ダジャレじゃないのよ?』

『じゃあ今日も……』

『『ゆっくりしていってね』』


動画の中では、パリの凱旋門から胸の上が覗く金髪ショートのセクシービキニが『新開発のホログラム』として紹介されてた。


前回の『あえてAIと分かる』デキと違い、どう見ても本物にしか見えない。


ホントに何者なんだ?あの先生。


ありあわせの食材で朝ごはんを作る。

その間に芽依にはシャワーを浴びさせた。昨日のプールからそのままだったからなあ。


風呂から上がってから外出できるカッコに着替えさせた。

高橋先生のところに出かける可能性があるからな。


そうしてから二人で朝食を食べる。


そしてその食後、俺はまた巨大化した芽依の前で頭を抱えるハメになった。

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